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サンパウロ 関連記事

杉山重光=ブラジルの日本人ギター職人を訪ねる=50年間の集大成へ向かう

 「日本人のギター職人がいるんだよ。会ってみれば」。そう唐突に先輩記者に教えられ、興味が涌いてコンタクトを取り、サンパウロ市内の工房までお邪魔した。 事前に名前を日本語で調べても資料はほぼない。ただポルトガル語で調べると山程記事が出てくる。「ヴィオロン・スギヤマ(Violão Sugiyama)」の職人、杉山重光さんはブラジル音 ...

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東西南北

 フェルナンド・ハダジサンパウロ市長は、サンパウロ市議会が5月3日までに〃Uber法案〃(29日付本面3段記事参照)を採決しなかった場合、行政命令を出す可能性を示唆した。同法案に反対するタクシー運転手ら5千人がサンパウロ市議会を取り囲んだ27日、反対派の市会議員たちがその日の採決を無期延期させたが、ハダジ市長は同法案の早期成立を ...

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県連会議=50周年式典を8月に前倒し=五輪来伯の河村衆議も出席=舛添都知事らにも交渉中

(左)河村武夫衆議院議員、交渉中の舛添要一東京都知事(By Chatham House, via Wikimedia Commons)

 ブラジル日本都道府県人会連合会(山田康夫会長)の「代表者会議」が28日、文協ビル同会議室内で行われ、県連創立50周年記念式典、第19回日本祭りの議題を中心に、熊本地震災害義援金などの報告が行なわれた。50周年記念式典は当初9月18日に予定されていたが、8月7日に前倒しとなった。リオ五輪で来伯する日本政府関係者を招聘するためで、 ...

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インフル予防接種が延期=援協にワクチン届かず

 サンパウロ日伯援護協会のリベルダーデ医療センター(Rua Fagundes, 121, Liberdade)で5月2~14日に無料インフルエンザ予防接種が実施される予定だったが、急きょ延期となった。 同医療センターの渡辺ワシントンさんによると、ブラジル各地でインフルエンザが流行しているため、他地域もワクチンが足りない状態。援協 ...

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県連故郷巡り(北東伯編)=歴史の玉手箱=第17回=モソロー初の日本人は炭坑離職者

入来田純一さんと妻の直子さん(左)

 懇親会会場であるホテルには入来田純一さん(67、福岡県)が来ていた。彼の父が同地最初の日本人、邦男さんだ。1961年に家族で渡伯、当時純一さんはまだ中学一年、13歳だった。「こっちにきて殆ど学校に行っていない。農業だって本格的に勉強したことない。父も日本から農業の本を取り寄せては勉強していた」。 鞍手郡宮田町に住んでいたという ...

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東西南北

 昨年8月、サンパウロ市西部で巡回中に強盗に遭遇し、頭にライフルの銃弾を受けた女性軍警のアドリアーナ・ダ・シウヴァ・アンドラーデさん(30)は驚くべき回復を示し、8カ月後の今、リハビリに励んでいる。「みんな私が死んだと思い込み、どんなに良くても寝たきりは避けられないと思っていた。でもこうして回復してきたから、職務復帰したい」と語 ...

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大耳小耳

 県連の2015年事業報告書が完成した。1頁目には「県別移民者数」が掲載され、地震を被災して大変なことになっている熊本県を見てみると堂々の第1位、2万3575人が移住している。2位の沖縄県は2万0449人、3位の福岡県は1万9509人となっており、ダントツの多さを誇る。熊本県出身者には上塚周平を始め、サンパウロ州新報の香山六郎社 ...

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ニッケイ歌壇(511)=上妻博彦 選

      バウルー       小坂 正光二十歳にて人生の目的何ぞやと求道青年宗教書読破す宗教書全てを読めど青年は悟りに至らず断食をなす三度目の断食なすうち青年は心の内にひらめきを得る人生の悟りは愛行奉仕在りと悟るや青年喜びに満つ若き日の青年多く道求め難行苦行に入り行くなり  「評」小坂氏自身を客観視した作品群である。四首目に ...

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ニッケイ俳壇(886)=星野瞳 選

   アリアンサ         新津 稚鴎念腹の残党奥地の虚子忌わする山鳥が鳴く移住地に蕎麦を蒔く咲き満ちて百日草が今主役我を見ており鰐の眼のまたたかず春惜しむ角笛を吹き鳴らすなり【いよいよ百才をむかえられた稚鴎さん。必ず投句を忘れずにして下さる。物忘れがひどいとは云われるが】   プ・プルデンテ       野村いさを鬼も嗤 ...

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ニッケイ俳壇(885)=富重久子 選

   カンポ・グランデ      秋枝つね子夏の雲ぼんやり見てる九十才【雲の美しさは色々あるが、特に夏の雲は変化が多い。『綿帽子雲』『積雲』『雲の峰』等。 作者は広く養鶏をしていて、もう九十歳といわれる。仕事の合間にほっと一息ついて空を見上げると、青空に夏雲が快く広がっていて、それを何気なくぼんやりと心地よく眺めている姿であろう ...

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