テメル大統領が、社会保障制度改革推進や来年の選挙を焦点に、民主運動党(PMDB)を中心とした中道右派の大きな連立を組もうと目論見はじめていると、25日付現地紙が報じている。 来年10月の大統領選を巡る世論調査では、ルーラ氏(労働者党・PT)とジャイール・ボルソナロ氏(愛国党)の一騎打ちのように報じられている一面がある。
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《ブラジル》改正労働法=組合税廃止で労組に痛手=人員削減や資産売却行う=工事現場で組合員勧誘も
【既報関連】7月11日に上院本会議で可決され、今月11日から施行開始となった改正労働法で、「労働者からの組合税徴収義務(以下、組合税)」が廃止されたことで、各労組は収入の約3分の1を失う見込みで、直接雇用職員の解雇や資産売却、職員への自主退職要請を始めたと、26日付現地紙が報じた。 労組間社会経済調査・統計所(Dieese) ...
続きを読む »《ブラジル》テメル大統領に退院許可=カテーテル治療の予後順調
テメル大統領が27日朝、サンパウロ市のシリオ・リバネス病院を退院し、昼前にはブラジリアに向かったと同日付現地紙サイトが報じた。 大統領は24日夜、カテーテルを利用した心臓の血管治療(経皮的冠動脈形成術)を受けた。心臓科医のロベルト・カリル・フィーリョ氏によると、大統領は心臓の冠動脈3本がほぼ90%詰まり、心筋梗塞を起こす可能 ...
続きを読む »サンパウロ州=検察庁が高等裁にアウキミン知事の捜査開始請求=オデブレヒトからの収賄疑惑で
連邦検察庁が高等裁判所に、オデブレヒト社からの収賄疑惑で、ジェラウド・アウキミン・サンパウロ州知事(民主社会党・PSDB)に関する捜査開始請求を行った。25日付エスタード紙によると、22日提出の捜査開始請求の報告管はナンシー・アンドゥリッジ判事だ。 捜査開始請求は、オデブレヒト・インフラエストゥルトゥーラ元社長のベネジクト・ ...
続きを読む »東西南北
24日付のサンパウロ市官報に載った条例によると、市内の道路で立小便を行った人に対しては500レアルの罰金刑が科されることになるという。「今頃、立小便に罰則?」と思われる人もいるかもしれないが、サンパウロ市内は公衆トイレの数が少ないことで知られており、道端で用を足す人が少なくない。歴史的記念物や公共の建物に小便をかけた場合や、人 ...
続きを読む »《ブラジル》「正しく日本酒を味わって!」=8酒蔵が自慢の品をズラリ=サンパウロ市、本格試飲初イベント
日本酒の試飲イベントが20日、サンパウロ市のインターコンチネンタルホテルで開催された。日本酒店「アデガ・デ・サケ」(飯田龍也アレシャンドレ代表取締役)と商社ARUKIの共催。福島、新潟、岐阜、兵庫、広島、佐賀から、8軒の酒蔵が初めて一堂に会して出品し、来場者に自慢の日本酒を紹介した。 JETROサンパウロ事務所によると、日本 ...
続きを読む »にっけい文芸賞授賞式=大門さん、サ紙受賞
ブラジル日本文化福祉協会(呉屋春美会長)が、『2017年度にっけい文芸賞授賞式』を4日午後、文協ビル貴賓室で開催した。式典には野口泰在聖総領事など来賓のほか、受賞者の家族や友人など関係者約80人が出席した。 日本語部門では、サンパウロ新聞70周年記念誌『ブラジルの大地に生きる』、随筆集『どこからきたの』(大門千夏)が佳作に入 ...
続きを読む »回想=渡満、終戦、そして引き揚げ=浜田米伊=(11)
苦しみや悲しみにうち沈んでいる内に時が経ち、翌1975年7月18、19、20日の3日間、朝に大霜が降り、コーヒーの木は全滅。この時はさすがに私でも希望を失い、元気もなくなってしまいました。 この頃のコーヒーの木は12年木となっており、毎年大成りが続いていたのです。また、買ったばかりの車の支払いも残っておりましたし、コーヒー園 ...
続きを読む »2025年万博の大阪誘致に賛同を
「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとする万国博覧会を、2025年に大阪市で開催するため、「2025日本万国博覧会」誘致委員会(会長=榊原定征経団連会長)が中心となって、誘致活動を精力的に展開している。ぜひとも日本開催に向け、ブラジルからも一肌脱いで協力したい。 ブラジルでは労働者党(PT)政権がサッカーW杯、リオ五輪と ...
続きを読む »サンパウロ市議の月給26%も上昇=1万5千レアルから1万9千レアルに
サンパウロ州地裁は23日、サンパウロ市議会議員の給与を26・3%増額調整する決定をくだしたと24日付現地紙が報じた。 これは正確には、10カ月前にブラジル弁護士会サンパウロ州支部(OAB―SP)より出されていた要請に応えて同地裁が出した、サンパウロ市議の給与調整差し止めの仮処分を取り消したものだ。
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