サンパウロ 鈴木文子
大西日こもる熱気の窓を開け
【夏の西日は日中よりも我慢出来ない位の厳しさである。そんな西日から守るために日本では簾を下ろしたり、日除けを廻らせたり又、客を待って打ち水をしたりする。
この句は大西日を受けて、熱気の篭った部屋の窓を、ようやく日の落ちたのを見計らって開け放っている一句である。「こもる熱気の」とよく省略の効いた的確な俳句であった】
2015年12月19日 俳句
サンパウロ 鈴木文子
大西日こもる熱気の窓を開け
【夏の西日は日中よりも我慢出来ない位の厳しさである。そんな西日から守るために日本では簾を下ろしたり、日除けを廻らせたり又、客を待って打ち水をしたりする。
この句は大西日を受けて、熱気の篭った部屋の窓を、ようやく日の落ちたのを見計らって開け放っている一句である。「こもる熱気の」とよく省略の効いた的確な俳句であった】
2015年12月19日 読者寄稿
昨今は戦前移民はともかく、戦後移民の移住者もかなり老齢化して、2つの邦字新聞の購読者も年々減少しているようだ。淋しいことである。 だが、その反面、ある年齢に達した方々が、自叙伝とか歌集、句集といったものを時々出版されているようだ。書店に置いても売れる可能性も少ないので限定出版として友人間に配布されているようだが、受け取った方が ...
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2015年12月18日 ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
サンパウロ都電(CPTM)で17日早朝、線路上に木が倒れ、運行が数時間止まる事態が生じた。 現場はサンパウロ市西部から南西部にかけて走るCPTM9号線で、午前4時45分頃、終点のグラジャウー駅とその手前のプリマヴェーラ‐インテルラゴス駅間の線路上に木が倒れ、両駅間は両方向とも運行不能となった。 倒木は一見、車両を直撃したかに見 ...
続きを読む »2015年12月18日 日系社会ニュース
農協婦人部連合会(ADESC、西村千世子会長)が年末の会議、忘年会を兼ねて「第1回手巻き寿司コンクール」を開催した。8支部が各地の特産物の野菜等を活かした独自のネタを3つずつ用意して味を競い、ピラール・ド・スル支部が見事に審査員、部員互選共に優勝を飾った。 ヴァルゼン・グランデ・パウリスタ支部はアルカショフラや紫蘇の実をふんだ ...
続きを読む »2015年12月18日 日系社会ニュース
サンパウロ日伯援護協会(菊地義治会長)は8日昼、日伯友好病院などで使用される枕カバー、シーツなどを無償で縫製しているボランティアとの謝恩忘年会を、本部5階の神内ホールで行なった。 援協役員、友好病院からも医師ほか多数の職員が参加し、援協を陰で支える20人のボランティアに対して、感謝を込めて開催された。 1987年にスタートした ...
続きを読む »2015年12月17日 日系社会ニュース
2015(平成27)年度外務大臣表彰伝達・祝賀式が14日、サンパウロ市総領事公邸にて行われた。受賞したのは芸術やスポーツ、教育関係者から地方文協会長など、様々な立場で日伯友好親善に寄与した57人。本人や家族など150人を越える人で公邸は一杯となった。外交120周年の記念の年に栄誉を受けた受賞者に喜びの声を聞いた。 中前隆博総領 ...
続きを読む »2015年12月16日 日系社会ニュース
第1回本荘追分ブラジル大会が来年5月22日、宮城県人会館(Rua Fagundes, 152, Liberdade)で行われるにあたり、それまでの間に練習を積んで大会に参加する人を募集していると、主催する若手民謡グループ「民」関係者らが説明しに来社した。 大会は個人戦で、優勝者には日本行き航空チケットが贈られ、来年8月に由利本 ...
続きを読む »2015年12月15日 ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
サンパウロFCひと筋で様々な記録を作ったゴールキーパー、ロジェリオ・セニ(42)が現役を引退し、11日にモルンビ・スタジアムで引退式を行った。12日付伯字紙が報じている。 1992年にサンパウロFCに入団したセニは、2015年の今シーズンで引退するまで、1238試合に出場した。これは、同一チームでの出場数としてはブラジル史上1 ...
続きを読む »2015年12月15日 樹海
連邦直轄区で12日、曽祖父の家に来ていた1歳7カ月の男児がプールに落ちて溺れ、心肺停止となったが、隣に住んでいる消防士が駆けつけ、直ちに救命措置をとったために助かるという事件が起きた▼家族での談話を楽しんでいた父親が水を取りに行って戻ってきたら息子の姿が見えず、慌てて探したらプールに浮いていたという。父親が飛び込んで救出したが ...
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