大門千夏さん(本名は田村三千代、76、広島県)の自伝『どこから来たの』(今年5月刊行)を、本日から6面下の小説欄に掲載開始する。本紙「樹海」コラム11月7日付けでも《型破りな移民女性の爽やかな生きざま》として紹介、今年の「にっけい文芸賞」に見事輝いた作品だ。女性特有の細やかな情感をちりばめつつ、強い意思で異国での人生を切り開い ...
続きを読む »サンパウロ 関連記事
田中慎二画文集「アンデスの風」=サンパウロ市在住 中島 宏
田中慎二さんの新しい書籍「アンデスの風」が出版された。 これは絵画と文章とが同居したスタイルを持つ、ユニークな本である。今まで田中さんは「移民画家・半田知雄・その生涯」と「ブラジル日系美術史」などを執筆されてきたが、いずれもブラジル日系社会において、非常に重要な位置を占める労作である。 それらは、戦前から戦後にかけての、ブ ...
続きを読む »政界の憎まれ役ジュカー上院議員=飛行機内で乗客女性から挑発を受ける
テメル大統領が所属する民主運動党(PMDB)党首のロメロ・ジュカー上院議員が11月29日、飛行機内で通路に現れた乗客女性から挑発されて罵声を浴び、その模様がネットで広まるという出来事があった。 ジュカー氏やPMDBはこのところ、何かと悪役イメージが強い。テメル大統領自身が、「ジウマ前大統領(労働者党・PT)を裏切って罷免して ...
続きを読む »サンパウロ大都市圏=マイリポランで90頭のサルの死体=22頭で黄熱病感染を確認
サンパウロ大都市圏のマイリポラン市では、今年に入ってから90頭のサルの死体が見つかっており、その内の22頭が黄熱病に感染していた事が確認された。 マイリポラン市は大西洋岸森林地帯の中に位置し、住民の多くは日頃から、森の木立の中からサルの声を聞いたり、姿を見たりしていたが、最近は住民達もサルの声を聞かなくなったという。 死体 ...
続きを読む »《ブラジル》国家水資源庁、「水資源動向調査」を発表=13~16年は水被害が深刻化=「ずっと対策を怠ってきたツケ」と専門家
雨不足、干ばつ、大雨による激流や洪水…。ブラジルではこうした災害はつきものだが、過去数年でその規模はより大きくなっていると、1日付現地紙が報じた。 国家水資源庁(ANA)が4年おきにまとめしているレポート、「ブラジル水資源動向」によると、2013年から16年までの4年間で、水害や渇水の被害を受けた人の数は、人口の4分の1以上 ...
続きを読む »サンパウロ市が洪水対策用の主要事業を発表
サンパウロ市のジョアン・ドリア市長とサンパウロ州のジェラウド・アウキミン知事(共に民主社会党・PSDB)は11月29日に、洪水対策工事へ振り分ける資金増強を発表した。 サンパウロ市市役所が発表した主要工事は六つだが、この夏(12月末から来年3月末)の間に完成または部分的に利用可能となるのは二つだけだ。州政府との共同事業四つは ...
続きを読む »東西南北
国民からの支持率と経済への期待感が最悪な中にもかかわらず、GDPは3四半期連続で成長を記録した連邦政府。国民の間では政治や政府への不信感が強く、「よい政府のわけがない」と思い込みたいところかもしれないが、現政権の経済対策の結果は徐々に出てきている。経済状況の好転が2018年も続き、国民もそれを実感し始めれば、世間の評価が変わり ...
続きを読む »サンパウロ市=天皇誕生日、盛大に祝う=両陛下初訪問から50年=皇族ご来伯に高まる期待
23日に84歳を迎える今上陛下のお誕生日を祝して、天皇皇后両陛下の肖像画が常設されるサンパウロ日本移民史料館9階で、祝賀会が1日に開かれた。プロミッソンやドラセナなどサンパウロ州奥地からも慶祝に駆けつけ、日系団体代表者ら約70人が集った。正午からは在聖総領事公邸でも祝賀会が催され、およそ400人が天皇皇后両陛下のご健康を祈った ...
続きを読む »が~まるちょばが来伯公演=連邦区とサンパウロ市で
国際交流基金サンパウロ日本文化センター(洲崎順所長)は、日本のパントマイムアーティスト「が~まるちょば」を招聘し、8、9、10の3日間、ブラジリアとサンパウロ市で公演を行う。 「が~まるちょば」は1999年に結成され、これまでに30カ国以上で公演を実施。臨場感に満ちた物語性のある舞台作品が魅力とされている。 13年にはサン ...
続きを読む »キリストの幕屋=「生命之光」上映会とナタル集会
サンパウロキリストの幕屋(木村喜代人会長)が「生命之光」上映及びナタル集会を、10日午前10時から、キリストの幕屋(Rua Raiz da Serra, 104, Jabaquara)で行う。 同上映会は今年最後となる。また、ナタル集会では会員婦人のお手製料理による食事会のほか、劇などの出し物、プレゼント交換会を行う。参加に ...
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