サンパウロ市中央部には、麻薬常習者が集り、治安も衛生状況も著しく悪い、クラコランジアと呼ばれるエリアがある。 家庭の経済事情からそこで育つ子供もいるが、本来なら、健全に育つために社会から保護されるべき時期に、劣悪な環境にいるために様々な困難を強いられている。 18日の朝、そんな環境で育つ200人ほどの子供たちに、嬉しい訪問 ...
続きを読む »サンパウロ 関連記事
《ブラジル》サッカーのカカーが現役引退を発表=サンパウロ市が生んだ世界最優秀選手
2007年のサッカー世界最優秀選手で、サンパウロ市出身でもあるカカー(35)が17日、現役生活を引退することを発表した。18日付現地紙が報じている。 1982年に連邦直轄区で生まれたカカーことリカルド・イゼクソン・ドス・サントス・レイテは、生後まもなくクイアバに移り、7歳の時にサンパウロ市に移った。呼び名の「カカー」は、彼の ...
続きを読む »人の移動と地域の日本語教育=ジャパンパウスで講演、21日
国際交流基金サンパウロ日本文化センターとサンパウロ州立大学日本語、日本文化、日本文化大学院プログラム共催で、講演会「人の移動と地域の日本語教育―帰国生、帰国・海外子女、移動する子どもとその家族をめぐって―」を、21日午後1から5時まで、ジャパン・ハウスのセミナー・ルーム(Av. Paulista, 52)で開催する。 移住、 ...
続きを読む »日本文化の継承・普及の戦略立案を=《下》
日本文化の継承・普及戦略で、日本に関するポ語情報をSNSやインターネットで大量にばら撒いて若い世代を惹きつけるのを「序」、ジャパン・ハウスや日本語学校、日本文化講座などで学んでもらうのを「破」とした。「破」は一般ブラジル人向けの部分が強いが、日系人向けとして重要なのは移民史料館やサンパウロ人文科学研究所の役割だ。 日系人向け ...
続きを読む »フォルクスワーゲン=ブラジル軍事政権に忠誠尽くした暗い過去=反政府労働者の逮捕などで協力
ドイツに本社を置く自動車大手のフォルクスワーゲンが14日、同社のブラジル支社が、軍事政権下の1964~1985年に、当時のブラジル軍事政権に忠誠を尽くし、反政府的な労働者の逮捕などに協力していたことを認めた。15日付ブラジル国内紙が報じている。 同社がドイツの歴史学者クリストファー・コッパー氏に依頼した調査の報告書は、14日 ...
続きを読む »東西南北
サンパウロ市~パラナ州クリチーバ間をつなぐ高速道として知られるレジス・ビッテンコート高速道の最後の複線化工事が終了し、来週にも正式に使用される見通しだという。この高速道はかねてから交通事故による死者が多い道路として知られていたが、このたび、349キロ~353キロ、356キロ~351キロ間の合計約10キロほどで、複線化工事が終了 ...
続きを読む »《ブラジル》自然と繋がる神職者=沖縄伝統のかみんちゅ=「あなたを探しに来た」=石を通して神と対話
沖縄県伝統の神職者「かみんちゅ(神人)」がサンパウロ市で活動している。2000年に沖縄県の神人に呼ばれ、修行を積んだ長浜ベアトリスさん(49、三世)だ。現在はブラジルをはじめペルーやボリビアなど他南米諸国の人々に「拝み」のやり方を教えたり、人生相談を受けている。 長浜さんは神人になる以前、家族と共に子供服専門店を経営していた ...
続きを読む »援協、ボランティア忘年会=30年に及ぶ奉仕活動を称え
サンパウロ日伯援護協会(与儀昭雄会長)は、日伯友好病院などで使用される枕カバー、シーツなどを縫製するボランティアの謝恩忘年会を、5日、援協本部5階の神内ホールで開催した。 同病院設立以前の87年に活動を開始し、その発展を陰ながら支えてきた。現在、メンバーはおよそ20人。リベルダーデ広場近くに一室を借り、週に一度集って、黙々と ...
続きを読む »サンパウロ州=黄熱病で大量の猿が死ぬ=人間の死者も10人に上る
サンパウロ州では1カ月につき29匹の猿が黄熱病で死んでおり、今年に入ってからの人間の死者も10人いると、14日付現地紙が報じている。 サンパウロ州保健局の発表によると、2016年7月から今年11月までの17カ月間に黄熱病で死んだ猿は501匹に達している。 これは、月平均29匹もの猿が死んでいることになる。その内の74%はカ ...
続きを読む »東西南北
クリスマスが近づき、ショッピング・センターなど様々なところでサンタクロースを見かける機会も増えているが、そんなときに起こるべきことではないことが起きた。10日、サンパウロ州イタチーバでサンタクロースがアメを配っていたところ、途中でアメがなくなったため、9~12歳の子供7人ほどが腹を立てて後を追い、もらったアメや石を投げつけたの ...
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