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サッカー 関連記事

日本移民108周年記念=囚人の署名 平リカルド著 (翻訳)栗原章子=(37)

 例えば、長崎在住のジャーナリストの平田サエコなどは二〇一〇年二月になって、はじめて父親の平田研之(けんし)が二重の被爆者だった事実を知らされたのだ。父親は九十一歳になっていて、聞かれても原爆に遭った当時のことを話したがらなかった。 まだ青年であった研之は広島で被爆し、長崎に妻の遺骨をもっていったのだった。彼は再婚し、過去のこと ...

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ブラジルにとって五輪よりも大切なことは

「アングラ・ドス・レイスで聖火が消された」と報じるテンポ紙28日付電子版

 24日、オーストラリア代表選手団が五輪選手村マンションに入居しようとしたら工事が未完――電球なし、電気なし、物置部屋がゴミの山、水漏れなどが各部屋で発見され、入居を延期した。その批判を聞いてムカッときたリオ市長は「彼らが自宅でくつろいでいると感じられるようカンガルーを置いといてやる」と問題発言。それに関し、経済評論家ミリアン・ ...

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ホープ・ソロが空港で謝罪=過剰なジカ熱予防写真で

 ロンドン五輪で金メダルも獲得した、アメリカの女子サッカーの名物選手、ゴールキーパーのホープ・ソロが28日、ネット上で醸した物議について、到着したばかりのブラジルで謝罪した。 アメリカ女子サッカー・チームは28日正午にサンパウロのグアルーリョス空港に到着した。ブラジルの取材陣は早速彼女たちへの取材を試みたが、とりわけ注目されてい ...

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笑顔の傘でリオにエール=東京のブラジル大使館で

 【共同】間もなく開幕するリオデジャネイロ五輪を応援しようと、東京都港区のブラジル大使館で28日、ブラジルと日本の子どもたちの「笑顔の傘」を掲げるパフォーマンスが行われた。 傘にプリントされているのは、リオや東日本大震災の被災地で撮影された子どもたちの笑顔の写真。参加者が約80本の傘を開くと、大使館前に大輪の笑顔の花が一斉に咲い ...

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五輪前に理髪師の戦い=最も独創的なカットは?

髪の毛のカットに余念のないマルセロさん(左、Rio 2016/Gabriel Nascimento)

 リオデジャネイロ市北部ペーニャのアレーナ・ジクロで24日、ブラジル人理髪師による大会「バターリャ・ドス・バルベイロス・ブラジル」が開催され、会場は応援や歓声で熱狂した。 会場の壁のモニターが制限時間を表示する中、デザイン部門の理髪師たちが剃刀やはさみ、バリカンで作品を作り上げていく。最終戦は「Rio 2016」をテーマに始まり ...

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リオ五輪=「利益より損失もたらす」=イボッピの直前アンケート=国民の60%が否定的予想=W杯より冷めた態度目立つ

27日の聖火リレーより(BRADESCO/Willian Lucas)

 ブラジル民はリオ五輪に関し、イベントが成功するか否かは気にかかるが、同五輪がブラジルにもたらすものは利益よりも損失の方が大きいと考えている人が14年のサッカーW杯のときより多いなど、冷めた目で見ている人が多いと、27日付エスタード紙が報じている。 世論調査会社イボッピが14日から18日にかけて、全国2002人を対象に行ったアン ...

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日本移民108周年記念=囚人の署名 平リカルド著 (翻訳)栗原章子=(35)

リオ州の自宅の庭で、兵譽と孫のアドリアナ

 ブラジルで、最初にサッカーの試合に出た日本人は三浦知良選手だった。「カズ」と呼ばれていたこの選手は15歳のときに一人でブラジルに渡り、モッカのジュヴェントス・スポーツクラブのジュニアチームで練習した。彼はサントスチームや日本のサッカー代表チームで輝かしい活躍をした。イタリアでもサッカーをやった。 日系ブラジル人でトカンチンス生 ...

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サッカー日本代表=カレーとおはぎ差し入れ=初戦地マナウス日系社会から

日本代表が2試合を戦うアレーナ・アマゾニア

 【マナウス発】リオ五輪開幕を前に、サッカー日本代表が初戦、第2戦を行うアマゾナス州マナウス市では、地元の日系団体などが慌ただしく準備を進めている。できる範囲で選手たちをサポートしようと、日本食の差し入れのほか、サポーターに青いゴミ袋を配る計画もある。 マナウスでは、開会式に先立つ来月4日に対ナイジェリア戦、7日に対コロンビア戦 ...

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五輪と日系社会=医療支援に宿舎確保=邦人観戦「支えたい」

 【サンパウロ、リオデジャネイロ共同=遠藤幹宜、渡辺雅弘】リオデジャネイロ五輪開幕が間近に迫ってきた。劣悪な治安、ジカ熱、準備遅れ…。不安要素ばかり指摘される中、ブラジルにある海外最大の日系社会は「祖先の故郷から来る同胞を支えたい」との熱い思いを胸に、日本人観戦客の受け入れ準備を進めている。 「今は冬なのでジカ熱はあまり心配ない ...

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日本移民108周年記念=囚人の署名 平リカルド著 (翻訳)栗原章子=(34)

第14章  店主となって 戦後、リオのドゥッケ・デ・カシアス町でも、ブラジルの軍部の守護神ルイス・アルヴェス・デ・シルヴァに敬意を表して賑わっていた。特に一九六一年にペトロブラス社の製油所ができてからは、大規模な労働者の雇用があり、地域の住民を正社員として雇用していたので、ドゥッケ・デ・カシアスの町は繁栄していた。 町の商店も潤 ...

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