9日の選挙高裁の裁判結果の話題で持ちきりだった週末のブラジル。4人の判事の意思があれだけ堅いのなら、せめてオデブレヒトの件も入れて決断した方がまだ国民感情も収まったような気もするが、裁判そのものを、上告も起こらせずに早く終わらせたかったのか。だが、この裁判の結果によって、「テメル憎し」の感情が高まり、大統領を辞めさせる唯一の手 ...
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他の国の民族舞踊を体験してみては?
サンパウロ州立移民博物館で行われた移民祭りで出会ったイタリア系来場者の1人はドイツ民族舞踊を発表した。「ドイツ人の妻の故郷の話を聞くうちに興味を持ったんだ」と他国の民族舞踊をはじめた理由を語った。他国の文化を体験するには、なにか『繋がり』のようなものがあると触れやすい。 そんな彼が「サンパウロにある各国コロニア内で一番の祭り ...
続きを読む »サンパウロ州=チエテ川の泡サウト市襲う=洗剤などの成分で大量発生
サンパウロ州内陸部のサウト市で、今年もまた、チエテ川の川面を流れる白い泡が市内にまで流れ込む現象が起き、注目を集めている。 川面を漂い、風にあおられると市内にも飛んでくるし、急な増水時などには市内にも流れ込んで来る泡は、チエテ川に流れ込む生活排水に含まれる洗剤などの成分が、水の流れと障害物などで形成するものだ。
続きを読む »サンパウロ市=クラコランジアで女性が倍増=7人に1人が妊娠まで
サンパウロ市セントロ(中央部)のクラコランジアで生活する麻薬常用者の中で、女性の比率が1年で2倍以上に増えていたことが明らかになったと、9日付現地紙が報じている。 これは、サンパウロ州社会開発局が行った、昨年と今年の4―5月におけるクラコランジア生活者の内訳の比較調査で判明した。
続きを読む »東西南北
サンパウロ市のバスでおなじみの集金担当(コブラドール)に関し、サンパウロ州地裁が2001年に、当時のマルタ市長が制定した「バスにはコブラドールをつけるのを必須とする」との条例が憲法違反であるとの判断を下していたことが明らかとなった。これにより、かねてからコブラドール廃止を願っていたドリア市長には有利な展開になりそうだ。コブラド ...
続きを読む »大耳小耳
日本政府の文化広報施設「ジャパン・ハウス」は、先月22日、日本の観光情報を纏めた情報サイト『JAPAN TO SEE(見るべき日本)』(http://www.japanhouse.jp/sites/)を立上げた。より現代的な日本の姿に着眼を置き、観光スポットやレストランなどの食情報、体験すべきイベント情報などが写真一枚で分かる ...
続きを読む »『百年の水流』開発前線編 第三部=リベイラ流域を旅する=外山 脩=(12)
森の中の白骨死体(Ⅱ) 2013年1月、筆者は再度のリベイラ流域の旅の途中、セッテ・バーラスで、前項の白骨死体の話を耳にした。そこで、遠藤寅重さんに 「現地へ連れて行って貰えないでしょうか。途中、道は悪く、植民地の跡も森に戻ってしまっていて、車で中に入ることは難しいかもしれませんが、できるだけ近くへ行って感じを掴むだけで結 ...
続きを読む »《ブラジル》テメル大統領=前日の公式発表から一転し、ジョエズレイ氏の飛行機利用を認める=所有者は知らなかった?
6日に独立系ニュースサイト「オ・アンタゴニスタ」が、テメル大統領(民主運動党・PMDB)は、副大統領就任直後の2011年1月に、JBS社主のジョエズレイ・バチスタ氏所有の小型機を使ってバイーア州に旅行していた―と暴露して以来、大統領府はそれを否定していた。 しかし、7日は一転、夫人と共にバイーア州沿岸部のコマンダトゥーバ市に ...
続きを読む »リオ市警=フルナス巡る汚職摘発=クーニャ被告に新たな疑惑
リオデジャネイロ州市警が8日朝、リオ州とサンパウロ州で、電力会社フルナスを巡る汚職摘発のための「バロン・ガトゥノ作戦」を敢行したと同日付現地紙サイトが報じた。 今回の作戦はラヴァ・ジャット作戦(LJ)関連の捜査で得た情報を基に、リオ州市警が単独で担当した初の作戦だ。従来のLJ関係の作戦は、連邦警察が行っていた。
続きを読む »援協が高齢者無料検診=70歳以上、300人対象
サンパウロ日伯援護協会(与儀昭雄会長)は17、18日の午前7~11時まで、リベルダーデ医療センター(Rua Fagundes, 121)で70歳以上を対象とした『第10回日本移民109周年記念高齢者無料検診』を行う。300人限定。要事前予約。 検査項目は血圧測定、血液像調査、総コレステロール、中性脂肪、血糖値、尿素、クレアチ ...
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