民主運動党(PMDB)のロビイストで現在は逮捕中のルシオ・フナロ被告が連邦警察に対して、テメル大統領が2回の選挙で贈収賄を依頼した、と述べていたことがわかった。21日付現地紙が報じている。 フナロ被告の供述は、今月14日に連邦直轄区の連警で行ったものだ。
続きを読む »サンパウロ 関連記事
《サンパウロ市》運転時に携帯使用の罰則が毎日1千件超=使えるのは原則、駐車時のみ
道交法の改正により、自動車運転中の携帯電話使用の罰則が、昨年11月より重くなった。サンパウロ市発表のデータによると、運転中に携帯電話を持ったり通話したりという違反が1日あたり1千件を超えている事が明らかになったと21日付現地紙が報じた。 運転中に携帯電話を持って通話したり、通話はしていなくとも携帯電話を操作したりメッセージを ...
続きを読む »東西南北
テメル大統領は19日からロシア訪問に出かけており、最終日の21日はプーチン大統領との会合も行った。本来なら、こういうことこそがトップ記事になるべきで、ましてやそれが、同じ新興国で貿易や政治的交友関係も気になるロシアならなおさらのことだ。だが、現在はマスコミも国民も、そういうニュースより、テメル大統領にまつわる疑惑を追うことに血 ...
続きを読む »『百年の水流』開発前線編 第三部=リベイラ流域を旅する=外山 脩=(18)
運というもの リベイラ流域のバナナは、昔から、河川の沿岸で栽培されてきた。上流から運ばれる肥料分で、土が豊饒なためである。 しかも収穫後は岸まで運べば、後は船で輸送できた。しかしながら、しばしば何処かが大雨で氾濫した。 すると、被害を受ける生産者が出、市場への出荷量は減り、市況は上昇した。被害を免れた生産者は儲けた。誰も ...
続きを読む »《サンパウロ州内陸部》農園での銃誤射で7歳児死亡=10歳児が珍しがって触っていて
サンパウロ州内陸部のミラ・エストレラで18日、伯父の農園に遊びに来ていた子供達が洋服ダンスの後に隠してあったライフル銃を見つけ、遊んでいるうちに誤射が起き、7歳の男児が死亡するという事件が起きた。 銃の持ち主はこの農園の所有者で、亡くなった7歳の男児と、誤射した10歳の男児の伯父(67)だ。
続きを読む »ブラジル連警がテメルの収賄容疑濃厚と報告=ロウレスの金銭授受に関与=他の罪状は録音の鑑定次第=クーニャが気になる反論も
ブラジル連邦警察は19日、テメル大統領と同氏元側近のロドリゴ・ロシャ・ロウレス元下議の収賄容疑は濃厚とする捜査報告書を最高裁に提出した。大統領らへの容疑の内、捜査妨害と犯罪組織形成に関する報告書は、大統領とJBS社主のジョエズレイ・バチスタ氏とが会ったときの録音の鑑定結果を待ってから提出される。20日付現地紙が報じている。 ...
続きを読む »《ブラジル》連邦貯蓄銀行が低金利住宅ローン見合わせる=5月に追加した資金も底をつき=企画省「住宅需要増化の兆候」
連邦貯蓄銀行(CAIXA)は、プロ・コチスタと呼ばれる、低金利住宅購入用ローンの新規契約を見合わせたと20日付現地各紙が報じた。 プロ・コチスタは、勤続期間保障基金(FGTS)の資金を財源とする融資計画で、サンパウロ州、リオ州、ミナス・ジェライス州では95万レアルまで、その他の州では80万レアルまでの住宅購入資金を融資するプ ...
続きを読む »《ブラジル》ミナス・ジェライス州=国道の山道でバス転覆=11人死亡、23人重軽傷
19日、ミナス・ジェライス州でバスの転覆事故が起き、11人が死亡する惨事となった。20日付現地紙が報じている。 事故が起こったのは19日午前4時頃で、場所は同州北部のサリナス市まであと3キロほどの国道251号線317キロ地点だった。
続きを読む »東西南北
先週末のエポカ誌のインタビューで、またしてもブラジルを混乱に巻き込んだジョエズレイ・バチスタ氏。だが、同氏が大きな証言をすればするほど、同時に矛盾点や不明点も指摘される状態が続いている。その一方で、同氏が巨額な贈賄をしたにもかかわらず、デラソンをしたおかげで、逮捕もされず野放しになっていることに苛立つ国民も多く、JBS社のイメ ...
続きを読む »春の叙勲=在サンパウロ管轄の5人に伝達祝賀式=日本ブラジル関係促進の功績称える=「見栄張らず一日を大切に」
日本政府による「平成29年度春の叙勲伝達・祝賀式」が14日、在サンパウロ総領事公邸で行なわれた。管轄在住の5人が対象となり、邦人叙勲では黒木政助さんに旭日双光賞、外国人叙勲では辰巳ジョーさんに旭日小綬章、山添源二さんに旭日双光賞、吉安園子さんと塚田光夫さんに旭日単光賞が授与され、家族ら60人と受勲を祝った。 両国歌斉唱の後、 ...
続きを読む »