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サンパウロ 関連記事

サンパウロ州検察=サンパウロ市に5万レ罰金=パ大通り封鎖は違法の見解

 サンパウロ州検察局(MPE)は22日、サンパウロ市に対し、18日の日曜日にパウリスタ大通り(パ大通り)の車両の通行を封鎖した件で約5万レアルの罰金を科したと24日付エスタード紙が報じた。 フェルナンド・ハダジサンパウロ市政は、これはサンパウロ市民に余暇の機会を提供する公共政策の一環であるとして、今後とも毎週日曜日のパ大通り歩行 ...

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東西南北

 今年の全国高等教育試験(Enem)も遅刻、会場間違い、カンニング疑いの退場等、毎年恒例のハプニングが繰り広げられた。サンパウロ市西部バラ・フンダ区の私大Uninoveでは、午後1時の入場締め切り間際に息も絶え絶えで駆け込もうとした女子学生が、付近の男性に半ば投げ入れられるようにして間一髪セーフ。ただし、軽傷を負ったのと息切れで ...

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終戦70年記念=『南米の戦野に孤立して』=表現の自由と戦中のトラウマ=第20回=元親日派ブラジル人ゆえの岸本攻撃

マリオ・ボテーリョが編集責任者をしていた戦前の雑誌『文化』の表紙(移民史料館)

 DOPS調書には『戦野』の翻訳をした「マリオ・ボテーリョ・デ・ミランダ」が書いた翻訳者所感が書かれた報告書(48年4月22日付)も挟み込まれている。 いわく《この本には疑う余地もなく、主に戦争中において祖国(日本)から孤立してここで苦しむ日本人への圧迫、ブラジルでの残酷さへの警告に加え、批判的な意見や表現が見られる》とし、まえ ...

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父の遺志を遂行した金城郁太郎の移民物語=上原武夫=(7)

郁太郎夫妻とその家族、サンパウロ市に移転

土地の測量――小禄村役所時代の体験を生かして どうせ沖縄には帰らぬ覚悟で移住した。この国で幸せを掴むのだ。郁太郎はこの国こそ我らの国と心の底から誓っていた。 そんな生き甲斐を感じた郁太郎家に5男ジョージいさおが誕生、二世交ざりの9名家族になった。小学校終了後はオリンピアの町に住み込みで教育させ、ポルトガル語も不自由を感じない生活 ...

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いらっしゃいませ、秋篠宮同妃両殿下=移民80年祭を振り返る=初公式外国訪問だったブラジル

 秋篠宮同妃両殿下が28日から12日間にわたってブラジルをご訪問されるにあたり、最初のご来伯であった日本移民80年祭を振り返ってみた。礼宮さま(当時)は1988年6月14日から二週間来伯されるのに先立ち6月10日に東宮御所での記者会見に臨まれ、初の外国公式訪問に寄せる抱負などを語られた。礼宮さまは当時22歳、いくつかの国をすでに ...

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ファヴェーラ出身のシェフ=「料理が私の人生を救った」

 リオデジャネイロ市イパネマビーチの高級ホテルの料理長、ウィリアンス・アレス・オリベイラ・シルバさん(43)はリオの貧しい地域に生まれ、幼くして両親と別れた。そんな彼が料理人の叔父の職場を遊び場として育った後、豪華客船の厨房スタッフを経験し、「ボキューズ・ドール」と呼ばれる世界的な料理コンクールのブラジル代表を争うまでになった物 ...

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サンパウロ国際映画祭が開催中=今年の話題作は?

今年の話題作のハンガリー映画「サン・オブ・サウル」のポスター(ウィキペディアより)

 22日より11月4日まで、サンパウロ市内の23の映画館で、ブラジルを代表する国際映画祭の「サンパウロ国際映画祭」が開催されている。 今年で第39回目を迎え、サンパウロ市民には「モストラ」の愛称で知られている同映画祭は、芸術性の高い映画をまとめて紹介する機会として、ブラジルの映画ファンの間で長きに渡り、信頼を得続けている。 ここ ...

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サンパウロ州内陸部で地震=カジャチ市などで揺れ感じる

 サンパウロ州内陸部カジャチ市で23日未明、マグニチュード3・3の地震が発生した。近隣の町でも揺れを感じたが、怪我人は出ていない。地震の発生はサンパウロ総合大学(USP)地震センターでも確認された。 サンパウロ州の防災局によると、揺れを感じて電話をしてきた人はいたが、怪我をしたり、家屋が破損したりという情報は入っていないという。 ...

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ピゾラット=遂に強制送還が実現=約2年に渡る伊国逃亡の末=ブラジル連邦政府の執念実る=帰国後すぐにパプーダ監獄へ

23日、ブラジリアに到着したピゾラット氏(José Cruz/Agência Brasil)

 メンサロン事件で有罪判決を受け、刑執行直前にイタリアに逃亡していたエンリケ・ピゾラット氏が22日、2年に渡る逃走の末、イタリアからブラジルに強制送還させられた。23日付伯字紙が報じている。 ピゾラット氏はメンサロン事件当時のブラジル銀行マーケティング部担当理事で、32・6万レアルの収賄、マネー・ロンダリング、7300万レアルの ...

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終戦70年記念=『南米の戦野に孤立して』=表現の自由と戦中のトラウマ=第19回=エリート二世の心の傷

1932年の護憲革命軍に参加した当時の若き山城ジョゼ(Trajetoria de Duas Vidas)

 移民の子供としてブラジルに生まれ、複数の大統領すら輩出するUSP法学部、難関の医学部に苦労して入学して得た「USP学生」というエリートの肩書はなんだったのか――。ただでさえデリケートな思春期、誇り高い彼らは〃事件〃の体験に打ちのめされたに違いない。 そんな忸怩たる思いで、1週間の獄中生活を送った。その時間が彼らに「ブラジルの怖 ...

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