サッカーのクラブチーム南米一を決めるリベルタドーレス杯の決勝戦第1試合が22日にブラジルのポルト・アレグレで行われ、ホームの利を活かしたグレミオが、ラヌース(アルゼンチン)に1―0で勝利し、22年ぶり3度目の南米制覇に前進した。 本拠地グレミオ・アリーナでの第1戦で、グレミオは序盤から積極的に相手陣に攻め込み、チャンスをうか ...
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東西南北
23日付現地紙によると、来年の大統領選出馬が噂されているテレビ司会者のルシアノ・フッキ氏に対する好感度が急上昇しているという。調査団体イプソスが行った最新の世論調査によると、大統領選出馬が予想される政治家のほとんどが60%以上の人に嫌われているのに、フッキ氏だけは32%と圧倒的に低い。また、好感度は、9月に行った前回調査の43 ...
続きを読む »ブラジルの人種差別、実際のところ
先日20日、サンパウロ市をはじめ、一部自治体では「黒人の意識高揚の日」ということで祝日だった。毎年この日に、黒人に対する差別問題について深く考えることを促すのを主な目的としたもので、マスコミもこの日に向けて問題提起を投げかけている▼だが、マスコミが問題を投げかける以前に、今年の場合はひとつの悶着があった。黒人女優タイース・アラ ...
続きを読む »ブラジル・サッカー=「ジョーをセレソンに」=屈辱のW杯から鮮やかな復活劇
今年のブラジルのサッカー全国選手権は、コリンチャンスが3節を残して2年ぶり7回目の優勝を飾ったが、今年の最優秀選手の有力候補はコリンチャンスのセンター・フォワードで得点王争いも演じているジョーだ。 ジョーは、サッカーファンには3年前の地元開催W杯で全く活躍できなかった選手として認識されている。ほとんど出番もないまま無得点に終 ...
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本日付本頁で報じた新都市相候補のアレッシャンドレ・バウジー氏に、早速黒い噂が浮上している。20日付フォーリャ紙には、同氏は2011~12年頃に現地紙をにぎわせた連邦警察のモンテ・カルロ作戦の仕掛け人で賭博師のカルロス・カショエイラ被告と深いつながりがあり、犯罪にも関与していた疑いが持たれていたことが報じられている。バウジー氏は ...
続きを読む »《ブラジル》国内自動車産業振興策のROTA2030、来年からの実施を先延ばし=EUとの交渉に配慮?=国内自動車業界の要請も=「財相が反対する」と大統領は暗喩
ブラジル連邦政府は16日、今年末で期限が切れる国内自動車産業活性化計画、Inovar―Autoに代わり、来年から導入される予定だったRota2030の実施を、南米共同市場(メルコスール)と欧州連合(EU)との間で進行している通商交渉の締結まで先送りする意向を示したと、17日付現地紙が報じた。 今年12月31日に期限切れとなる ...
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本頁でも報じた元リオ州知事のセルジオ・カブラル被告は、この1年で最も報じられることの多かった政治家の一人だ。ルーラ政権末期のブラジルの好景気は、日本のバブル経済時代に喩えられることが多いが、今となっては、同氏の存在は、資金洗浄で共犯して逮捕されたかつての世界長者番付上位の大富豪、エイケ・バチスタ氏と共に、あの時代の悪い象徴とな ...
続きを読む »親善試合終了後のセレソン通信簿=W杯代表への「残席あり」はあといくつ?
16日までにサッカーW杯ロシア大会の代表32チームが出揃った。日本とイングランドとの親善試合を終えたブラジル代表(セレソン)も、ロシアでの本番までは来年3月の親善試合を残すのみとなった。 ブラジルのインターネット上のサッカー報道では、グローボエスポルテが11月の親善試合が終わった時点でのW杯での代表入りに向けた選手の通信簿を ...
続きを読む »《ブラジル》サッカー全国選手権=コリンチャンスが優勝=2年ぶり7度目の栄冠達成
サッカーのブラジル全国選手権1部リーグの第35節1日目の試合がブラジル各所で行われた15日、サンパウロ市東部イタケーラのイタケロン・スタジアムで行われた対フルミネンセ戦で、コリンチャンスが3―1で勝利を収め、2年ぶり7度目の全国制覇を成し遂げたと、16日付現地各紙が報じた。 「勝てば優勝、それ以外なら優勝は持ち越し」の状況で ...
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テメル大統領は共和制記念日の15日に行ったスピーチで、「ブラジル人は国に不安な心配事があると、権威主義に頼ろうとする傾向がある」と語った。テメル氏はこの日、1873年に共和制導入に向けての初の会議が行われた場所であるサンパウロ州イトゥで、全国民向けのメッセージを発し、その中で、ヴァルガス大統領の独裁や軍事政権は「単なるクーデタ ...
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