「ニッポン、ニッポン、ニッポン」との大声援が東洋街にこだました。日系5団体によるリオ五輪日本人訪問者サンパウロ支援委員会が10日夜、サッカー男子の第3戦(日本―スウェーデン)に合わせ、サンパウロ市文協の多目的ホールで観戦応援会を行なった。負けが許されない試合に日系・非日系、駐在員など約300人の観衆が集った。 ブラジル日本商工 ...
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もっと観戦会を企画しては
10日夜に文協で行なわれた、リオ五輪男子サッカーの観戦会は大いに盛り上がった。でも、どこかお行儀がよく、もっと鳴り物を入れて大騒ぎをしてもいいぐらいだと感じた。 とはいえ、日系人や駐在員、親日ブラジル人という様々な層が一体となって応援している様子には、とても好感が持てた。残念なのはたった1回しか観戦会がないことだ。 五輪に対す ...
続きを読む »五輪応援団の野次に苦情=ネットの悪口に泣く選手も=熱狂や興奮以上に成熟必要
リオ五輪開始5日目の9日、外国人選手や報道関係者がブラジルの応援団の野次や騒音に苦言を呈しているとアジェンシア・ブラジルが報じた。 観客席が騒がし過ぎて苦情が出たのは水泳、卓球、バスケットなどだ。8日の女子バスケットブラジル対日本戦では、絶え間なく続くブラジル側応援団の野次に日本側応援団が苛立ちを覚えた。7日の卓球男子ウーゴ・ ...
続きを読む »正念場にたつブラジル=五輪をバネに経済好転の兆し=7月20日=サンパウロ市在住 田中禮三
一昨年来、石油公社ペトロブラス絡みのスキャンダルが、ブラジル政治・経済の中枢を揺るがす重大な事態を招いている。オリンピック前夜の現在、その後も乱気流の中を漂い続けるブラジルの状況をお届けする。《1》ペトロブラス・スキャンダル ブラジル連邦警察が2014年4月に捜査を始め、「ラバジャット作戦」と名付けられたこの事件は現在も捜査が ...
続きを読む »柔道=ラファエラが五輪で金=涙を超えて掴んだ栄光=貧民街住民にも夢
リオ五輪4日目(サッカー女子から数えれば6日目)の8日、柔道女子57キロ級のラファエラ・シウヴァがブラジル待望の初金メダルを獲得したと8日付サイトや9日付伯字紙が報じた。 ブラジルに最もメダルをもたらしてきた種目、柔道で、ロンドン五輪金メダリストのサラ・メネーゼスらが続けざまに破れた後、柔道ならびにブラジルに最初の金メダルを ...
続きを読む »東西南北
今日10時、リオ五輪の男子サッカーの対デンマーク戦が行われる。この試合の結果次第で、五輪代表は予選落ちとなってしまう重要な一戦だ。奮わない代表の調子もきになるのだが、それと同様に応援する側の態度も気にかかる。「マルタに引き換え、ネイマールは…」とか「以前の世代に比べて最近は…」なる声が目立つのだ。W杯前後からそうだが、果たして ...
続きを読む »大耳小耳
今日10日はリオ五輪男子サッカーの開催日。B組3位の日本は第3戦スウェーデン戦を迎え、引き分け以上で2位通過できる望みがある。午後7時からは文協で観戦会なので、時間のある方は訪れてみては。「代表ユニフォーム姿で応援を!」と関係者。勝ち残ることが出来たら、決勝トーナメントの準々決勝で当たるのは、ブラジルがいるA組の1位でしかもサ ...
続きを読む »リオ五輪=開会式は世界的に大絶賛=開幕からを振り返る=文化歴史の紹介と音楽好評=メダル1号は射撃のウー
5日に正式開催されたリオ五輪は、既に多くの熱戦が繰り広げられている最中だ。五輪開会から最初の週末に至るまでの流れを、伯字紙の報道から振り返る。 5日にマラカナン・スタジアムで行われたリオ五輪の開会式は、世界各国のメディアから絶賛を浴び、成功を収めた。 ミシェル・テメル大統領代行による開会宣言は、同氏の紹介を省いて行われたにも関 ...
続きを読む »聖火が二つある五輪=ボウレヴァルドも好評?=ダフ屋暗躍は止められるか
5日夜のリオ五輪開会式は世界中30億人を魅了したと言われるが、今回の五輪は、開会式での聖火台への点火で聖火リレーが終わらない、史上初の大会だ。 開会式直後、既に日付も変わったリオの街で6日未明に行われたもう一つの聖火台点火は、14歳のジョージ・ゴメス君によって行われた。 通常の聖火台は陸上競技会場に設けられ、大会期間中、ずっと ...
続きを読む »東西南北
既にご存知の方も多いように、リオ五輪の開会式は大成功に終わった。この日は開会前にテメル大統領代行に対する抗議行動があり、マラカナンでもテメル氏への野次も聞こえたが、サッカーのW杯のときのようにそれが主な話題になることはなかった。音楽で参加したカエターノ・ヴェローゾやシコ・ブアルキも熱心な労働者党支持者として知られているが、開会 ...
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