6月30日、マルコ・アウレーリオ・メロ最高裁判事がアエシオ・ネーヴェス上議の停職を解く命令を出した。同判事は検察庁が求めていた逮捕請求も棄却、現在自宅軟禁中の同氏の姉や従兄弟らとの接触禁止や国外逃亡を防ぐためのパスポート没収なども解いた。同判事は、ミナス・ジェライス州元知事や大統領選で次点となった実績などをあげ、「国民の評によ ...
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東西南北
次期検察庁長官に、ブラジルの歴史上、初めて、女性が指名された。印象として男性的なイメージが強い職務で女性がトップに立つことは、そのこと自体にもっと注目が行って良いことだと思うのだが、報道を見ているとその観点で報じたものはほとんどなく、「テメル大統領が不都合な人事を避けた」というニュアンスのものがほとんどになっているのはやや気の ...
続きを読む »サッカー=ブラジル全国選手権第10節=コリンチャンス、首位攻防戦を制す
5月13日に開幕したサッカー・ブラジル全国選手権も、1カ月半足らずで全日程のほぼ4分の1となる第10節まで消化した。 25日には9節終了時点で首位を走るコリンチャンスと、勝ち点1差で2位につけるグレミオとの直接対決が、グレミオのホーム、ブラジル南部、リオ・グランデ・ド・スル州ポルト・アレグレのアレーナ・ド・グレミオで行われた ...
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ブラジル連邦検察庁が26日にテメル大統領を起訴したことは、世界中の有名メディアでも写真付で報道された。アメリカではニューヨーク・タイムスにワシントン・ポスト、イギリスはBBCやガーディアン、スペイン語圏はエル・パイスなどだ。経済系も、ウォール・ストリート・ジャーナルやファイナンシャル・タイムスなどが大きく報じた。昨年8月にジウ ...
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ダッタフォーリャが23日に発表した最新の世論調査によると、テメル政権を良い/最良と評価した人は前回調査をさらに下回る7%だった。この数字はジウマ前政権が16年4月に記録した最低評価の13%を大きく下回り、ハイパー・インフレだった1989年にサルネイ政権が記録した5%以来の、28年ぶりの低評価となった。現政権ではGDPが2年ぶり ...
続きを読む »サンパウロ州を「ブラジルの機関車」にした鉄道=(上)=帝政の終わりとサッカー王国の誕生
トレンディ・ツーリズモ主催の「鉄道の町パラナピアカーバ(Paranapiacaba)観光ツアー」に参加し、現地ガイドと歴史話をしていて思わず興奮した。サンパウロ州最初の鉄道であるサントス/ジュンジャイ線(S/J線)が開通したのは1867年2月26日だから、今年は記念すべき150周年だと気付いたからだ。日本人なら絶対に記念行事を ...
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21日午後7時30分頃、サンベルナルド・ド・カンポ付近のイミグランテス高速道の橋で、アレッサンドロ・ジェズス・デ・オリヴェイラさん(36)が後続車にはねられ、150メートル下に落下して死亡する事故が起こった。オリヴェイラさんはサンパウロ市方面に向かう追い越し車線走行中に愛車が故障したため、車から降りて何が起きたか確かめようとし ...
続きを読む »「激動の時代で楽しかった」=時事通信の辻さん離任
時事通信社サンパウロ支局で、4年間の支局長の任期を終えた辻修平さん(43、東京)と、16日に新たに着任した市川亮太さん(44、北海道)が21日、離着任の挨拶に本紙を訪れた。 W杯や五輪、その舞台裏での大統領弾劾など、ブラジル近代史に残る4年間を取材してきた辻さんは、「まさに激動の時代だった。本当に楽しかった」と振り返った。 ...
続きを読む »サッカー王国復活への道=新世代で18年W杯優勝へ=現セレソンが無敵な真の理由
あの悪夢の「ドイツ戦1―7敗戦」も今は昔――。セレソンは雪辱を期す2018年W杯ロシア大会のための南米予選を、世界の他の国に大幅に先駆けて制覇して、3月の時点で本大会出場を確定した。昨年9月就任のチッチ新監督は就任以来、南米予選を全勝で飾ったことで「チッチ効果」とも呼ばれているが、果たして強さの秘密は彼だけであろうか。 担う ...
続きを読む »バルサの本命は誰?=獲得が噂されるブラジル人ミッドフィールダー
サッカー・サイト「ゴール」とフォックス・スポーツが報じるところによると、世界的名門サッカークラブ、FCバルセロナは現在、2人のブラジル人ミッドフィールダー、パウリーニョ(広州恒大)とルーカス・リマ(サントス)と入団に向けた交渉を行っているという。 報道によると、より現実味があるのは、ボランチのパウリーニョの方だという。それは ...
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