サンパウロ州サンミゲル・アルカンジョ市のコロニア・ピニャール文化体育協会(徳久俊行会長)が先月28日、同文協の入植50周年記念体育館で『第1回夏祭り』を行なった。サンパウロ市からのバス5台を含む約700人が訪れ、新鮮な果物を買い求める来場者で大賑わい。農産品による地域振興を図る初のイベントは成功に終わった。 午前11時から開 ...
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大阪・聖姉妹都市交流=出稼ぎ子弟が親善大使に=奥泉さんが出発報告
昨年で姉妹都市提携45周年を迎えた大阪・サンパウロ姉妹都市交流事業により、奥泉みどりさん(18、三世)が親善大使として8日から15日間、日本を訪れる。 親善大使の派遣は5年に一度だったが、3年前から毎年実施されている。 奥泉さんは4歳でデカセギのため両親と共に訪日し、小学校5年生まで愛知県豊川市で日本の教育を受けた。「また日本 ...
続きを読む »勢い増すミニレストラン=省スペースで工夫を凝らす
止まらぬ賃料の上昇に対抗して、店内を可能な限り小規模にしてコストを下げる。近年のサンパウロではそんな、オーナーの財布にもお客の財布にも優しい小規模飲食店が勢いを増している。 小さいことそのものがお店のヒットの条件ではない。大成功は、かえって小規模店には障害になることもある。 オープン時には店の奥行きよりはるかに長い行列ができて ...
続きを読む »倒れた木でベンチや彫刻=駐車スペースにも鎮座?
昨年11月以降、サンパウロ市では、雨や風のために1700本以上の倒木が起きているが、これらの木を加工して作ったベンチや彫刻が市民の目を楽しませ、潤いの場を作り出している。 同市の緑と環境局によれば、時速90キロを超える風などで倒れた木は寿命を全うしていないものが多く、再利用が可能だ。とはいえ、短期間に起きた倒木によって生じた大 ...
続きを読む »文協で無料介護講習会=5日スタート、全15回
サンパウロ市文協とサンタクルス病院が共催し、3月5日から毎木曜日、同文協(Rua Sao Joaquim, 381, Liberdade)で「無料介護講習会」を開く。開催時間は昼12時半~午後4時半で、全60時間(15回)。定員50人。 これまで救済会「憩の園」が、グアルーリョスとサンパウロの2市で介護講習会を行ってきた。今後 ...
続きを読む »人文研日本支部が講演会=共同通信名波元リオ支局長招き
サンパウロ人文科学研究所日本支部(栗原猛理事長)は3月7日午後3時から、ブラジル日系社会の勝ち組負け組抗争に関する講演会を、東京都豊島区の立教大学池袋キャンパス(西池袋3―34―1)の12号館・第一会議室で行なう。参加無料、地域文化資源ネットワーク協力。 講師に2007~11年まで共同通信リオデジャネイロ支局長を務めた名波正晴 ...
続きを読む »第19回 経営戦略欠如では勝てないブラジル ③
前回ピーター・ドラッカーの「企業は環境適応業である」という箴言を引用したが、さらに、ブラジルで成功するにはドラッカーの次の2つの言葉が重要になる。 最初は、「ビジネスの目的の正しい定義はただひとつ。顧客を作り出すことである」。顧客なくしてビジネスなしであり、企業にとっていかにマーケティングが大事であるかだ。日系社会だけではなく ...
続きを読む »「愛の生活」か、罪の軽減か?=同性愛受刑者に「別居」の危機
昨年、サンパウロ州の刑務所内で同性愛結婚したことで話題の女性カップルが、受刑の進行の都合で、別居か否かの問題に直面している。 スザーネ・ヴォン・リシュトフェン受刑囚は2002年、10代にして両親に保険金をかけて殺害した事件でブラジル社会ではかなり有名となった。彼女は39年の刑を言い渡され、06年からサンパウロ州トレメンベー刑務 ...
続きを読む »東西南北
イギリスの経済誌「ファイナンシャル・タイムス」は25日付の号で、「ジウマ大統領が2期目を全うできない10の理由」という記事を掲載した。新興国専門の評論家ジョナサン・ウィートリー氏はその理由として、「議会での支持喪失」「ペトロロン」「消費者の信用失墜」「インフレ上昇」「失業者増」「投資家の信用失墜」「財政赤字」「経済問題全般」「 ...
続きを読む »南部伝統のライバル対決=敵のファンと同じエリアに
リオ・グランデ・ド・スル州ポルト・アレグレで3月1日午後6時半に行われる、リオ・グランデ・ド・スル州選手権(通称〃カンペオナート・ガウーショ〃)のインテル・ナシオナル対グレミオ(通称〃グレ・ナル〃)戦で、両チームのファンが同じエリアの席に座る「トルシーダ・ミスタ」(ミックスされたファン)が採用され、話題を集めている。 同じ都市 ...
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