ホーム | サンパウロ 関連記事 (ページ 730)

サンパウロ 関連記事

ブラジル水泳界の英雄 岡本哲夫=日伯交流から生まれた奇跡=(4)=全員起立の裡に国旗は掲げられ=夜空に高く響く君が代

パウリスタ新聞1950年4月1日の水泳団一行来伯特集にある「飛魚歌会」

 敗戦国だった日本は1948年開催のロンドン五輪には参加ができなかった。しかし1949年6月に日本の国際水泳連盟復帰が認められるやいなや、古橋や橋爪ら6選手は、ロサンゼルスで8月にあった全米選手権に招待参加し、400メートル自由形、800メートル自由形、1500メートル自由形で「世界新記録」を樹立した。 サンフランシスコ講和条約 ...

続きを読む »

ブラジル水泳界の英雄 岡本哲夫=日伯交流から生まれた奇跡=(3)=64年前、競泳で初メダル=日本移民受難の時代に曙光

『パウリスタ新聞に見るコロニア30年の歩み』(1977年)16頁にある訪伯水泳団の記事(中列左から橋爪、古橋、浜口)

 1942年1月、リオで行われた米国主導の汎米外相会議で、アルゼンチンをのぞく南米10カ国が対枢軸国経済断交を決議、ブラジル政府も同29日に枢軸国と国交断絶を宣言した。 サンパウロ州保安局は「敵性国民」に対する取締令として、「自国語で書かれたものの頒布禁止」「公衆の場での自国語の使用禁止」「保安局発給の通行許可証なしの移動禁止」 ...

続きを読む »

ニッケイ俳壇(901)=富重久子 選

セザリオ・ランジェ  井上人栄
ときめきの心にも似て春を待つ
【「春を待つ」丁度この頃の季節である。高階から外を眺めると、墓場の森など枯れ色が目立ち侘しい景色が目に入る。林立するビルの中庭や前庭の草木も枯れ色が目立ち、人の出入りもまばらで冬の様相をなしている。
八月から春の季節で、「ときめきの心にも似て」とは、若々しい作者の心情の表れであって、この一句を瑞々しい佳句となしている】

続きを読む »

茨城県人会創立55周年盛大に祝う=若者が企画、実現に尽力=研修生制度の重要性再認識

母県の橋本昌茨城県知事の12人の慶祝団も駆けつけ、茨城県人会の節目を祝した

 茨城県人会(小林操会長)は7月31日にサンパウロ市の文協小講堂で、盛大に創立55周年記念式典を挙行した。6期連続で県政を担い、20年以上もの深い繋がりを持つ橋本昌県知事ら12人の慶祝団含め、延べ150人を越える参加者で会場は満員になった。前夜祭も100人超の大盛況。式典後の祝賀会では遠方から会員が駆けつけたほか、橋本知事の周り ...

続きを読む »

正念場にたつブラジル=五輪をバネに経済好転の兆し=7月20日=サンパウロ市在住 田中禮三

北東伯で今も人気が高い停職中のジウマ大統領(Foto: Roberto Stuckert Filho/PR)

 一昨年来、石油公社ペトロブラス絡みのスキャンダルが、ブラジル政治・経済の中枢を揺るがす重大な事態を招いている。オリンピック前夜の現在、その後も乱気流の中を漂い続けるブラジルの状況をお届けする。《1》ペトロブラス・スキャンダル ブラジル連邦警察が2014年4月に捜査を始め、「ラバジャット作戦」と名付けられたこの事件は現在も捜査が ...

続きを読む »

クラコランジア=取締り後も実態は変わらず=麻薬売買などはいまだ活発

 サンパウロ市ルス区の「クラコランジア」では、5日の警察による取締りで37人が逮捕されたにも関わらず、麻薬密売人による麻薬取引とその消費が活発に行われており、9日には取締り前と同等の規模で麻薬を吸い、交流する人々が見受けられた。9日付フォーリャ紙が報じた。 ジェラウド・アウキミンサンパウロ州政権での取締りは麻薬常用者が集まるクラ ...

続きを読む »

援協役員会=日本財団助成でスザノ改修=臨時総会で定款改訂も

臨時総会の様子

 サンパウロ日伯援護協会(菊地義治会長)は、先月28日昼、本部会議室で『7月定例役員会』をおこなった。スザノ市のイペランジャホーム増築計画や「日伯福祉援護協会」の定款改訂などが報告され、引き続き行われた同福祉援護協会の臨時総会で承認可決された。 冒頭挨拶で菊池会長は9月の役員改選に触れて、「援協は施設こそ立派になったが、心掛けは ...

続きを読む »

五輪見ながら体鍛えよう!=いきいき体操がDVD発売

吉岡黎明文協理事(左)と赤羽さん

 ブラジル日本文化福祉協会で「いきいき体操」の指導員を務める赤羽玲子さんが、初となるDVDを製作した。いきいき体操とは姿勢と呼吸を軸に、ヨガ、ツボ療法、ストレッチなどのあらゆる効果的要素を取り入れたもの。身体を本来の状態に整え戻すためのトレーニングで、赤羽さんが独自に考案した。 各部位の痛みの緩和、筋力や柔軟性の低下の予防・改善 ...

続きを読む »

名画友の会、8月の上映

 サンパウロ名画友の会(五十嵐司代表)が恒例の『映画鑑賞会』を13、27の両日昼12時半から熟連会館(Rua Dr. Siqueira Campos, 134)の2階小ホールで開催する。 参加費は一般12レ、会員10レ。上映開始15分前に集合すること。 ▼13日=「花のお江戸の釣りバカ日誌」(1998年、栗山富夫監督)、「外人部 ...

続きを読む »

スラム街の植物を植える男=一人で30年間数千の苗生産

 リオデジャネイロ市北部のスラム街(ファヴェーラ)「ロッシャ・ミランダ」に住むジョセリーノ・ポルトさん(70)は毎朝5時に起き、冷たいシャワーを浴びた後、プラスチックのコップで育てている植物の種や苗の世話をする。 植物の世話が終わると、リオ訛りで話すパライバ州出身のポルトさんが育てている苗の中から、グラヴィオラやグァバ、ピタンガ ...

続きを読む »