ブラジルでは10月に総選挙が行われる。出馬予定の閣僚は4月7日までに辞任しなければならないため、内閣改造の準備が進んでいる。現在、空席になることが有力なのは、科技省、教育省、スポーツ省、観光省、保健省だ。また、労働省のように、前大臣が職を返上し、省幹部職員が代行しているポストもある。 ミシェル・テメル大統領(民主運動・MDB ...
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《ブラジル》黄熱病の死者300人に=サンパウロ市動物園14日に再開
17年7月から3月13日までの黄熱病感染者は920人で、内300人が死亡したと、保健省が14日に発表した。 この数字は、各州保健局からの報告をまとめたもので、同病感染が疑われた3483人の内、1794人は感染していなかった。769人はまだ検査中だ。 州別の患者数は、ミナス州415人(死者130人)、サンパウロ州376人(1 ...
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14日夜以降、「マリエーレ・ショック」に襲われている最中のブラジル。国内ニュースはこの件でほぼ独占状態だが、それにしても、国民がこれほどに一致団結して抗議活動を行うのはジウマ大統領の罷免前以来ではないだろうか。不人気なテメル政権やルーラ元大統領の裁判結果に対しても、国民の反応は思ったほど盛り上がらなかったが、この予期せぬ殺人事 ...
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JICAボリビア通信「高いところから失礼します!!」20号では、興味深い「謎解き」をしている。《ボリビアには、夜になると開店(出現)する屋台「アンティクーチョ」屋さんがあります。アンティクーチョとは、牛の心臓、つまりハツを串刺しにして炭火で焼いたものです。そのハツに辛いソースを付けて戴くのですが、そのソースの辛さがフライデイナ ...
続きを読む »銃剣とブルドーザー=米軍に美田奪われた伊佐浜移民=(4)=強制接収から2年、ブラジルへ
戦中のことを語る屋良さん サンパウロ市カーザ・ヴェルデ地区在住の伊佐浜移民、屋良朝二(やら・ともじ)さん(78)の一家は戦前、フィリピン・ダバオでマニラ麻の農園に従事していた。戦争が始まると敵性国民として追い立てられ、他の日本人たちとともに避難生活が続いた。まともに食べる物がないなか逃げ回り、みんな足を悪くしたり、病気になった ...
続きを読む »米国保護主義への懸念相次ぐ=サンパウロ市開催の世界経済フォーラムで=「対話が重要」とテメル大統領=来賓ペレは教育の充実訴え
【既報関連】「ミニダヴォス会議」とも呼ばれる、ラテンアメリカ世界経済フォーラムが、13~15日にサンパウロ市で開催された。13日はプレス・オープンのため、事実上の開会となった14日の開会セッションで、ミシェル・テメル大統領(民主運動・MDB)は、米国との鉄鋼・アルミ関税問題に関し、2国間交渉が不調に終わった場合は諸外国と歩調を ...
続きを読む »《ブラジル》ルーラ元大統領=復活祭前に刑務所入りか=最高裁に人身保護令再申請
10月の大統領選再出馬を狙うルーラ元大統領が、4月1日のパスコア(復活祭)前に刑務所に入る可能性があり、同氏弁護団が最高裁に第2審後の刑執行との見解の見直しと人身保護令適用を再申請したと15日付現地紙が報じた。 ルーラ大統領を巡る裁判は、ラヴァ・ジャット作戦絡みで起きた、サンパウロ州グアルジャーの高級三層住宅を巡る収賄と資金 ...
続きを読む »サンパウロ市議会前の抗議活動で混乱=女子教員は流血の事態に
14日、サンパウロ市議会前で市の社会福祉改革に対する抗議活動が起こり、活動に参加した女性が骨折し、流血するなどの騒ぎとなった。15日付現地紙が報じている。 サンパウロ市議会の憲政委員会(CCJ)ではこの日、ジョアン・ドリア市長が提案した、市公務員の社会福祉費負担率引き上げなどを含んだ法案審議が行われ、これを覗こうとした公務員 ...
続きを読む »東西南北
14日夜、ブラジルでは特に女性にとってショッキングな事件が続いた。サンパウロ市議会での抗議活動で暴行を受けて鼻を骨折し、大量の血を流す女性の写真。これがネット上に出回りはじめた矢先に、マリエーレ・リオ市議の衝撃の殺害事件だ。マリエーレ氏が殺された理由は必ずしも女性問題ではないが、それでも、前述の流血した女性のイメージと重なり、 ...
続きを読む »ボウソナーロ下議が訪日=浜松や大泉で熱烈歓迎!=日韓台で教育制度を視察
10月の大統領選挙の候補者としてルーラ元大統領に次ぐ支持率2位につけ、今注目のジャイール・ボウソナーロ下院議員(社会自由党、62)が、「アジア公式ミッション―教育と革新―」として、日、韓、台の3カ国を先月22日から3日にかけて訪問した。これは、教育・技術分野における各国制度の理解を深めることを目的としたもの。在日ブラジル人集住 ...
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