【既報関連】サンパウロ市地下鉄5号線の各駅の開業がまたも延期されたと、14、15日付現地各紙・サイトが報じた。 サンパウロ市南部を西から東へ走り、1号線や2号線に連結する5号線は、完成が度々遅れ、昨年中に完成とされていたエウカリプトス駅は、「1月中」が「カーニバルが終わるまで」と期限が延びていき、今では「2月中の完成、開業」 ...
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デング熱=サンパウロ州での発生率が3倍以上に=デング熱2型にも警戒必要
黄熱病の影に隠れて見逃されているが、サンパウロ州などではデング熱の発生も増えている。 サンパウロ州では、今年1月の最初の3週間(1月1~20日)で、デング熱が疑われるケースが2300件と、674件だった昨年と比べて3倍以上に増えた事が明らかになったと15日付現地各紙・サイトが報じた。 デング熱はサンパウロ州以外にも、アクレ ...
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カーニバル期間中のリオ市の治安は散々だった。以前なら騒動が起こるのは、主に市の中心から離れた北部や西部のファヴェーラ周辺だったが、今年はイパネマやレブロン地区といった比較的安全だった南部の観光地でも集団強盗が頻発した。リオ州のペゾン知事も、「治安維持対策が甘かった」と自分で認めてしまうほど。犯罪者たちとの闘いは、カーニバルが終 ...
続きを読む »■訃報■コロニア歌人 藤田朝壽さん
サンパウロ新聞歌壇や老荘の友で選者を務めていたコロニア歌人・藤田朝壽さん(歌号「藤田朝日子」)が1月4日、スザノ市内病院で老衰のため亡くなっていた。享年93。 藤田さんは、1924年愛知県北字和群日吉村に生まれ、34年渡伯。チエテ移住地に入植し、棉作に従事。49年にはパラナ州ウライ群に移住し、珈琲栽培に従事した後、72年から ...
続きを読む »どこから来たの=大門千夏=(40)
第四章 白い霧の夜 誕生日 「行こう行こう、どこでもいいから高ぁーいレストランに行こう」と、電話の向こうに湿った桃子の声。ハハーン夫婦喧嘩をしたな、と私はさっする。 サンパウロにある一番高いレストランに二人で出かける。体は小さいくせに桃子は食欲旺盛。 「要するに私達夫婦は相性が悪いのよ。あの人医者だから、患者の前だけ愛想が ...
続きを読む »サンパウロ・カーニバル=路上のパレードは大盛況=5月23日大通り使用はヒット企画
2月3日から始まったプレ・カーニバルから、9から13日までの本格的なカーニバル期間で、サンパウロ市で行われたパレードに参加した人々の数は900万人を超えたと、14日にサンパウロ市役所が発表した。 合わせて2千人を超える、打楽器隊、ダンサー、大掛かりな山車がひとまとまりになったものをエスコーラと呼ぶ。 合計20を超えるエスコ ...
続きを読む »《ブラジル》スペシャルグループ・パレード=リオは政治批判で大荒れ=ショッキングな殺人描写も=ベージャに14度目の栄冠=サンパウロ市はタトゥアペ2連覇
9、10日はサンパウロ市で、11、12日はリオ市でスペシャル(SP)グループによるカーニバルのパレードが行われた。サンパウロ市は稀に見る接戦、リオでは前代未聞の政治的パフォーマンスの連続で物議を醸した。10~14日付現地紙が報じている。 サンパウロ市カーニバルは、四つのエスコーラ、アカデミコス・ド・タトゥアペー、モシダーデ・ ...
続きを読む »黄熱病=サンパウロ市でも遂に域内感染発生=海岸部のイタニャエンでも
サンパウロ市保健局とサンパウロ州保健局が9日、サンパウロ市とサンパウロ州海岸部のイタニャエン市で黄熱病の域内感染者が出た事を明らかにしたと10日付現地紙・サイトが報じた。 サンパウロ市の患者は、トレメンベ区に住む29歳の男性で、予防接種も受けないまま、週1回、サンパウロ市北部のカンタレイラ州立公園の近くまで行っていたため、こ ...
続きを読む »《ブラジル》バスの転落事故相次ぐ=サンパウロ州とミナス・ジェライス州で2日連続
13、14日と、ミナス・ジェライス州とサンパウロ州で相次いでバスによる小川への転落事故が起こった。13、14日付現地サイトが報じている。 13日夜、ミナス・ジェライス州ベロ・オリゾンテ市マンゲイラス区で市営バスが小川に落下した。この衝撃で、乗車していた21人のうち、運転手を含む5人が死亡した。生存者の中にも頭蓋骨を骨折した少 ...
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本頁でも報じているとおり、大荒れとなったリオ市のカーニバルだが、少なくともこの10数年間は、ここまで政治的な表現が行われたことはなかったのではないだろうか。これまでに目や耳にした、物議を醸してきたパフォーマンスは、宗教的な表現に関するものが中心で、政治家をここまでこっぴどく攻撃したものは珍しい。軍事政権時代の終わり頃がどうであ ...
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