【既報関連】14日にアマゾナス州マナウス市で起きた病院での酸素欠乏と患者の窒息死の報道後、世界保健機関(WHO)が15日、「新型コロナウイルスが制御不能となるのは個人から政府までの全レベルの責任」との見解を表明。18日には感染者850万人、死者21万人を超える事が必至と16~19日付現地紙、サイトが報じた。
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《ブラジル》大学入試=コロナ禍の中で初日実施=棄権率は異例の50%超
17日、大学入試や奨学生承認にも使われ、国内で最も重要な試験のひとつである、国家高等教育試験(ENEM)が行われた。当初の実施予定日から2カ月遅れで実施されたものの、コロナ禍の影響で試験そのものが差し止められたり、試験会場で入場を断られたりした人や、参加をとりやめる受験者が続出。初日の棄権率は51・5%という異例の数字を記録し ...
続きを読む »東西南北
15日から17日、3夜連続で、ボルソナロ大統領に対する抗議行動としての鍋叩き「パネラッソ」が行われた。主にサンパウロ市やリオ市などの州都で、日によって参加する市や人の数も異なったが、16日午後6時の場合は九つの州都で、「辞めろ、ボルソナロ!」などの掛け声と共にカンカンと鍋が叩かれ続けた。パネラッソは昨年の3〜4月頃に大統領がコ ...
続きを読む »《記者コラム》今が正念場! 日本はコロナ対策で「金メダル」対応を
国際電話「日本はもうオシマイだ・・・」 「日本はもうオシマイだ・・・」――先週、静岡県に住む親戚から突然、国際電話がかかって来てそう言われ、心底驚いた。 日本政府は13日、緊急事態宣言に大阪・愛知・福岡など7府県を追加した。そのニュースを見て心配になり、居てもたっても居られなくって電話をかけてきたらしい。数年に一度しか連絡を ...
続きを読む »特別寄稿=どうして止まった フォードブラジル車=地力を生かせば また昇る=サンパウロ市在住 駒形秀雄
正月気分も抜けきれない11日、ブラジル社会に衝撃のニュースが流れました。古くからなじんで来たフォード社がブラジルの全工場を閉鎖し、車の生産を止めるというのです。 フォードトラックを持つことは戦前の日系移民の夢でした。戦後はスマートなフィエスタ、エスコートスポーツ等の乗用車は、私たちの生活一部の様になっていました。まさかそんな ...
続きを読む »移民の味=開店直後にコロナ禍直撃=めげす営業続けるアラブ料理店
「今年初めてこのランプを灯すんですよ」 ――年明け1月7日の昼食時、一軒のレストランにつるされたモザイク模様のランプから色とりどりの光がこぼれ出した。この手工芸品的なランプがレストランのオーナーの手作りなら、ユニークな壁や天井の室内装飾もオーナーの作品。そこで提供されるアラブ料理の味は、サンパウロの数あるアラブ料理店とは一線を ...
続きを読む »■訃報■ブラジル三田会名誉会長 石井賢治さん
「ジョイアロレーナ石井宝石店」を経営する傍ら、ブラジル三田会名誉会長、長野県人会元会長を務めてきた石井賢治さんが、17日8時58分にサンパウロ市内のイスラエリタ・アウベルト・アインシュタイン病院で癌により亡くなった。行年88歳。18日に家族のみで告別式を行い、サンパウロ市内のゲツマニ墓地(Cemitario Gethseman ...
続きを読む »ブラジル日系文学65号発刊=次号から日語版縮小を検討
ブラジル日系文学会(櫻井セリア会長)が『ブラジル日系文学』第65号(発行者=近藤アンドレ、編集者=中田みちよ)を発刊した。 初登場となる大浦智子氏の特集「哀しみのディアスポラ」を掲載。シリア難民へ取材した「あるシリア難民との出会いから」や聖市内に住む3人の難民を交え開かれたオンライン座談会の内容をまとめた「サンパウロ難民座談 ...
続きを読む »《サンパウロ市》市内バスの無料乗車も65歳以上に=地裁が市長の抗告を認める
【既報関連】サンパウロ州地裁が14日、サンパウロ市内を走るバスに関しても、無料乗車できるのは65歳以上との判断を下した。 サンパウロ市内を走るバスの無料乗車は60歳以上の人に認められていた。だが12月23日にブルーノ・コーヴァス市長が、1月1日からは65歳以上の人のみとすると発表。60歳以上、65歳未満の人が無料乗車できる期 ...
続きを読む »《ブラジル》マナウス市「酸素不足で病院が窒息室に」=医療崩壊の現実に全国衝撃=230人以上を他州に緊急移送
【既報関連】クリスマスや年末で家族が集った2週間後、ブラジルは感染拡大の渦のまっただ中にいる。「私は今、起きるとは想像できない、最悪の悪夢よりもひどい現実に生きている。患者を診ることも、家族を落ち着かせる言葉をかけることも出来ない。この経験は一生のトラウマになるわ」―G1サイト14日付記事は、そんなマナウスの女性医師の叫びのよ ...
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