2006年2月15日(水) 【ヴェージャ誌一九四二号】人口学者のポウル・アールリッチ氏は一九六八年に著書「人口爆発」を発表して一躍有名となり、人口論で十八世紀に名声を馳せたマルサスの信奉者のように見られた。「人口爆発」では八〇年代に人口増加が食糧危機を起こし、多くの餓死者を出すはずだった。ブラジルなどの農業技術振興と品種改良に ...
続きを読む »サッカー 関連記事
商議所 業種別部会長懇談会――――「セーラ候補当選」か?! 数年は経済好調の見通し=連載(上)
2006年2月10日(金) ブラジル日本商工会議所(田中信会頭)が主催する「業種別部会長懇談会」が七日午後、サンパウロ市のクラウンプラザ・ホテルで開かれた。テーマは「二〇〇五年の回顧と二〇〇六年の展望」。今年は選挙とサッカーW杯の年。レアル高や高金利、中国製品台頭などの要因の中で、この一年のブラジル経済はどのように進むのか。選 ...
続きを読む »JICA青年ボランティア リレーエッセイ=最前線から =連載(28)=辻 伸二=セルジッペ州日伯文化協会=歌と歩んだアラカジュの2年間
2006年2月9日(木) 私が活動しているアラカジュは、ブラジルで一番小さな州セルジッペ州の州都で、人口約四十六万人の町だ。カーニバルに先駆けて行われる1月のプレカジュ、六月のサンジョアンの時に行われるフォフォカジュの祭りには、多くの観光客が訪れる海に面した町で、海岸沿いは、リオの海岸を小さくしたようなきれいなところである。 ...
続きを読む »就職よりブラジル?!=大志万に日本から研修
2006年2月9日(木) 「就職活動で大事な時期だけど、天秤にかけてブラジルを選びました」。 松伯学園・大志万学院で現在研修中の神谷政克(21)さんと平野雄一(同)さんは、玉川大学文学部リベラルアーツ学科の三年生。 日本語教師養成プログラムの一環としてブラジル研修を選んだ。五日に来伯、三月十一日までの約五週間にわたり同校 ...
続きを読む »W杯に賭けるTV業界=史上最高の販売態勢整う
2006年2月7日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙六日】サッカーのワールドカップ開催年の今年、実況中継によるテレビ観戦を見込んでテレビ業界では史上最高の販売を予測、態勢を整えている。各種のテレビを取扱う量販店のエレトロによると、今年はこれまでの最高を記録した昨年の九八〇万台を一一〇万台上回る一千九〇万台になると予想してい ...
続きを読む »パンアメリカン大会に向け早大ソフト部から指導者来伯
2006年2月7日(火) ソフトボールの女子ブラジル代表チーム強化のため、このほど、日本の早稲田大学ソフトボール部から主将の新井悠馬さんと日暮真之さんが来伯した。十三日までの滞在中、イビウナ市のヤクルト球場でブラジル選抜メンバーを指導する。 同大学のソフトボール部は、昨年八月にアメリカ・ミネソタ州で開かれたNAFA(北米ファ ...
続きを読む »ペレ―の長男を再逮捕=今度は資金洗浄の容疑で
2006年2月4日(土) 【エスタード・デ・サンパウロ紙三日】「サッカーの王様」ことペレ―元選手の長男の通称エジニョが二日、サンパウロ州海岸地区のプライア・グランデ市の自宅アパートで再逮捕された。今度は麻薬組織の資金洗浄の容疑で取調べを受ける。 エジニョ容疑者は逮捕に向った警官に従順に連行され同市の警察署から四十七日ぶりに、 ...
続きを読む »大耳小耳
2006年2月4日(土) 援協は巡回診療班のバスを購入するため、つながりのある日本の団体に、約二十万レアルを要請しているという。上半期中には、答えをもらえる見通しだそうだ。巡回バスは既に、約十四万キロを走行して老朽化が目立つ。地方を回る時に、故障することも少なくない。一週間の奥地巡回は、例年通り五回予定されている。朗報が届けば ...
続きを読む »サンパウロ市新市条例が発令=交通規制税を徴収=イベントの規模で金額設定
2006年2月3日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二日】サンパウロ市セーラ市長は一日、イベントなどでの交通規制税の市条例を今週から実行に移すことを発表した。 新税はイベントやショーなどで会場前や周辺の道路通行止めの依頼があった場合、警官動員や機器使用分の実費相当分の経費を主催者側から徴収するもの。市条例は昨年十月、市議 ...
続きを読む »コラム 樹海
NHKの番組「海外安全情報」を視聴していると、日本を除き世界中、安全なところはないようである。全くそのとおりかも知れない。情報の提供は外務省である。地域別にどのように危険であるか、どう対処したらよいか、まるで幼稚園児に噛んでふくめるような教えぶりだ▼欧米人がかたまっている場所には近寄るな、親しそうに近づいて来る者は警戒しろ、安 ...
続きを読む »