「平地(ヴァルゼア)のサッカー」―。これは下手な選手達の酷い内容のサッカーを表すのに使われてきた表現だ。 しかしながら、このヴァルゼア(平地)という言葉は元々、慣用句としての使い方とは関係なく、サッカーの起源に関わりがある。 2015年4月14日は、1895年4月14日にサンパウロ市中心部のヴァルゼア区カルモで国内最古のサッカ ...
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サンパウロ市の長い1日=コリンチャンスついに陥落
秋雨が降り、無数の白いプラスチックの座席板が乱れ飛ぶサンパウロ市東部イタケーラ。コリンチャンスの難攻不落の要塞「アレーナ・コリンチャンス」がついに陥落した。 18日、サンパウロ州選手権準決勝コリンチャンス対パルメイラス戦が行われ、ここまで無敗で勝ち進んできたコリンチャンスが、パルメイラスにPK戦の末敗れるという波乱が起きた。 ...
続きを読む »試合前夜に応援団8人銃殺=武装した3人組本部を襲撃
コリンチャンスの応援団組織「パヴィリョン・ノーヴェ」(以下P9)のメンバー8人が、18日深夜、サンパウロ市西部のP9本部で銃殺されたと20、21日付伯字各紙、サイトが報じている。 事件はサンパウロ州選手権準決勝、コリンチャンス対パルメイラスの前夜に起きたが、現在のところ警察は、両チーム応援団による抗争の可能性は薄いとして、麻薬 ...
続きを読む »東西南北
19日、サッカーのサンパウロ州選手権の準決勝が行われ、パルメイラスとサントスがそれぞれ決勝進出を決めた。パルメイラスは敵地イタケラで行われた対コリンチャンス戦で後半30分に2―2の同点に追いつき、PK戦に持ち込んだ末、7人目で6―5とし勝利した。今年に入り公式戦無敗だったコリンチャンスは、PKでもあと1人決めれば勝てたところを ...
続きを読む »約2年半で153カ所も=前人未到の集団地訪問記録=福嶌総領事、5月初旬に帰国
各地の日系集団地を精力的に訪ね、コロニアから広く親しまれた在聖総領事館の福嶌教輝総領事(ふくしま・のりてる、56、兵庫)が、5月初旬に帰国する。同総領事館の管轄区域である「聖、南麻2州の7連合会の傘下団体をすべて制覇するのが目標だった」という。約2年半年の任期中に訪れた移住地数はなんと153カ所にのぼる。訪問を予期していなかっ ...
続きを読む »ピンドラーマ4月号
コジロー出版社のブラジル情報誌『ピンドラーマ』4月号が発刊された。 「ブラジル映画を楽しもう!!」「摩訶不思議なブラジル経済」「緑の歳時記」に、サッカー、グルメ、イベント情報も掲載。 日系書店、日本食店などで配布中。問い合わせは同出版社(11・3277・4121)まで。
続きを読む »CBF=新会長就任会見行われる=高級住宅購入費に疑問の声=ロマーリオ上議調査を要請
リオ市で16日、マルコ・ポーロ・デル・ネロ氏が19年までブラジルサッカー連盟(CBF)会長を務めることが発表されたが、その就任記者会見で二つの高級マンション購入に伴う疑惑について返答したと17日付フォーリャ紙が報じている。 デル・ネロ会長は、1年足らずの期間でリオ市西部バーラ・ダ・チジュッカ地区で入手した2軒の高級マンション( ...
続きを読む »オーリャ!
この国は空っぽ―? 昨年6月、ブラジルW杯での個人的な感想だ。群集でごった返すサンパウロ市ヴィラ・マダレーナで開幕戦を観たのだが、実は彼らがサッカーにあまり詳しくないと知って驚いた。 「主将は誰?」という質問をあえてブラジル人に問うと、知らない者や的外れな答えが想像以上に返ってきた。「これだけ熱狂的なのに、実は知識量は多くない ...
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サンパウロ市南部イピランガのサンパウロ水族館で14日、2頭の北極熊が初披露され、今後かなり話題を呼びそうだと注目されている。この2頭は5歳のオスと4歳のメスで、2頭合わせて体重730キロ。それぞれ、ペレグリーノとアウローラと名づけられた。この2頭はロシアのカザン動物園との2年にわたる交渉の末に、6万8千レアルで譲渡が決まり、1 ...
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サンパウロ市中央部では昨年から、クラコランジアの麻薬常習者を対象にした労働プログラム「ブラッソス・アベルトス」が実施されているが、それがひとつの余波をもたらしている。それは、常習者たちを収容するホテルの設置に対する反対運動が起きていることだ。同地区のアラメーダ・バロン・デ・リメイラには、既に同目的のホテルが存在するが、市がさら ...
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