ニッケイ新聞 2010年7月1日付け 滞伯4カ月目、サッカーW杯は例年になく楽しませてもらっている。 元々サッカーに関心がなく、大会前は日本、ブラジル共に代表選手の名前を1人も知らなかったし、なぜそんなに熱くなるのかもわからなかった。 だが今回は、リベルダーデで行われた日本代表の観戦会を取材で訪問。何度も訪れるうち、その熱 ...
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コラム 樹海
ニッケイ新聞 2010年7月1日付け 数年前までサンパウロ市最古のサンバチームの一つに通っていた時、「選挙の年にはファベーラの火事が多い。この時だけは市 役所が手厚く対処してくれ、以前より良いところに住めるようになるから」との話を聞いた。黒人系中心のチームで実際にファベーラ住人も多く、〃火を付ける側〃からの証言としての信憑性を ...
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ニッケイ新聞 2010年6月30日付け セレソンが試合を始めると、新聞社の外が急に静かになる。サンパウロが沈黙する。普段は自家用車やバスでいっぱいの新聞社前のグロリア街も、信号機前に一、二台停まっているのみ。隣の高速道路ラジアルを通る車も年末年始のように少ない。ガルボン街を歩いたらスーパー丸海、レアル銀行、池崎商会など大半の商 ...
続きを読む »W杯観戦時に支援物資=サンパウロ市やリオなどで呼びかけ
ニッケイ新聞 2010年6月30日付け コッパ・ソリダリアと呼ばれる北東伯支援活動が行われている。アッソン・グロバウ・プロジェクトの一環として、W杯観戦用の大型画面設置のサンパウロ市やリオ、ベロ・オリゾンテ、レシフェ各市で展開中のキャンペーンでは、ペルナンブコ、アラゴアス両州の水害被災地に送るための支援物資寄付を受け付けている ...
続きを読む »ブラジル人の国外旅行はますます盛んに
ニッケイ新聞 2010年6月30日付け ブラジル経済の好況とレアル高などにより、ブラジルからの国外旅行者増加傾向が続いている。特に目立つのは1~4月に前年同期比58%の増加を見たメキシコや46%増のアルゼンチンで、ポルトガル、米国、ウルグアイなどへの旅行者も増えている。W杯で南アフリカ訪問中の人もいるが、従来は国内組だった中流 ...
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ニッケイ新聞 2010年6月30日付け サッカーW杯の決勝トーナメントはチーム数減少に伴い、移動と休養のための中日が入るため2日間休み。準々決勝は2日11時からがブラジル対オランダ、15時半からがウルグアイ対ガーナ、3日11時からがアルゼンチン対ドイツ、15時半からがパラグアイ対スペイン。日本が延長の末のペナルティキックで初の ...
続きを読む »『千の風に』歌って追悼=元援協事務局長小畑博昭さんを=記念集会に250人
ニッケイ新聞 2010年6月30日付け 5月18日に急逝したサンパウロ日伯援護協会の元事務局長、小畑博昭さん(享年80、宮城県出身)の娘アンナさんが「父が好きだった歌です」と紹介し、留学生OB会が透き通るような声で、「私のお墓の前で泣かないでください。そこに私はいません」(『千の風になって』)と歌うと、会場にはすすり泣きする声 ...
続きを読む »サッカーW杯=日本代表パラグアイに惜敗=「ブラジル大会が楽しみ」
ニッケイ新聞 2010年6月30日付け W杯南アフリカ大会で初のベスト8を目指した日本代表が29日、強敵パラグアイ相手にPK戦までもつれ込む死闘の末に涙をのんだ。 試合の放送時間にはこの日もニッケイパラセホテル地上階のバー「サケリア」に十数人の観戦者が集まった。 延長戦では日本コールが湧き上がり、観戦者は手に汗る応援を繰り ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2010年6月30日付け 小畑博昭さんがピストルで撃たれた話は『援協40年史』224頁に、本人が詳しく体験談を語っている。いわく「私ね、パンと来た時、まさか弾丸が入っていてうたれたと思わない訳です。おかしいな、しびれたような感じがするなーと思ってね。で、鏡を見たらポツンと穴があいているんです」と生々しく語っている ...
続きを読む »ブラジル決勝Tも順当勝ち=得意のチリ相手に3対0
ニッケイ新聞 2010年6月29日付け サッカーW杯決勝トーナメント3日目となる28日、過去65回対戦して46勝7敗と相性の良いチリを相手に試合に臨んだブラジルは、3対0で準々決勝進出を決めた。 カカー、ロビーニョが復帰し、エラーノの代わりにダニエル・アウヴァス、フェリッペ・メロの代わりにラミーレスを投入して行われた試合は、 ...
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