翌年に控える日本移民110周年に向けて、サンパウロ市のジョアン・ドリア市長をはじめ市局長らと主要日系団体代表者、日系市議らが一同に会し、17日、市長執務室で会合が開かれた。ドリア市長は、祝賀事業への積極支援を表明するとともに、実行委員会設置について言及。東洋街のみならず市全体を巻き込んで祝賀事業を支援する意向を示し、官民一体と ...
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《ブラジル》小桜舞子、二年連続来伯公演=アンコールは総立ちで感激の涙
演歌歌手・小桜舞子(テイチクエンタテイメント所属)の公演が19日14時と19時からサンパウロ市の文協大講堂で行なわれ、合わせて約2千人が集まった。小桜さんは鮮やかな着物を身にまとい、演歌、歌謡曲、民謡など幅広い楽曲を披露。二年連続となった当地での公演は盛況のうちに幕を閉じた。 「ブラジル大好き!」――。公演の終盤、観客総立ち ...
続きを読む »戦争と移民「沖縄ディアスポラ」=『日本文化』6巻、販売開始=なぜ強い影響力生まれたのか?
サンパウロ青年図書館とニッケイ新聞は6日、『日本文化6~戦争と移民、沖縄ディアスポラ~』を刊行した。主題は「沖縄戦」だ。第2次大戦における日本では数少ない陸上戦を体験した沖縄。その評価は、戦争を指揮した本土側と戦場となった沖縄側で全く異なる。本書は両者の見解に、戦争体験を持つ県系移民らの視点を加えたコロニアならではの一冊。沖縄 ...
続きを読む »ブラジルの人種差別、実際のところ
先日20日、サンパウロ市をはじめ、一部自治体では「黒人の意識高揚の日」ということで祝日だった。毎年この日に、黒人に対する差別問題について深く考えることを促すのを主な目的としたもので、マスコミもこの日に向けて問題提起を投げかけている▼だが、マスコミが問題を投げかける以前に、今年の場合はひとつの悶着があった。黒人女優タイース・アラ ...
続きを読む »サンパウロ総合大学=構内の病院が小児科外来閉鎖=資金難や人員削減で対応縮小
サンパウロ市西部にあるサンパウロ総合大学(USP)構内のウニヴェルシタリオ病院(HU)が、21日から小児科の救急外来を閉鎖したと同日付現地紙サイトが報じた。 HUは、USPの学生や職員だけではなく、近隣の住民の必要にも対応している病院で、USP医学部生にとっては、研修の場所でもある。 だが、近年は同病院が受け取る資金が減っ ...
続きを読む »ブラックフライデー=今年は銀行、不動産も参戦=注意呼びかける消費者保護センター
24日(金)の「ブラックフライデー」(11月最終金曜日の特売日)を目前に控え、サンパウロ州の消費者保護センター(プロコン)が、消費者からのクレームが増える事が予想されるとしていると22日付現地紙が報じた。 これまでもブラックフライデーを行ってきた家電量販店などの他、銀行や不動産屋もブラックフライデーに参加するようになってきた ...
続きを読む »東西南北
22日付現地紙によると、ジョアン・ドリア・サンパウロ市市長は、来年の選挙では大統領選ではなく、サンパウロ州知事選に出馬することになりそうだという。その理由は、ドリア氏にとっては政治家としての師匠であるジェラウド・アウキミン・サンパウロ州知事を大統領候補に推す声が、民主社会党(PSDB)党内で強くなってきているためだという。アウ ...
続きを読む »コーヒー豆のカスからバイオディーゼル
ニュースを流しながら家事をやっていたら、英国ロンドンで、コーヒー豆のカスから抽出した油を使ったバイオディーゼルが2階建てバスの燃料に加えられるとの報道があった▼英国は紅茶のイメージが強いが、ロンドン市民が飲むコーヒーは1日平均2・3杯。単純計算では年間20万トンの豆カスが出るという。ゴミ廃棄場に送られた豆カスはメタンガスや二酸 ...
続きを読む »ブラジル・サッカー=「ジョーをセレソンに」=屈辱のW杯から鮮やかな復活劇
今年のブラジルのサッカー全国選手権は、コリンチャンスが3節を残して2年ぶり7回目の優勝を飾ったが、今年の最優秀選手の有力候補はコリンチャンスのセンター・フォワードで得点王争いも演じているジョーだ。 ジョーは、サッカーファンには3年前の地元開催W杯で全く活躍できなかった選手として認識されている。ほとんど出番もないまま無得点に終 ...
続きを読む »サンパウロ市でA型肝炎流行=昨年同期の11倍の患者発生
サンパウロ市でA型肝炎の患者が急増し、保険局が注意を促している。 A型肝炎ウイルスにより感染するA型肝炎は、上下水道が整備されている地域では発生が少ないが、衛生環境が劣悪な地域では蔓延しがちだ。 サンパウロ市の場合、昨年の1~9月に確認された患者数は57人だったのに対し、今年は9月までに11倍近い617人の感染が確認された ...
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