ニッケイ新聞 2008年4月3日付け ブラジルで検討が始められている高速鉄道整備計画に、移民百周年・日伯交流年を機に日本側が本格的に動き出した。先月三十一日、国土交通省から柴田耕介審議官やJR関係者ら八人が来伯、四月一日・二日にブラジリアの関係省庁を訪れ、日本方式の新幹線システム導入に向けて前向きな検討を要請した。同事業のため ...
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コラム 樹海
ニッケイ新聞 2008年2月21日付け リオの警察特殊部隊の暗躍を描いた映画『トロッパ・デ・エリーチ』(邦題ジ・エリート・スクワッド)が、ドイツのベルリン映画祭で金熊賞に輝いた。昨年この映画を観たとき、警察権力による殺戮、正義の名のもとに行われる拷問の印象があまりに強く、まるで戦争映画を見終わったような気分になった▼気になった ...
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ニッケイ新聞 2008年1月5日付け 年末、年始の車の渋滞は暑さも重なり、救急車で手当を受けた人も出た。六州で何百人もの人がくらげの被害にあったり、リオの年越しパーティーに集まった人々の上に銃弾が降ってきてケガをしたり(現在調査中)と、ライフ・ラインの整備だけではない、様々な事件が続発。サンパウロ州政府はプライア・グランジ~ク ...
続きを読む »サンパウロ市でデジタル放送開始=日伯経済交流の起爆剤に=森総務審議官ら30人来伯=ルーラ大統領「歴史的な日だ」
ニッケイ新聞 2007年12月4日付け 「ブラジルTV界は今日からデジタル時代を迎える。技術的、社会的、文化的な大きな飛躍プロセスが始まった」。二日夜にサンパウロ市のサーラ・サンパウロで行われたデジタルTV放送開始式典で、主要六TV局が生中継するなか、ルーラ大統領は高らかにそう宣言した。ブラジル政府は昨年六月、日本以外では世界 ...
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ニッケイ新聞 2007年12月1日付け サンパウロ州マイリンケの印刷用インクの会社で二十九日に火事。様々な化学薬品があり、消火活動も困難を極めたが、一〇時間余りかかってやっと鎮火した。朝五時に爆発が起きた時点で働いていた従業員八人にけが人はなし。近隣の消防署からの応援も受け、四つの消防隊による消火活動となったが、九〇%を焼失し ...
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ニッケイ新聞 2007年11月30日付け サンパウロ州イーリャベーラでは二十六日、十一月から三月までの間は島に渡る車の数を市当局が制限できると発表したが、二十八日には、サンセバスチャン市長が「公道ではフェリーに乗るための列を作らないこと」とのお触れを出すと。サンパウロ市と海岸を結ぶアンシエッタ道では制限速度を九〇キロとする処置 ...
続きを読む »■ひとマチ点描■目指せ! 日系初セレソン
ニッケイ新聞 2007年11月29日付け サッカーブラジル代表のドゥンガ監督は26日、日系人のペドロ・ケン選手(20、中盤)をオリンピック代表の一人に招請した。12月9日にリオで開催される、ブラジル選手権の最優秀選手選抜チームとの親善試合に参加する。 すでに20歳以下代表に選ばれた経歴のあるケン選手の所属するコリチーバは24 ...
続きを読む »サッカー場が老朽化=27カ所は危険で即時改修=保全不在のブラジルで迎えるW杯
ニッケイ新聞 2007年11月28日付け サルバドール市のサッカー場フォンテ・ノーヴァの観覧席が崩落したことで建築設計企業組合は二十六日、国内の主なサッカー場の八〇%に構造的欠陥があると指摘したことをフォーリャ紙が報じた。フォンテ・ノーヴァの惨劇は、ほんの一例に過ぎない。危険な競技場は多数あり、いつ崩落事故が起きても不思議では ...
続きを読む »デジタルTV放送=ルーラ大統領が開始ボタン=12月2日夜7時からサンパウロ市で
ニッケイ新聞 2007年11月17日付け ルーラ大統領立ち会いの下、日伯方式のデジタルTV放送開始イベントが、十二月二日午後七時から行われることが発表された。首都ブラジリアにあるブラジル・ラジオ・テレビ放送協会(ABERT)は十四日、同イベントに関する調整会議を行い、出席した大統領に招待状を渡し、その場で出席が確認された。 ...
続きを読む »コリンチアンスCPI取り下げ
ニッケイ新聞 2007年11月10日付け サッカー・ビジネスが資金洗浄の道具になっているという疑惑を解明するコリンチアンスCPI(議会調査委員会)は八日、支持票が三票足りず却下されたとフォーリャ・デ・サンパウロ紙が報じた。これで殆どのサッカー・クラブと選手、事業家ら多数が、疑惑から解放された。 PT(労働者党)とPMDB(ブ ...
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