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サンパウロ 関連記事

東西南北

 大サンパウロ市圏オザスコで11日朝、公有地に不法に住み着いた人々の強制退去が行われた。約200世帯の人々は抵抗を試みたが、午前10時にはショベルカーが持ち込まれ、木材などで作った仮の住まいが次々に倒された。住む場所もなく、わずかな物しか持てない人々がやっと手にしたマットレスが壊れた屋根や壁用の板などと共に地面に投げ出される光景 ...

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多羅間さん初七日にお言葉=両陛下や皇太子ご夫妻等から=宮内庁から侍従が伝える

多羅間俊彦さん

 「多羅間殿下」とコロニアで親しまれていた明治天皇の孫、多羅間俊彦さんの初七日ミサが4月21日に行われたが、その前に、天皇皇后両陛下をはじめ皇太子殿下ご夫妻、秋篠宮ご夫妻からお悔やみの電話があり、さらに三笠宮さまや久邇宮家からも御供花があったことが分かった。多羅間アリッセ未亡人は驚きながらも、「本当にありがたいお心遣い」と心から ...

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ヤンマー=オザスコに新事務所開設=小型建機で市場拡大狙い

乾杯する(右から)北原社長、後藤参与ら

 ヤンマー・サウスアメリカ(本社=インダイアツーバ市、北原健二社長)がサンパウロ州オザスコに新しくサンパウロ事務所を開設し、4月24日夜に建設・土木業、建機レンタル業など関係者約150人を招いて開所式を行なった。 ヤンマーは今年で創立103年目。ブラジルに進出して58年になる。インダイアツーバ工場でこれまで生産したディーゼルエン ...

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大耳小耳

 9日付本面で《「芝浦工大には感謝だけ」=国境なき科学留学生の父》と紹介した件に関し、亡くなったアウレリオさんのことが宿舎・日本力行会の機関紙1月号にも《さよならアウレリオ君、志し半ばで突然死~》との見出しで掲載されていた。漢字名は「池渕パルジギノ・アウレリオ明男さん」。亡くなった二日後の昨年11月26日に力行会談話室でお別れミ ...

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鱈のコロッケ

Bolinho de bacalhau

【美味しい料理は国境を越える!】  ポルトガルの植民地だったブラジルには、ポルトガルの名残が幾つもあります。鱈のコロッケはその一つでもあります。 魚料理を多く取り入れたポルトガル料理には、イワシを始め塩蔵鱈をよく使用します。中でも塩蔵鱈はいろんな調理を楽しめると思います。ジャガイモやオリーブ油とよく合いますし、丁度いい塩加減はビ ...

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日系人の伴侶探しに=援協お見合い会、24日

坂和さん(左)と久保さん

 サンパウロ日伯援護協会(菊地義治会長)が「第49回お見合い会」を、24日午前9時から援協本部5階の神内ホール(Rua Fagundes, 121, Liberdade)で実施する。申込締め切り20日。参加費は会員90レ、非会員110レ。 日、非日系は問わず、日本人や日系人との結婚を希望する人が対象。年に2回実施しており、毎回約 ...

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駐在員をテーマーとするショート・ショート連作=「ブラジル諸人来たりて」ブログより許可をえて抜粋=(3)=今どきのマクンバ(アフリカ伝来黒魔術)

 真夜中、香織は一人で「マクンバ、マクンバや!」と大阪の自宅で叫び、グッド・アイデアに膝を叩いた。と言うのは、どうしても夫の片岡清をやっつけてやりたいと思っていたからなのだった。      ☆ そんな頃、夫の片岡は朝、会社に出勤しようとサンパウロ市のマンションのドアを開けていた。ふと、そのドアの横に何気なく置かれていた、蝋燭の束 ...

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パナマを越えて=本間剛夫=76

 その情報の中で、日本人の海外旅行が二十年間禁止されるという私にとって暗いニュースもあったが、私は感情の乱れを抑えるように努めた。上司や戦友たちを刺激したくなかった。司令部からは毎日命令が出され、それは連合軍命令として各隊に伝達された。師団糧秣(りょうまつ)庫の解放、銃火器の集積、軍用建物の破壊と全島の清掃などが次々と命令された ...

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寄稿=医者いらず、薬屋いらずの薬木=〃銀の弾丸〃モリンガとは=元日本国際開発機構(JAIDO)中南米担当専門家=モジ・ダス・クルゼス在住 野澤 弘司

蕾(つぼみ)

 この寄稿の発端は小生が2005年に中米ニカラグアで体験したモリンガの健康食材や薬用効果、そして有機農業の緑肥としての稀に見る天啓の効果の虜になり、パラグアイに携行した一束のモリンガの苗が、今では日系人を始め、パラグアイ各地でマテ茶とともに愛飲され、健康の維持増進に多大な恩恵をもたらしている事だ。また5年前に旧JATAKの農業技 ...

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デング熱=感染拡大ペース緩和の兆し=低気温が蚊の繁殖の妨げに

聖州カンピーナスでのデング熱拡大予防作戦に動員された陸軍兵(Carlos Bassan/Prefeitura de Campinas)

 全国で流行中のデング熱も、最近の気温低下と雨の減少で沈静化する時期に入ると7日付フォーリャ紙が報じた。 専門家は、冬を迎えるとデング熱を媒介する蚊(アエデス・アエジプチ)が生息しづらくなるため、感染拡大のペースは落ちるという。少雨の時期は蚊の繁殖に繋がる水たまりもできにくくなり、「統計上、6月以降はデング熱発生件数が減り、無く ...

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