2006年4月21日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十七日】経営に行き詰まったヴァリグ航空に対し、唯一の頼みの綱とされていた政府の資金面での援助が断ち切られたことで、事実上破産への引導が渡された形となった。そうした中で従業員の失業などの社会問題が浮き彫りとなっているが、利用客への波及も広がりつつある。 今年ドイツで開催 ...
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ヴァリグ航空再建は可能=管財人、破産の噂を否定=一方で破産時の対策も進む
2006年4月19日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十八日】七五億レアルに及ぶ負債を抱えて破産が噂されているヴァリグ航空に対し、同航空の管財人となっているリオデジャネイロ地裁のアイオウビ判事は噂を否定し、再建に向けて前向きな姿勢で検討していることを明らかにした。 同判事は十七日に行われた共同記者会見で、事実無根の噂が先 ...
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2006年4月14日(金) ブラジル国民一億八千万人に対し、テレビ受像機は一億台も販売された。家庭への普及率は一〇〇%近い。デジタルTVが日本式になれば、国内電器業界へはもちろん、南米全体へ影響を及ぼす。サッカーW杯の年に多いテレビ買い替え需要を見込んで、二月発表の予定だった。今年から突然話題になった割に、日本政府は官民一体に ...
続きを読む »サンパウロ州選手権=サントス、21年ぶりに優勝=僅差でサンパウロ振り切る=ル監督が見事にチーム再建
2006年4月11日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十日】国内プロサッカーの三大イベントの一つの各州選手権で、サントスチームがサンパウロ州選手権の覇者となった。 サントスの優勝は十六度目だが、最後は一九八四年であり、実に二十一年振りとなった。チームの指揮官のルシェンブルグ監督は同選手権で六度目の優勝フラッグを手中にし、 ...
続きを読む »デジタルTV=小泉首相も懇談へ=アモリン外相ら使節団=半導体工場設置求める
2006年4月11日(火) 【既報関連】セルソ・アモリン外相ら三閣僚を中心とするデジタルTV調査使節団は九日、日本に向けて出発した。ブラジルへの半導体工場設置などに関して、小泉純一郎首相はじめ日本の主要閣僚と懇談、NECら関連企業トップとも交渉をするためとラジオブラス(国営通信)は伝えた。 ブラジル政府はテレビの地上デジタル ...
続きを読む »100周年=次々に伯字紙日本特集=サッカー交流にも焦点
2006年4月8日(土) 百周年を二年後にひかえ、ブラジル社会側からの関心も高まりを見せている。今年の六月もエスタード紙とタルデ紙は「日本移民百周年に向けて」別冊の発行を予定し、ブラジル外務省広報誌「マルカ・デ・エッセレンシア」も特別号の取材が四月末発刊を目指して進んでいる。 企画編集を請け負っているK・TOYAMAコミュニ ...
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2006年4月1日(土) 連邦警察で三十一日に予定されていたパロッシ前財務相の事情聴取は、当人の神経性ストレスによる血圧変化を理由に来週まで延期された。連警は診断書を要求、出頭命令に三度応じない場合は強制連行も辞さない構えでいる。一方、ビンゴCPIに召喚されていたオカモトSebrae長官も、現在居所が確認できなくなっている。 ...
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2006年4月1日(土) そろそろ柿の収穫時期になり、柿祭りのポスターも配布され始めた。「柿が実れば、医者が青くなる」と表現されるほど栄養価は高い。ビタミンCが多いため、風邪の予防になる。日系生産者によると、昨年は自然落下が多くなるなど、期待はずれの面もあった。今年はまずまずの結果が残せそうだという。 ◎ W杯(六 ...
続きを読む »コラム 樹海
来る六月は、ドイツでサッカーW杯大会がある。最近、同大会の審判委員会が、主審試験を行ったが、その厳しさが興味深かった。公的団体の限られた人たちによる互選的な選挙は、この試験と同様の厳しさでもって行われれば、より強固な支持を得た首脳陣が構成されるのではないか、と考えてみたりした▼主審試験は、こうだ。委員会が課すのは、走力、視力な ...
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2006年3月29日(水) 九〇年代にサンパウロ・チームのコーチを務めた名将テレー・サンターナ氏(74)が、大腸腫瘍でベロ・オリゾンテ市のフェリシオ・ロッショ病院UTI(集中治療室)に入院、危篤状態にある。同氏は二十五日夕、自宅で腹部に異常を訴え入院した。現在は人工呼吸器を使用し鎮痛剤を処方しているが、体力の回復次第、患部の切 ...
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