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サンパウロ 関連記事

夫婦合意の上で服毒自殺=幼い息子の死に絶望して

 サンパウロ州内陸部のイビラー市で、幼い息子がさそりにかまれて死亡したことを嘆き、両親が服毒自殺を図るという事件が起きた。父親のルーカス・サンシェス・ダ・シルバさん(40)は死に、母親のナターリア・バリエイロさん(29)も重体だ。 息子のジョゼ・ルーカス・ダ・シルバ君(4)は2日、家の庭で遊んでいて、毒さそりに刺された。ルーカス ...

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終戦70年記念=『南米の戦野に孤立して』=表現の自由と戦中のトラウマ=第26回=社会不適応という圧力鍋

 戦後移住開始は1953年。日本から渡伯する分には渡航費補助が支給されて5万人がブラジルに送り込まれたが、戦前からの環境不適応者数百人を「邦人保護」の観点から送り返す発想はなかった。戦後移住開始直後に「邦人擁護」目的で不適応者を祖国に帰してやれば、桜組挺身隊事件も起きなかっただろう。 総領事館に要求を拒否され、誰にも頼る事ができ ...

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半世紀越え絆を再確認=秋田県人会創立55周年=佐竹知事ら27人来伯

 ブラジル秋田県人会(川合昭会長)は25日、創立55周年の節目を祝うため、サンパウロ市内の三重県人会館で記念式典を行った。県人を中心に約200人が参集し、母県からは佐竹敬久知事、渋谷正敏県議会議長ら27人の慶祝団が駆けつけた。半世紀を越え紡がれた県人同士の絆の強さを再確認するとともに、先人の苦労へ感謝を捧げ、県人会のさらなる発展 ...

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リオ五輪の記念硬貨販売中=純金製10レアル貨は1180レアルで販売

 リオ五輪開催を記念する記念硬貨がネット上とブラジル銀行の支店で販売されている。発行されている記念硬貨は、10レアル金貨3種、5レアル銀貨12種、1レアル貨12種の27種だ。 10レアル金貨3種は純金製で、1180レアルで販売されている。片面は3種ともキリスト像で、反対側には各々、レスリングと棒高跳び、100メートル走の選手の図 ...

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邦人殺害の容疑者死亡=サンビセンテで警察が殺害

 【リオデジャネイロ共同】サンパウロ州サントスで先月、日本人男性が強盗に銃で撃たれて死亡した事件で、発砲したとされる容疑者の16歳の少年が事件の翌日に同州内で死亡していたことが分かった。地元メディアが3日、警察当局の話として伝えた。 少年は、サントスに近い同州サンビセンテで警官を襲撃しようとして逆に警官に殺害されたという。 サン ...

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『百年の水流』開発前線編 第一部=北パラナの白い雲=外山脩=(53)

サンジョン日語学校、青年会館落成、天長節拝賀式に集まった人々(1947年4月29日、『トレスバラス移住地五十年史』より)

 最初の小学校は、中央区にできた。移住地の開設早々の1932年に仮教室、生徒13名で始め、翌年に校舎を建設、開校した。以後、区ごとに、入植者がある程度の数になると、新設した。 学校には、日本語科とポルトガル語科を設け、正式認可を州政府の学務局に申請した。認可が下ると、校長やポ語の先生が、学務局から派遣されてきた。日本語科は区会で ...

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ニッケイ俳壇(863)=富重久子 選

『サーラ・サンパウロ』はサンパウロ市内の音楽堂。

サンパウロ  田中美智子

惜春の一夜の夢かヴァイオリン
【週末になると娘や孫達はよくコンサートに出かける。「サラ、サンパウロ」文教の「日曜コンサート」など。音楽は本当に心癒される。作者は音楽が好きで、コーラスで歌いピアノを弾きコンサートに行って素敵な俳句を詠む。季語の「惜春」(春惜しむ)という、これほど的確な季語の選択は素晴らしい。ちょうど最近の、尽きようとする春を惜しむ想いの言葉で、暮春や行春と同じ意味であるが、春惜しむというと何となく柔らか味のある響きに聞こえて、暫くは瞑想にふける】

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秋篠宮両殿下=パラナで入植百周年を祝賀=クリチバのMONで式典=南伯3州の日系人と交流も

記念式典でお言葉を述べる秋篠宮さま

 【既報関連】ご来伯中の秋篠宮同妃両殿下は30日、パラナ州クリチバを訪れた。市内の日本広場を視察し、クリチバ日伯文化援護協会では南伯3州の日系人とご懇談の機会を持った。またオスカー・ニーマイヤー美術館(MON)で行なわれた、外交120周年とパラナ州日本人入植百周年の記念式典にも出席された。 30日午前にサンパウロを発たれた両殿下 ...

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秋の叙勲=斎藤準一氏が旭日大綬章=ブラジルからは11人が栄誉

 日本政府が3日、『平成27年度秋の叙勲』受賞者を発表した。ブラジルからは勝山三夫、小島友四郎、三分一貴美子、杉澤三郎、冨樫雄輔、村田義男(ともに邦人叙勲)、斎藤準一、平野セイジ、カルロス・マリアーニ・ビテンクール、ソーニア・レジナ・ロンギ・ニノミヤ、パウロ・ロベルト・ド・ナシメント・ジル(ともに外国人叙勲)の11氏が選出された ...

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「翻訳から見た日語の特質」=コロニア今昔物語、4日

後藤田怜子氏

 サンパウロ人文科学研究所(本山省三理事長)の「コロニア今昔物語」が、本日4日午後6時半から文協ビル5階県連会議室(Rua Sao Joaquim, 381)で行なわれる。入場無料。 テーマを「翻訳から見た日本語の特質」とし、「宮本武蔵」(吉川英治)、「潮騒」(三島由紀夫)などの近代日本文学を翻訳した後藤田怜子氏(=写真=)を招 ...

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