先週末から公開中の映画『グランデ・ビットリア(偉大な勝利)』(ステファノ・ラピエトラ監督)を見た。もう日本ですら久しく作られていない柔道映画が、ブラジルで制作されたことに深い感慨を覚えた。「移民が伝えた東洋哲学がブラジル文化を補完する」との図式が見事に当てはまる作品だ▼父に捨てられた母子家庭の少年が、学校でケンカばかりして退学 ...
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東西南北
12日午前、サンパウロ市南部ソコーロ地区でバスのストが起き、市民14万人の足に被害が出た。今回のストは午前4時30分に組合員がグアラピランガ大通りをバスで封鎖したもので、その状態が5時間ほど続き、少なくとも224台、19線のバスが運行停止となった。この事態にSPトランス社が7線、86台の代替バスを運行させたが、道路封鎖などのた ...
続きを読む »クンビッカ=新ターミナルがオープン=年間1200万人を収容=モダンな外観も初日からトラブル
サンパウロ州グァルーリョス空港に11日、1年7カ月の工事期間を経た新ターミナルがオープンした。従来の第1、第2ターミナルに隣接する形で完成した「第3ターミナル」は面積19万2千平米で全4ターミナル中、最も規模が大きい。34機を駐機できる二つのエプロンを擁し、年間1200万人を収容する。11日付各伯字紙が報じた。 同空港は昨年1 ...
続きを読む »大耳小耳
映画『グランデ・ヴィットリア』の主人公マックス・トロンビーニさん。父親に見捨てられた苦い幼少期を送ったが、25歳で日系三世の女性と結婚したのを機に和解したという。息子の結婚を知った父親から連絡があり、サンパウロ市のホテルで再会を果たす。ひざまずいて謝る父親に、マックスさんは「僕はもう許している。許しを請うなら神に」と答えたとか ...
続きを読む »プラズマTVが復活?=W杯を見込んで生産増大
2006年のW杯前に登場した液晶テレビにおされ気味だったプラズマテレビの生産が、ブラジルで増大していると11日付エスタード紙が報じた。 プラズマTVは画面自体が光るため、明るい場所より暗い場所でのコントラストが良く大型化しやすい。また、白い部分の面積が増えると画面の明るさを抑えるためまぶしさを防ぐ上、立体感のある映像が表現出来 ...
続きを読む »東西南北
10日、コリンチャンス待望の新スタジアム、イタケロン・スタジアムの杮落しとなる試合が行なわれた。ゲームは公式戦ではなく、コリンチャンスゆかりのかつての名選手によるOB戦で、コリンチアーノ約2万人が応援に集まった。15分ハーフで行なわれた試合でイタケロン最初のゴールを決めたのは、コリンチャンス最大のスター選手のひとりで70年W杯 ...
続きを読む »ブラジルはドイツにあらず=FIFA事務局長が警告発す
国際サッカー連盟(FIFA)のジェローム・バルク事務局長がワールドカップ観戦のためにブラジルを訪問するサポーターに対し、「ブラジルはドイツとは違う」と警告を発した。 9日付のロイター紙に掲載されたというインタビューの一言だが、バルク氏の発言は、ブラジルの国土の大きさやブラジルの組織化・運営能力など、もろもろのものを指しての表現 ...
続きを読む »クイアバ=スタジアムの工事で死者=W杯の会場建設では9人目
6月24日の日本対コロンビア戦など、W杯4試合が行われるマット・グロッソ州クイアバのアレーナ・パンタナルで8日昼前、東側のカマロッチ外側の通路で配線作業を行っていた作業員が感電死する事故が起きた。 亡くなったのは電気通信関係の工事を担当するEtel社従業員のムハマヂ・アリ・マシエル・アフォンソさん(32)で、220ボルトの電気 ...
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ダッタフォーリャが大統領選に関する最新の調査結果を8日に発表したが、4月29日発表の全国運輸連合(CNT)の調査同様、ジウマ大統領の支持率が37%に落ちる一方、アエシオ・ネーヴェス氏の支持が20%に到達。3位のエドゥアルド・カンポス氏の支持は微量アップの11%なので、アエシオ氏、カンポス氏の得票を合計してもジウマ氏若干リードだ ...
続きを読む »大耳小耳
今年、エスペランサ婦人会は発足65年目。バザーの会場で倉持会長に意気込みを尋ねると、「いつもと同じですよ」とにこやかに微笑む。式典などの周年行事も「考えています」とのこと。この気負いのなさが、長く続く秘訣かも。 ◎ 今年で43年目を迎えたピッコロ合唱団は現在、一世18人と二世1人で活動している。駐在員妻が中心のため会員 ...
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