ニッケイ新聞 2010年8月31日付け 「平和の到来を」と口にするのは、たやすいが、これは難しい。恐らく、人類がいるかぎり実現することはありえない―と思った方がいい。今のサンパウロは、記録的な湿気不足で火事が多発し、ときどき街の片隅などで拳銃を撃つ音がするけれども、まずは平穏な暮らしが続く。日本も安穏すぎるせいか、のほほんとあ ...
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窪田氏から小西氏へ=伯三井住友銀の社長交代
ニッケイ新聞 2010年8月28日付け ブラジル三井住友銀行の社長が9月中ごろ、窪田敏朗さん(53、静岡県)から小西輝久さん(52、兵庫県)に交代するにあたり、あいさつのために来社した。 05年8月に着任した窪田さんは、「ブラジルにとっても極めて画期的なこの時期に銀行マンとして仕事ができることは幸せでした。あっという間の5年 ...
続きを読む »リオ=UPP増強に寄付集まる=五輪やW杯開催に向けて=ファヴェーラの治安改善急ぐ
ニッケイ新聞 2010年8月26日付け 21日に軍警に追われたファヴェーラの麻薬密売者グループが市内を逃げまとい、一部は高級ホテルで35人を人質に立て込もるという事件が発生し、世界中がオリンピック、サッカーW杯開催を懸念しているリオ市で、24日、平和駐留部隊(UPP)強化を目的にEBXグループ社長のエイケ・バチスタ氏と4団体が ...
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ニッケイ新聞 2010年8月26日付け 大戦での二世の日本軍従軍を語る時、ひときわ異彩を放つ沖縄系二世3兄弟がいる。長男の我那覇宗成、次男の宗弘、三男のジャイメだ。故内山勝男さんの著書によれば、宗成は1921年にリンスで出生、41年の最後の船で日本に渡り、44年に学徒出陣で海軍へ。フィリピン沖で敵潜水艦に撃沈された。宗弘は24 ...
続きを読む »リオ=軍警と密売者で銃撃戦=白昼市内で40人逃げまとう=5つ星ホテルで35人が人質
ニッケイ新聞 2010年8月24日付け 21日午前、リオ市内のファヴェーラ・ロッシーニャの麻薬密売者グループと軍警察間で銃撃戦が起こり、犯人の一部は市内南部サンコンラード区にある5つ星のインターコンチネンタル・ホテルの宿泊客、従業員ら35人を人質にとった。2時間の交渉の末、人質は全員無事に開放され、犯人ら10人が逮捕されたほか ...
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ニッケイ新聞 2010年8月21日付け ブラジル靖国英霊奉祭会の慰霊祭が22日に東洋会館で行なわれるのに先立って、大東亜戦争で特攻隊に志願し戦死したブラジル出身二世の氏名が一人明らかになった。靖国神社発行「英霊の言の葉」(3)に発表している人で、同神社が遺書、遺品などをしている海軍少尉の高須孝四郎氏。神風特別攻撃隊第7御楯隊に ...
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ニッケイ新聞 2010年8月20日付け 寒波が続き、サンパウロ市でも朝夕は8度前後まで気温が下がるが、こんな時気になるのは路上生活者の事。リベルダーデ近辺でも、セーの大聖堂付近で路上生活者を排除している事を受け、道路で寝ている人を見かける機会が増えている中、サンパウロ市市役所が、路上生活者向け施設に100人位の余力ありと発表。 ...
続きを読む »サンパウロ州知事候補が公開討論=1対2の構図繰返す3人=視聴者もオンラインで参加=応答は国政批判も交えて
ニッケイ新聞 2010年8月19日付け 統一選に向けたテレビやラジオの無料放送も始まった17日、サンパウロ州ではフォーリャ紙とUOL共催でオンライン公開討論が行われ、サンパウロ州知事選出馬の民主社会党(PSDB)ジェラルド・アウキミン、労働者党(PT)アロイジオ・メルカダンテ、進歩党(PP)セウソ・ルッソマノの3候補が視聴者と ...
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ニッケイ新聞 2010年8月12日付け サッカーの新生ブラジル代表チームが対米国戦で2対0と好調なスタート。マノ監督の指揮の下、米国ニュー・ジャージーでの試合に挑んだ選手の平均年齢は27・5歳で、得点を挙げたネイマールとパットは共に初代表入り。監督就任直後の試合で勝利を挙げる例は少なく、余り注目してなかった米国メディアは予想外 ...
続きを読む »14年W杯=サンパウロ市会場はモルンビー?=スポーツ相らが復活擁護
ニッケイ新聞 2010年8月6日付け 14年開催のサッカーW杯会場が未だ決まらぬサンパウロ市の現状に、中立の立場をとるべき連邦政府閣僚がモルンビー競技場開催案の復活擁護と5日付フォーリャ紙が報じた。 国際サッカー連盟が改修計画承認後、期日までの資金計画提出がなく失格となった同競技場。その後も、ピリツーバやイタケーラの名前が挙 ...
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