サンパウロ州立カンピーナス大学(ウニカンピ)の合格者の51・9%は公立校出身者が占め、黒人と褐色(黒人との混血、パルド)、先住民(PPI)と自己申告した合格者も43%に増えたと13日付エスタード紙や12日付G1サイトが報じた。 70学科、総計3320人の定員枠を争ったのは7万7700人で、公立高校で3年間学んだ合格者が定員の5 ...
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東西南北
カーニバルは終わったが、13、14日のサンパウロ市はにぎやかだった。最高気温が35度に達しそうな暑さの中、市内の至るところでブロッコがリードするイベントが繰り広げられたのだ。特に西部屈指の大型繁華街であるファリア・リマ大通りでは、サンバやアシェーのダンス・パーティで大勢の若者が踊る姿が見られた。また、13日は中国の暦での正月( ...
続きを読む »軽業師竹沢万次の謎を追う=サーカスに見る日伯交流史=第5回=サンパウロ市に文化をもたらしたサーカス
前節でエスタード紙1886(明治19)年9月4日付の「コンパニア・ジャポネーザが、サンジョゼ劇場で様々な演目を行う」と紹介した。このサンジョゼ劇場は現在、存在しない。 ヴェージャSP電子版(vejasp.abril.com.br/materia/o-teatro-sao-jose)によれば、同劇場は1864年にラルゴ・サンゴン ...
続きを読む »酒井清一さん=初七日法要
9日に逝去したサンパウロ日伯援護協会元会長で、ピラチニンガ文化体育協会の現役会長だった酒井清一さんの初七日法要が、18日午後7時半からサンパウロ市のサンフランシスコ・デ・アシス教会(Rua Borges Lagoa, 1209, Vila Clementino)で執り行われる。
続きを読む »「ある日曜日」(Um Dia de Domingo)=エマヌエル賛徒(Emanuel Santo)=(8)
意外なことに、守屋の言葉は嘘ではなく、その女は20代半ば過ぎのラテン系の美人だった。肩まで伸びた栗色の髪、くっきりとした瞳、いつも微笑みを浮かべているような唇、外人にしては小柄で細身だが出るべきところが出た体、リカルドはその女のすべてに魅せられた。「パウリスタ(サンパウロの女の子)の魅力にはめられたんだ?」「アナは外見だけでな ...
続きを読む »東西南北
下院でのジウマ大統領罷免審議はなかなか進展しないが、その一方で、野党側のジウマ政権打倒のもう一つのシナリオである14年大統領選での不正疑惑は進んでいる。ラヴァ・ジャット関連企業からの裏金疑惑は、ジウマ氏の選挙参謀のジョアン・サンターナ氏にも及びそうだが、選挙資金の名を借りた贈収賄が明らかになれば、選挙高等裁判所の判断次第で大統 ...
続きを読む »人文研が本格学術シンポ=サンパウロ州工業連盟と共催で22日=36年ぶり、各界識者呼び
サンパウロ人文科学研究所(本山省三所長)がサンパウロ州工業連盟(FIESP)と共催でシンポジウム「日伯交流の展望―経済、学術及び文化交流の過去・現在・未来」を22日午前9時から、FIESP(Av. Paulista, 1313 – Cerqueira Cesar)で開催する。各界の研究者や経営者が集い、日伯の協力関 ...
続きを読む »軽業師竹沢万次の謎を追う=サーカスに見る日伯交流史=第4回=1886年にサンパウロ市で絶賛された一座
ウルグアイ、アルゼンチンで公演しているなら、当然ブラジルでもしているはず――と考え、サンパウロ州で一番古くて現存する新聞「エスタード・デ・サンパウロ」紙のデジタル・アーカイブ(電子書庫)で探してみたが、見つからなかった。 おもえばサツマ座のウルグアイ、亜国公演は1873年。エスタード紙の創刊はその2年後、1875年だった。当然 ...
続きを読む »県連日本祭り=理事が改装中の会場視察=7割完成、バス入り口はまだ
『第19回日本祭り』(7月8~10日)の会場となる「サンパウロ・エキスポセンター」に3日、同祭を主催するブラジル日本都道府県連合会の理事ら20人が視察のため訪れた。昨年から全面的な改装工事が進んでおり、総面積約9万7千平米は「リオ・セントロ(10万平米)」とほぼ同等、中南米最大規模だ。 既に10年以上使用を続け、すっかりおなじ ...
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ルーラ前大統領が10日、インターネットでビデオ・メッセージを送った。3分半ほどのビデオは労働者党(PT)の創立36周年を祝うためのもので、ルーラ氏は「PTは現在、困難の中にある」が「ブラジル史上最も偉大な政党」とした上で、「我々も過ちを犯すし、過ちを犯した者はその代償を払わなければならない」と語った。なお、最近話題になっている ...
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