エレベーターに張られた「マンションの水が戻りつつある」との通知は、デザイナー、クラウジオ・ロペスさん(40)を安堵させるに充分だった。 シャワーは15分以上かかるようになったし、洗濯機も週に3回使われるようになった。「水を無駄使いしているわけじゃない、日常生活は普通に戻り始めているだけ」とサンパウロ市北部のヴィラ・マリア在住の ...
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練習艦隊=しまゆき艦上で歓迎会開く=200人の日系人らと交流=乗組員が〃故郷〃楽しむ
【既報関連】サンパウロ州サントスに寄港した日本海上自衛隊の練習艦隊が停泊中の5~8日、艦内公開や日系社会との交流会など公式行事を行なった。6日夜には練習艦「しまゆき」で艦上レセプションが開催され、サンパウロなどから約200人の招待客が訪れた。同日朝には分散入港したリオから、中畑康樹司令官も駆けつけた。 サントスには練習艦「しま ...
続きを読む »富山村の谷先生が個展=〃日本の風情〃が好評
サンパウロ州ミランドポリス市第3アリアンサ(富山村)で日本語教師を務める谷英志さんが先月25日、近郊ペレイラ・バレット市の「第54回盆踊り大会」に合わせ、同会場で個展を行なった。 2014年8月から赴任する同氏は、県立富山北部高校情報デザイン科の美術教師。鉛筆画を中心とした画家としても活動しており、日語教育に励む傍ら当地でも制 ...
続きを読む »日伯外交120年の絆・日本祭り=サンパウロ 平間浩二
26日は前日の豪雨と打って変わって雲一つない晴天に恵まれた。最終日の今日は、それにふさわしい最高の日本祭り日和となった。 ジャバクァラ・メトロ駅からサンパウロ・エキスポセンター行きの無料送迎バスがピストン輸送している。そのバスに乗ろうとしている行列を見て驚いた。毎年乗っているが、今年ほどの長蛇の列はなかった。待つのは苦痛であっ ...
続きを読む »佐賀県人会が還暦を祝う=副島副知事ら15人来伯=創立60周年に絆確かめ
ブラジル佐賀県文化協会(西山実会長)が2日、1946年の創立から60周年を祝いサンパウロ市の同会会館で記念式典を行なった。副島良彦副知事、中倉政義県議会議長ら一般含め15人の慶祝団が祝福に駆けつけ、当日来場した約270人の関係者と共に、還暦の節目を祝った。 来賓には日系3団体の代表や飯田茂在聖領事部長、亜国県人会のウメサキ・ ...
続きを読む »東西南北
7日、サンパウロ市北部のショッピング、メトロ・トゥクルヴィ駅で、強盗と軍警による銃撃戦が繰り広げられる事件が起きた。幸い怪我人は出なかった。同日午前11時頃、同ショッピング1階部分にある携帯電話店のサムスンに、顧客のふりをした男性2人女性1人の武装した強盗団が侵入した。店員によって姿が確認されたことで、強盗たちは窃盗を行なわず ...
続きを読む »人文研=日系社会の実態を大調査=全伯の300団体を訪問=新たな「日系」像探る
サンパウロ人文科学研究所(本山省三理事長、以下、人文研)が創立50周年を記念し、大型調査事業をスタートさせた。外交120周年記念の公式事業。テーマは「多文化社会ブラジルにおける日系コミュニティの実態調査」。今月から2年間かけて全伯に約300あると推定される日系団体を訪問し、インタビューやアンケート調査を通して各日系社会の経済文 ...
続きを読む »県連代表者会議=日本祭は赤字の見通し=存続に向け意見飛び交う
ブラジル日本都道府県連合会(本橋幹久会長)の7月の代表者会議が先月30日夜、県連大会議室で行われ、37人が出席した。議題の中心は終了したばかりの「第18回日本祭り」が占め、活発な議論が行なわれた。 正確な収支は来月以降に発表されるが、山田康夫実行委員長(滋賀)より「県連としては赤字になる見通し」と発表。来場者は土曜日の大雨の影 ...
続きを読む »モジ文協が初「冬祭」=秋祭に並ぶ大型イベント
モジ・ダス・クルーゼス市で8月中旬、第1回「冬祭」が行われる。9万人の来場者数を誇る「秋祭」と並ぶ大型イベントで、今年は2万人の来場を見込む。主催はモジ文協(中山喜代治理事長)。場所は文協総合運動場(Av. Japao, 5919, Porteira Preta)。日時は15日午前10時~午後10時、16日午前10~午後8時。 ...
続きを読む »『百年の水流』開発前線編 第一部=北パラナの白い雲=外山脩=(21)
この1939年、姉が結婚した。それを機に、一家はイタンバラカーの大槻という日本人の農場に移った(イタンバラカーも、現在は独立した町=ムンシピオ=になっているが、当時はインガーの一部だった)。 大槻家は独立して同胞を使うまでになっていた。武雄たちは、まだ独立農にもなれずにいた。大槻農場では、山を伐り拓いてカフェーを1万5千本植え ...
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