ミナス・ジェライス州中心に、ブラジルを襲っている黄熱病の勢いが止まらない。1月30日のブラジル保健省の発表によると、黄熱病感染が確認された人数は、死者49人を含む120人となり、3日間で19人増えたと1月31日付現地紙が報じた。 今年の感染者数は、1980年の統計開始以来最大だった、1983年の感染者数83人を4割以上も上回 ...
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ドリア・サンパウロ市市長が中東を訪問=公共施設民営化への第一歩
ジョアン・ドリア・サンパウロ市市長は、12日から4日間、中東を訪問することを決めた。目的は市内の有名公共施設の民営化を進めるためだという。1月31日付エスタード紙が報じている。 ドリア市長が訪れるのはアラブ首長国連邦とカタールで、ドバイやアブダビ、ドーハの投資家たちに会うのが目的だ。 ドリア市長はそこで、選挙のときから公約 ...
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1月はまとまった雨が降ったサンパウロ州。結局、カンタレイラ水系の同月の降水量は393ミリで、過去10年で3回しかない400ミリ到達はもう少しのところで逃した。それでも同水系の水位は未開水域分を除いても60%を超えた。同水系の水位が未開水域分を除いて0%に戻ったのは、2015年の大晦日の前日だったので、1年と1カ月でここまで盛り ...
続きを読む »援協、新会長で初の定例会=新規会員の獲得が課題か
与儀昭雄新会長のもとサンパウロ日伯援護協会は先月26日昼、本部会議室で1月定例役員会を行なった。援協の財務や各施設の状況について報告が行われた。 就任の挨拶で与儀新会長は、ブラジルの厳しい現状に触れ「こんな状況だからこそ新しい理事のみなさんと共に協力し合い、課題を一つ一つ解決していきたい」と決意を語った。 新たに副会長に加 ...
続きを読む »島根県の環境教育指導が終了=技能向上を報告、継続にも意欲
サンパウロ州カサパーバで2014年8月から行なってきた、JICAと島根県による環境教育の指導力向上事業が2月に終了を迎える。最終プログラムに合わせ、実施団体の公益財団法人「しまね国際センター」から有馬毅一郎理事長らが先月来伯した。 教員の環境教育指導力を上げ、児童の認識を深める目的で行なわれた。JICA草の根技術協力事業とい ...
続きを読む »ホピ・ハリ転落死事故=従業員3人に有罪判決
【既報関連】2012年2月、サンパウロ州ヴィニェド市の遊園地『ホピ・ハリ』で人気遊具から転落死した西村ガブリエラ・ゆかりさん(享年12、三世)の公判が、サンパウロ州司法裁判所(TJSP)で1月26日に行なわれ、従業員の3人だけに禁固2年8カ月の判決が言い渡されたと27日付G1サイトなどが報じた。 訴えられている12人中、事件 ...
続きを読む »カシオ、関数電卓で市場開拓=ブラジルの教育レベル上昇も目指す
カシオ計算機株式会社(本社=東京都)の現地販売子会社、カシオ・ブラジルが19日、ブラジル用に開発された関数電卓「クラスWix」シリーズを発表した。 同商品は全メニューポ語表示で、ブラジルの教育レベル向上を目標に開発された。また計算メニューは+(プラス)や-(マイナス)、棒グラフなどが絵や記号で表され、分数やルート計算等も教科 ...
続きを読む »《ブラジル》=黄熱病感染者が統計史上最悪の101人に=WHOの旅行回避勧告はまだ
ブラジル保健省が27日、黄熱病感染が確認された患者は死者47人を含む101人となり、同省が統計を開始した1980年以降で最悪の流行となったと発表したと27~98日付現地紙やサイトが報じた。 感染者の内訳は、ミナス・ジェライス州が死者40人を含む97人、サンパウロ州3人(全員死者)、エスピリトサント州1人だ。また、感染の有無確 ...
続きを読む »サンパウロ州=殺人皆無の市18に減る=州内全体の件数は改善も
サンパウロ州内の465市中、2001年の統計開始以来、殺人事件が発生したことがない市が18市に減ったと、30日付現地紙が報じている。 2016年のサンパウロ州内での殺人事件や犠牲者の数は3521件と3674人で、前年の3759件と3965人より減ったが、小さな市での犯罪は増加傾向にあるという。 サンパウロ州保安局によると、 ...
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カーニバルを約1カ月後に控え、そろそろ毎年恒例の「時のひと」のマスクが話題になりはじめるときだが、サンパウロ市中央部の3月25日通りの商人によると、今年は米国のトランプ大統領のマスクが人気だとか。奇しくも同大統領といえば、先の週末に、イランやイラクなどの中東7カ国の旅行者へのビザの発給を一時停止し、米国に入国できなくしたりして ...
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