携帯電話アプリでのタクシー配車サービス、Uberが、ヘリコプターチャーターサービス〃Uberコプター〃を始めることになり、サンパウロ市がヘリコプターサービスのテスト営業地に選ばれた。このサービスにはブラジル国内外に競合他社がいるが、Uberコプターは、低価格で勝負をかける。 例えば、16日までの限定ながら、サンパウロ高級商業地 ...
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介護専門家による講演会=熟連17日、援協で20日
サンパウロ日伯援護協会、熟年クラブ連合会、鹿児島県人会の共催で、17と20の両日、介護の専門家による講演が行われる。日語のみ。 九州大学および山口大学の名誉教授である小川全夫氏が来伯。同教授は生涯現役で暮らす方法や認知症の介護を研究し、東アジアの高齢化問題に取り組んでいる。 17日午前9時から熟連会館(Rua Dr. Siqu ...
続きを読む »「日本文化」第2巻に寄せて=中田みちよ
「日本文化」の第2巻が出ました。厚さが第1巻の優に倍はある読み応えのあるものです。まず、はじめに「柔道という教育」という山下泰裕の話を読みました。「大いなる勝利」というカイオ・カストロというブラジルの若手人気俳優の映画がありましたが、貧民階層の少年が柔道と出会い、嘉納治五郎の教えに目覚め、柔道家、柔術家として社会上昇するという ...
続きを読む »日本移民108周年記念=囚人の署名 平リカルド著 (翻訳)栗原章子=(9)
第3章 大和魂 戦争の気配がこくなると、地方での話題はもっぱら戦さに関するものになった。一九四〇年に第二次世界大戦が起こり、世界は二つに分かれた。 日本、ドイツ、イタリアによって構成されて枢軸国側に対するアメリカを中心に据えた連合国側である。ブラジル在住の日本人は集団で住んだり、集会を開いたり、日本語で話したり、あるいは政治的 ...
続きを読む »自伝小説=月のかけら=筑紫 橘郎=(19)
入ってまずビールを注文。「何かおつまみは」とガルソンが聞く。奥地のフランゴ(若鶏)のから揚げを注文した。昼間の余りにも美味しい味に釣られたのである。でも、出てきたから揚げは、鶏は鶏でも鶏の味が違う。これが当たり前の味なのだ。 グイグイ遣っていたら、ガルソンが遣って来た。「セニョール(貴方)はどこから来たか」と聞く。「サンパウロ ...
続きを読む »北東伯と南伯で失業率に差=SC州の強さの秘密は?
バイーア州サルバドール市とサンタカタリーナ(SC)州フロリアノポリス。両者の物理的距離は2600キロだが、両者の失業率の差は著しく、両州の失業率には10%ポイント近い差があると12日付エスタード紙が報じている。 ブラジル地理統計院の労働収益部門コーディーネーターのシマール・アゼレード氏は、「両市の現実は全く異なる。経済発展の歴 ...
続きを読む »在外投票23日から全伯で=参院選、18歳に初の投票権=争点は憲法改正とアベノミクス
第24回参議院通常選挙が実施される。ブラジル内の在外公館投票は来週木曜日(23日)から7月2日まで、投票会場はサンパウロを除いてブラジル内の各在外公館となる。在聖総領事館管内はリベルダーデ区のサンパウロ日伯援護協会5階(Rua Fagundes, 121)。時間は午前9時半〜午後5時で、持ち物は在外選挙人証と旅券等の写真付き身 ...
続きを読む »追悼 沖真一君=東京農大同期の思い出=拓殖学科第3期同期生 大島正敬(まさたか、ミナス州カンブイ市在)
明治、大正と日本が海外進出するのと同じくして、東京農大も海外農場を北方、南方と開設し、学風も海外進出の気風の基礎を確立していた。 これらは敗戦により全て失ったが、1956(昭和31)年に戦後の日本からの海外移住という国際的視野により、千葉三郎学長、杉野忠夫農学博士が主導し、東京農大に農学部拓殖学科が新設された。 学舎は東京の焼 ...
続きを読む »日本移民108周年記念=囚人の署名 平リカルド著 (翻訳)栗原章子=(8)
畑仕事に明け暮れていた家とは大いに違い、ツパンの家は住家としては、申し分のないもので大変な進歩といえる。家は大きな敷地内にあり、果物の木もあり、畑を作るだけのスペースもあった。井戸からは澄んだおいしい水をくみ出すこともできた。便所は外にあったが、下水道に繋がっていた。竈(かまど)は石造りで薪をくべて煮炊きができるようになってい ...
続きを読む »「イータリー」の日本食版はできないものか
「これの日本食版ができないものか」―昨年5月にサンパウロ市南部にオープンしたイタリア食物産センター「イータリー(Eataly)」(Av. Pres. Juscelino Kubitschek, 1489)を見た時、まっさきにそう思った。最高級繁華街にある3階建て(4500平米)の全てがが、イタリア食材とレストランで埋められてい ...
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