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サンパウロ 関連記事

東西南北

 サンパウロ市の電車網では8、9日と立て続けにトラブルが発生しているが、10日付現地紙によると、サンパウロ市の地下鉄は、2014年から16年の間に、維持費と改善費を大幅に減らしていたという。維持費は14年の1億1千万レアルから4700万レアルへと57%減、改善費は4億900万レアルから1億6800万レアルへ59%減だったという。 ...

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ジャパン・ハウス=「期待通りのものできている」=原さん、5月開館に自信=ロボット関連の巡回展も?

「日本文化の真髄」を語る原研哉さん

 世界3拠点でオープンする文化広報施設「ジャパン・ハウス(以下、JH)」の総合プロデューサーである原研哉さんが、ロンドン、ロサンゼルスに先駆けて5月にオープンを控えるサンパウロ市JHを視察して会見を開いて「期待通りのものができている」と語った。開館を前に、その一部が明らかになってきた。  「無印良品」ボードメンバー(取締役会)に ...

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MuBe=日本製の生活雑貨等を展示=第31回パラレラ・ギフト展

製品を見る来場客

 サンパウロ市西部ジャルジン・エウロパ区のサンパウロ彫刻美術館(MuBe、Av. Europa, 218)で9日から開催されている「第31回パラレラ・ギフト展―デザイン・装飾市場」で、日本貿易振興機構(Jetro)が日本の中小企業12社の製品を展示している。  同展示会は販売契約を結ぶ場でもあるため、デザイナーや小売業者ら専門家 ...

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人文研=三島由紀夫の足跡辿り=金沢大杉本教授が講演

USP客員教授の杉山さん

 サンパウロ人文科学研究所(本山省三理事長)は、金沢大学の杉山欣也教授を講師に招き、人文研研究例会第22回『三島由紀夫のブラジル体験』を16日午後6時半から、サンパウロ市文協県連会議室(Rua Sao Joaquim, 381)で行う。  1951年に世界旅行の途次に当地を旅行したとされる紀行文「アポロの杯」は、抽象的で謎めいて ...

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道のない道=村上尚子=(82)

ゴムの樹  アナホーザにある碁会所のそばには、ゴムの大樹がある。  四十年も前には、痩せた貧弱な木であった。建物の陰、しかもセメントの歩道の端で、この木はなんとか生きていた。  人間ならこの環境を逃げ出すことができる。が、この木は耐えた。  そして、動けない木の根は、下へ下へと伸びていって逞しくなり、ついには固いセメントをひび割 ...

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《ブラジル》司法判断で民主運動党に激震=モレイラに昇任差止め命令=ペゾン知事には解任判決=ロボンの委員長指名は?

3日の就任式で署名するモレイラ氏(Beto Barata/PR)

 8日、ブラジリア地裁が、3日に就任したばかりのモレイラ・フランコ氏(民主運動党・PMDB)の大統領府事務局長の就任差し止め命令を下した。同日はリオデジャネイロ州の選挙地裁も、ルイス・フェルナンド・ペゾン知事(PMDB)と副知事に「州経済の濫用」を理由に解任命令を下し、司法界が政界を大きく揺るがした。9日付現地紙が報じている。 ...

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《ブラジル》オザスコの虐殺事件で4被告が陪審員裁判へ=15年8月に17人殺害、7人未遂

 15年8月13日に大サンパウロ市圏のオザスコ、バルエリ両市で起き、17人が犠牲となった大量殺人事件で、起訴されていた軍警ら4人が陪審裁判にかけられることとなった。9日付現地紙が報じている。この事件では、17人の他に、7人も殺されかけた。  この事件の裁判では、軍警3人と市警備隊員1人が殺人罪と殺人未遂で陪審裁判に回されることに ...

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東西南北

 8日、サンパウロ市の電車網は大荒れの1日となった。まず午前7時30分頃、地下鉄1号線のチラデンテス駅の線路に犬が侵入し、その影響で同線が止まったため、同線と連結する3号線の循環まで乱れて、1時間ほど減速運転を強いられた。続いて昼前に、今度は2号線で運行中の電車のひとつで扉が開かなくなり、その車両の乗客が降車を余儀なくされた。そ ...

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カーニバル=ヴァイヴァイが呼びかけ=「日系社会からも参加を!」

記者会見中のトヴィアス氏

 サンパウロの有力サンバチーム「ヴァイヴァイ」(ダルリ・シウヴァ会長)が1月31日、ニッケイパレスホテルで記者会見を行った。会見には50人の報道関係者らが集まり、今年度の発表を聞いた。  会見には同チームのトヴィアス・ダ・ヴァイヴァイ名誉会長のほかジレトール・デ・カーニバルのジャナイナ・デカルリ、ミス・サンパウロのサブリナ・デ・ ...

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JICA=日系社会ボランティア30周年=リレーエッセイでたどる絆=第14回=謙虚な気持ちで相手を尊重

「スザノ日伯学園の日本語の先生(後列3人と前列左端1人)と生徒たち(前列右4人)、石森氏は後列右端

 私がこのブラジルの地に降りたのは、2015年7月1日、サンパウロは冬の最中だった。三週間のサンパウロでの研修を終え、配属先役員の方の車で任地であるスザノ市(サンパウロ州)へと向かった。  着任後すぐに、「やっと息ができる」という、何とも妙な事を思った。というのも、東京郊外の片田舎で育った私は、コンクリートに囲まれた都会というも ...

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