4日、大サンパウロ市圏を環状につなぐ予定の高速道、ロドアネルの東部(レステ)部分が不完全な形ながら一部開通した。ロドアネルはサンパウロ市を輪で囲むように走る環状線で、02年にはオエステ(西部)、10年にはスール(南部)が開通した。今回開通したのはABC地区のマウアからアイルトン・セナ高速道までの37・7キロ分。ジェラルド・アウ ...
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「私に任せて」のはずが…
イトゥ滞在中、ホテルに洋服のクリーニングを頼んだ。当日仕上がりのはずが、翌日、チェックアウトの時になっても「まだ」という。フロントの女性は申し訳なさそうな顔で「届き次第、すぐにサンパウロのホテルに郵送する」と言ってくれた。 3日たった。届かない。確認の電話をすると、別のフロント係が「ここにありますけど、何か?」。催促しなければ ...
続きを読む »教会の入り口で花婿急死=「幸福なまま死んだ」と兄弟
サンパウロ州タウバテで6月28日、結婚式の会場まで来た花婿が、仲人らと挨拶を交わしている間に心筋梗塞を起こし、急死するという事件が起きた。 マルセロ・テイシェイラ・ドス・サントスさん(35)は心臓病を患って2年間治療を受けていたが、最近は症状も安定しており、誰が見ても幸福そのものという顔で教会に着いた。 結婚式の当日、マルセロ ...
続きを読む »人文研 研究例会、10日=亜国の一世文学テーマに
サンパウロ人文科学研究所(本山省三理事長)が10日午後6時半から、文協1階13号会議室(Rua Sao Joaquim, 381)で研究例会を行う。講師は国際日本文化研究センター教授の細川周平さんで、テーマは「アルゼンチン一世の文学活動―増山朗の『グアラニーの森の物語』を中心に」。 20世紀初頭から移民が始まったアルゼンチン。 ...
続きを読む »南麻州=ドウラードスの和歌山県人=松原、クルパイ移住地訪ねて
サンパウロ市から西北方向に約1千キロ離れた南麻州ドウラードス市は、パラグアイとの国境付近に位置する。その周辺には、戦後移住の先駆けである松原移住地があり、和歌山(クルパイ)植民地の入植者も向かった場所だ。入植者の多くが和歌山県南部からの移住者だった縁があり、1953年の入植から61年目の今年4月、仁坂吉伸・和歌山知事をはじめと ...
続きを読む »有名法律家にして空手の達人=イヴェス・ガンドラ・マルチンス=知られざる日系人との絆
「今でもウマ・ポレガーダ(1インチ、2・54センチ)の板一枚なら叩き割れる」。有名な法律家イヴェス・ガンドラ・マルチンスさん(79、Ives Gandra da Silva Mrtins)は4月15日、手刀の構えをしながら低く響く声で、そう言った。南米金融界の中心であるパウリスタ大通りの一本裏にその法律事務所はあり、入り口すぐ ...
続きを読む »「日本移民の日」を祝して=在サンパウロ日本国総領事 福嶌教輝
「日本移民の日」を迎えるに際し、ご挨拶申し上げます。 日本人のブラジル移住が106周年を迎えたことを、皆様方と共に喜び、心より祝意を表します。 そして、祖国日本を離れブラジルに移住し、幾多の苦難を乗り越えた末に今日160万人とも言われる日系社会の繁栄へと繋がる道を切り開いてこられた先人の方々に深い敬意を表すると共に、ブラジルの ...
続きを読む »ワールドカップと6月祭り
W杯ブラジル大会ますます白熱しています! 6月28日に行われたブラジル対チリ戦は、まさに死闘。延長の末に、PK戦でようやく決着が着くという激しい闘いでしたね。選手も涙を流していましたが、応援していた近所のブラジル人のみなさんも涙を流した人が少なくなかったようです。試合後に会うと、いつもの立ち話もこの試合の話題で持ち切りでした。 ...
続きを読む »イヴェス・ガンドラ・マルチンス=日本文化との接点は学友=渡辺マリオから母の話聞く
有名法律家のイヴェス・ガンドラ・マルチンスさんに日本文化との最初の接点を問うと「大学時代の親友が日系人だったから」と答えた。名を聞くと「渡辺マリオ」(故人)、日系社会では「日本移民の母」とも呼ばれる渡辺トミ・マルガリーダ(1900―1996、鹿児島県)の息子だった。 学生時代、マルチンスさんと渡辺マリオさんはそれぞれ恋人を連れ ...
続きを読む »県連日本祭りで富士山写真展=地元しか知らない霊峰の姿=世界文化遺産1周年記念=本紙と静岡新聞が共催
郷土食展やミスニッケイコンテストなど見所満載の県連日本祭りが今週4~6日に開催される。中でも注目されるのが本紙と静岡新聞が共催する写真展『富士山写真展~世界文化遺産になった日本人の魂と文化~』だ。富士山がUNESCO世界文化遺産に昨年認定されたことを記念し、美しい四季の富士山の表情を伝える写真40枚を通じて、〃日本の心〃を伝え ...
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