「トミ商会」店主・冨松珠郎さんが18日午前9時15分、入院先の病院で肺がんのために亡くなった。享年79。 冨松さんは京都に生まれ、パラグアイの移住地に入り、その後サンパウロに定住。リベルダーデ区でレンタルビデオ店を営んだ。 今年6月頃から肺を患い、1週間前に容態が悪化、入院していた。 葬儀は20日、ヴィラ・アルピーナで大勢の参 ...
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これは人間?それとも動物?=サンパウロで話題の展示会
ここ数年、展示会ブームのサンパウロに、また話題を呼びそうなものが加わっている。それがブラジル銀行文化センターで12日からはじまった「コンシエンシア」だ。 これはオーストラリアの現代芸術家パトリシア・ピッチニーニ(50)の展示会だ。ピッチニーニの芸術は、絵画、彫刻から、映像や音声、デジタル・プリントを使ったものまで幅が広いが、特 ...
続きを読む »路上生活者から哲学博士へ=授業で身の上話聞かせる教授
サンパウロ州ソロカバ市の大学に、一風変わった授業を行う哲学博士がいる。「路上生活者だった頃はごみさえ食べた」と語るベネジト・アパレシド・シリノ教授(51)がその人だ。 同州カンピーナス市で生まれたシリノ氏は、7歳で読み書きを覚え、勉強が大好きだったが、9歳で母を亡くし、家計を助けるために11歳から工場で働き始めた時点で学業から ...
続きを読む »東西南北
13年の全国規模でのマニフェスタソン以来、様々な抗議活動に登場しては銀行や商店などへの破壊行為を行ってきたブラック・ブロックスが15日に再び姿を現した。同日は、サンパウロ州政庁前で、街灯の壊れた部分を武器に門の破壊を試み、とび蹴りを行なうなどする姿が見られた他、敷地内で爆発物も見つかった。ここ数日、州の教育プログラム改編で州立 ...
続きを読む »キリストの幕屋=生命の光上映会、25日
サンパウロキリストの幕屋(木村喜代人代表)が「生命之光」上映会を、25日午後2時から山形県人会館(Av. Liberdade, 486, sala 24)で行う。 映像は3本立てで全てポ語字幕つき。上映後は親睦のひと時を持つ。入場無料。 問い合わせは同会(11・5011・1785)、大山さん(11・2068・1701)まで。
続きを読む »神谷市議が復活100日報告=BEGIN11月に公演
「来年も選挙に出るよ!」。神谷牛太郎(PSD、69)が5月19日に2年ぶりにサンパウロ市議に復活してから100日が経過したことを受け、報告に来社し、さっそく来年の地方統一選挙に向けて立候補の意思を明言した。 マルコ・アウレリオ・クーニャ市議がブラジル女子サッカー代表チームの経営陣に引き抜かれた空席に、神谷市議は座る。だが昨年1 ...
続きを読む »第49回 日本人が信じられないブラジルの不都合な真実 ⑨
ブラジルの言語は、ポルトガル語である。大企業の役職以上の人であれば、多くは英語を話せるが、日常生活の現場では、ほとんどの場所で英語は通じない。ある意味、日本よりも通じないかも知れない。 例えばデスクとか、チェアーなどの初歩的な言葉はもちろん、数字なども知らないことがある。英語とポルトガル語で似た単語も割とあるが、スペルが近く ...
続きを読む »ルイス・カルロス・ミエーレ死去=ブラジル芸能界屈指の才人
1960年代より、ブラジルの芸能界でプロデューサー、司会者、俳優としてマルチな才能を発揮し続けたルイス・カルロス・ミエーレが14日、リオデジャネイロ市の自宅で倒れ、帰らぬ人となった。77歳だった。 女優で歌手だった母イルマ・ミエーレの息子としてサンパウロに生まれたミエーレは、幼い頃からラジオの子役俳優として活動し、1959年に ...
続きを読む »ペットボトルでチケット入手=下部リーグの熾烈な昇格争いも佳境に
サッカーブラジル全国選手権は1部セリエAの20チームだけではない。2部セリエBに20チーム、3部セリエCに20チーム、4部セリエDには40チームも参加している。 16日から19日、3部と4部では、来期に2部、3部に昇格できるかがかかる試合がブラジル全土で行われる。 ミニリーグから、プレーオフのトーナメント形式で行われる3部と4 ...
続きを読む »「六段」はミサ曲だった?!=聖歌隊と筝曲の会が夢の共演=文化交流の歴史ロマン再現=120周年記念し修道院で5日
500年の時を超えて、キリスト教の日本布教が残した文化的痕跡がサンパウロ市で荘厳に蘇る――。ブラジル筝曲宮城道雄の会(長瀬令子会長)とサンパウロ・サンベント修道院が共催で、『グレゴリオ聖歌と筝曲演奏会』を11月5日午後8時から同修道院(Mosteiro de Sao Bento de Sao Paulo、メトロのサンベント駅横 ...
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