23日付アゴラ紙によると、サンパウロ州では、軍警や市警などの警察官の行動に関する州民の苦情が、2016年は前年比で75・8%も増えていたことがわかった。それによると、違法な威嚇行為が132・2%増の562件、家に勝手に上がりこむなどの行為が75%増の84件、暴力的な権力濫用行為が24・9%増の301件に上ったという。また、いず ...
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東西南北
依然として食肉不正問題で揺れているブラジルでは今や、テレビやラジオをつけていても常に関連会社の謝罪もしくは釈明CMが流れている。22日付のサンパウロ州の2大新聞、エスタード紙、フォーリャ紙は共に、経済面で全く同じ内容の1頁の大型広告を出した。それは疑惑の大手企業JBS社によるもので、精肉現場の作業着を着た作業員が男女1人ずつ正 ...
続きを読む »サンパウロ州選手権=一次リーグも残り3節=3連覇を目指すサントスが、思わぬ苦戦
2月3日に開幕したサッカーのサンパウロ州選手権一部リーグは、3月19日までに9節を消化した。この大会で常に優勝の座をあらそっていたサンパウロ州4強からは、パルメイラスやコリンチャンスのように、一次リーグ3節を残して既に8強入りを決めたチームもあれば、サントスのように、思わぬ不振で8強入りが危ぶまれるチームもある。 また昨年旋 ...
続きを読む »ブラジルU17南米選手権優勝=決勝リーグ4勝1分17得点2失点と圧巻の成績=10月インド開催のU17W杯出場決定
2月23日から3月19日まで、チリで行われていたサッカーのU17南米選手権で、ブラジル代表が圧倒的な強さを発揮し、優勝を飾った。 ブラジルはグループリーグ予選をトップ通過した後、6チームによる決勝リーグに進み、その5試合を4勝1分、しかも5試合総合で17得点を奪うという並外れた攻撃力を発揮した。 決勝リーグ初戦のパラグアイ ...
続きを読む »パラ・パンアメリカン・ユース大会、サンパウロで開催=南北アメリカ大陸全20カ国から800人の選手たちが集う
20日よりサンパウロ市で、第4回パラ・パンアメリカン・ユース大会が開幕した。これは南北アメリカ大陸諸国の、21歳以下の障がい者スポーツ大会だ。 20カ国から、13歳から20歳までの障がい者スポーツの選手たち800人が集う同大会は25日まで行われる。 同大会組織委員会ディレクターのエジウソン・アウヴェス氏は、「この大会は今年 ...
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17日に行われた連邦警察の「カルネ・フラッカ作戦」は、その開始のインパクトに関して言えば、静かな始まり方だったラヴァ・ジャット作戦の何十倍も国民に大きなショックを与えた。それもそのはず。ブラジルの食文化と言えば、やはり肉食。大きな串に刺したピッカーニャの薄切りを食べる姿は、サッカーやカーニバルと並んで、世界の人がすぐに思い浮か ...
続きを読む »シャペコエンセ=リベルタ杯ホームデビュー戦に合わせ、新ユニフォームを発表=昨年の飛行機事故の生還者も姿を見せる
ブラジル南部のサッカーチーム、シャペコエンセは16日の午後、今年の新ユニフォームを発表した。これは同チームが今年、チーム史上初めて出場を果たした、南米大陸王者を決めるリベルタドーレス杯(以下「リベルタ杯」)のホームデビュー戦に合わせてのことだ。 昨年、シャペコエンセは、南米規模ではリベルタ杯に次ぐ位置付けのスル・アメリカーナ ...
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15日、ブラジルでは社会保障制度改革に反対するデモが全国に拡大、その一方でオデブレヒトのデラソンに基づいた検察庁によるラヴァ・ジャットの捜査開始要請が起こっている。連邦政府としては国の経済立て直しのために何とか財源を確保したいところだろうが、現在の閣僚もそれなりの数関わっているラヴァ・ジャットの捜査開始要請が重なっては、「社会 ...
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かねてから予想されていたとは言え、本面でも伝えている、オデブレヒト社のデラソンを基にしたラヴァ・ジャットの捜査願いであげられた政治家の顔ぶれはすさまじいものがある。現役の閣僚に両院議長、元・前大統領に、その大統領と決選投票を戦った大物政治家たち。挙げられる名前を聞いていると、まるでサッカーのセレソンの選出でも聞いているような気 ...
続きを読む »《ブラジル》ラヴァ・ジャットで試される常識と良識
ブラジル連邦検察庁のジャノー長官が、オデブレヒト社の報奨付供述を基にラヴァ・ジャット作戦(LJ)で嫌疑がかかる政治家や企業家への捜査開始要請を最高裁に提出した▼検察庁がLJ絡みでまとまった数の政治家の捜査要請を行うのは2度目だ。最初は2年前にペトロブラスの理事達の報奨付供述を基に行われ、47人を対象とする要請を出した。今回は最 ...
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