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サンパウロ 関連記事

謎の老舗日系レストラン『SATO』

迷品のラーメンと刻みネギがのるカレー

 これはバールなのか、レストランなのか――それが問題だ…。一説には600以上も日本食を出す店がサンパウロ市にはあるといわれる中でも、バール的店舗は珍しい。50種のメニューには「果たして日本食かと首をかしげるものがある」と聞き、怪しい一品を食すべく早速出動だ!  店の看板メニューには「KARE RAISU」の文字! 英語のRice ...

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パリでポルチナーリ展=国連本部のあの巨大壁画も

 ブラジルの美術史上、最も有名な画家の一人であるカンディド・ポルチナーリ(1903~62)の展覧会が6日、パリを代表する美術館、グラン・パレで大きな目玉作品と共にはじまった。 ポルチナーリは1903年、サンパウロ州リベイロン・プレットのコーヒー農家の息子として生まれた。 幼い頃から絵画の才能を発揮したポルチナーリは、16歳でリオ ...

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ブラジルの父子家庭事情=経済力を理由に親権得る=男性の自己認識が変化?

 離婚率が高いといわれるブラジルにおいては、さまざまな家庭の形がある。IBGE(ブラジル地理統計院)の調べによれば、そのうち、全体のわずか1・8%に過ぎないが、数にして実に88万1千家族いるのが父子家庭だ。 この父子家庭に関心を持ち、サンパウロ大学の大学院で研究をした人がいる。ソーシャルワーカーのフラビア・アバデさんは、かつて離 ...

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島流し物語=監獄島アンシェッタ抑留記=特別寄稿=日高徳一=(7)=試される日本人収監者=野火の延焼を食い止める

1946年に撮影された記念写真(矢崎さん提供)

 我々を試そうとしている事は、彼等の口振りで判った。年長の谷口正吉と共に二十余名は、運動不足であるが全員一致で登る事になった。谷口正吉が「時間は制限されていない。我先に登っては、一人が転ぶと何人か一緒に転落する。6、7名が横一列になり、間隔を置き、焦らず互いにかけ声を掛け合って昇れば一人の失敗もない」と自信をつけて下さったので、 ...

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サッカーW杯開幕まであと1ヶ月!

 W杯ブラジル大会まで、あとおよそ1ヶ月!ブラジルもようやく盛り上がって来たといえるでしょうか。というのも、ご存知の通りスタジアムなど工事の遅れやW杯反対デモもあり、最近まで開催を楽しみに待ちわびる盛り上がりと不満や懸念が入り交じる混沌とした雰囲気があったように感じていました。  それが開幕までおよそ1ヶ月となり、かなり盛り上が ...

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スーパーマーケット見本市=「フェイラAPAS」サンパウロ市で開催西山酒造は高級酒で勝負=和歌山県も梅製品を出品

清酒「小鼓」を手に、西山周三代表取締役社長

 サンパウロ市エキスポセンター・ノルテで5日から4日間、スーパーマーケット産業で世界最大といわれる見本市「第30回フェイラAPAS」が始まった。パウリスタ・スーパーマーケット協会(APAS)主催。ジェトロ・サンパウロ事務所の日本ブースにはキッコーマン、南部美人、白鶴酒造、かねさなどが出展。その中で、「現地富裕層をターゲットに高級 ...

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ブラジルにもいた名物占いオバサン=スターの死などを当て有名に

 日本にもテレビ番組を通して有名になる、「噂の占い師」のような存在は少なからずいるものだが、同じような人はブラジルにもいる。その中でも有名な女性占い師、マイン(ママ)・ジナが2日、入院先のサンパウロ市内の病院で死亡した。享年83だった。 マイン・ジナは1996年、当時「ヴィラ・ヴィラ」の大ヒットで人気の絶頂にあったロックバンド、 ...

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島流し物語=監獄島アンシェッタ抑留記=特別寄稿=日高徳一=(6)=山内「踏絵より死を選ぶ」=各人技量を発揮して生活向上

 本家さんは自分達の同志であり、山内さんは臣道聯盟ツパン支部の幹部の子息で、嫌疑をかけられ父子ともオルデン・ポリチカ政治警察)に連れて来られ取り調べをうけた。父親が聯盟員と云うだけで、釈放するのに、各地の警察内で我が物顔にしていた自警団、彼らの発案であろう踏絵、敗戦を認識する事を誓う書類に署名する事を強要させられた。 山内さんは ...

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島流し物語=監獄島アンシェッタ抑留記=特別寄稿=日高徳一=(5)=軍隊式の起床ラッパ生活=能力発揮した日本人収監者

 反対側(註=認識派)の日本人が宣伝し、マスコミが「臣道聯盟によって組織され訓練され、また日本の黒竜会との関係のある殺人団体である」と看守らには吹きこまれていた様だ。彼らは始めのうちは用心したらしいが、日本で高等教育をうけた方や各地で大きく事業をしていた方も居られ、他の人達も各々に一家を構えた方が多かった。日常の生活振りで彼等に ...

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オーリャ!

 和歌山県知事と11人の県議ら公式訪問団が、県人の多い南麻州ドウラードスを訪れた。3日にわたる盛りだくさんの記念行事は全て滞りなく行われた―ように見えたが、そうではなかった。 午前10時台に出るはずだったサンパウロ行きの帰りの便が突然「3時間遅れ」に。昼食後、3時間後に空港に戻ったが機体は到着していなかった。疲労を隠せない様子の ...

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