17日のセルジオ・カブラル前リオデジャネイロ州知事の(民主運動党・PMDB)逮捕は、リオ州ならびに国政に大きな波紋を投げかけている。18日付現地紙が報じている。 カブラル前知事の逮捕は、リオ州が財政破綻に陥っている状況下、衝撃を持って迎えられた。 2007~14年に同知事政権が行った連邦政府の資金による公共事業中、サッカー ...
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東西南北
16、17日と2日続いたリオ州元知事逮捕。州や国に与える打撃は、ペトロロンとメンサロンを州政府レベルで組み合わせてやってのけたようなカブラル氏の容疑の方が、小さな市での選挙不正だったガロチーニョ氏より大きいが、報道を見るとガロチーニョ氏への反響も大きい。それは、心臓疾患の疑いのある同氏が、入院先の病院から刑務所への護送車に移さ ...
続きを読む »ブラジル杯=監督の娘がフィールドに入ったことで、決勝のホーム開催権剥奪=と思いきや一夜で裁判所の判断が覆る?
サッカー・ブラジル杯決勝に進出しているグレミオが、30日に行われる決勝第2試合のホーム開催権を失ったが、翌日に控訴した事で、開催権を取り戻せそうだ。 ホーム開催権喪失の原因は、2日にポルト・アレグレ市アレーナ・ド・グレミオで行われた準決勝第2戦のクルゼイロ戦で、試合終了直前に、グレミオのレナト・ガウーショ監督に手招きされ、娘 ...
続きを読む »リオ=元知事が2日連続で逮捕=ガロチーニョは現職での容疑=汚職温床だったカブラル政権=毎月50万レの賄賂支払も
16日、元リオ州知事(1999~02年)のアントニィ・ガロチーニョ氏(共和党・PR)、そして翌17日にセルジオ・カブラル同州前知事(2007~14年、民主運動党・PMDB)が、別件ながら2日続けて逮捕されるという、前代未聞の事態が発生し、リオを混乱させている。17日付現地紙が報じている。 ガロチーニョ容疑者が逮捕されたのは。 ...
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2016年という年は、ジウマ大統領の罷免とリオ五輪という、年表に載せるべきことが二つも起きており、ブラジル社会にとって歴史的に見て特別な年になるということに、多くの国民も同意すると思われる。だが、この年の混乱はまだまだ終わらない。ただでさえ、大統領と下院議長が罷免されたという、世界的に見ても前代未聞の出来事が起きた年なのに、五 ...
続きを読む »JICA=日系社会ボランティア30周年=リレーエッセイでたどる絆=第4回=忘れられないピラポーラ
忘れもしない。ブラジルに到着して数日後、生まれて初めて12時間ほぼぶっ続けで車に揺られた。「リオから任地ミナス・ジェライス州ピラポーラまで約800キロを車で移動するってどういうことなんだろう?」当時の私は距離感もつかめず、ただめちゃくちゃ遠いということしかわからなかった。(800キロとは東京から広島までの距離だ) ピラポーラ ...
続きを読む »サッカーW杯=セレソンが破竹の6連勝=南米予選の首位を独走
ブラジリア時間の16日未明にペルーで行われたサッカーW杯南米予選の対ペルー戦をセレソンは2―0で勝利し、首位で2016年内の日程を消化した。16日付現地紙が報じている。 対戦相手のペルーは、現在予選8位ながら、ここ最近の試合でアルゼンチンと引き分け、エクアドルに勝利するなど油断できない相手だった。 ペルーは前半、速い攻撃を ...
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15日の共和国記念日に伴うフェリアドン(長期休暇)は、連日の雨のためにスカッとしないものとなったが、それはすなわち雨季の本格到来ということでもある。そうなると、サンパウロ市などでは、強いにわか雨が降った際の冠水が気になりはじめる。16日付アゴラ紙によると、次期市長のジョアン・ドリア氏は既に灌漑対策を考案しているとか。この対策は ...
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サンパウロ州保安局が発表した最新データによると、今年の1月から9月において、サンパウロ市での殺人事件で軍警によって殺害された人の数は287人だった。同期間中に殺人事件で亡くなった人の総数は923人なので、およそ10人中3人が軍警によって殺されている計算となる。同市の過去のデータを調べてみると、2006年1~9月には10件につき ...
続きを読む »W杯南米予選=セレソンが快進撃で5連勝=チッチ監督の成功の秘訣は?
チッチ新監督のもと、セレソンがW杯南米予選で破竹の5連勝を記録中。11節終了時点で勝ち点27点で首位と、好調を続けている。 それにしても、チッチ氏にバトンタッチされる前と後のセレソンは、全く別のチームのようになっている。チッチ氏が9月に采配を引き受けるまでは、W杯進出圏外の6位と苦しんでいたが、その後の5試合は全て勝利したの ...
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