2006年6月6日(火) ずらっと並ぶ鈴蘭灯の向こうに朱色の鳥居――そんな一面写真が表紙を飾る。今年もエスタード紙とタルデ紙で日本移民特集別冊「百周年への道」(十頁)が五日付けで組まれた。両方あわせて五十万部近くとなり、ブラジル社会側から全伯的に〇八年に向けた慶祝を送っている。 昨年はルーラ大統領訪日直後の六月十五日付けだっ ...
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本紙連載を日本で出版=『海を渡ったサムライたち』=邦字紙として初めて=日本での関心喚起を狙い
2006年6月3日(土) 日伯交流年や日本移民百周年を二年後にひかえ、日本でのブラジル移民に対する関心を喚起するために、ニッケイ新聞社は連載記事をまとめ、この六月に本として出版した。ブラジルの邦字紙が連載記事をまとめて日本で出版するのは、これが初めて。 これは第九十八回目の移民の日を記念すると同時に、百周年に向けての準備の一 ...
続きを読む »GDP前期比1・4%増=第1・四半期=設備投資が牽引=基本金利引下げ効果表れる=財務相「あとはW杯優勝」
2006年6月2日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙一日】ブラジル地理統計院(IBGE)は三十一日、二〇〇六年第1・四半期に企業の設備投資と家庭の消費が伸び、GDP(国内総生産)前期比一・四%増の経済成長があったと発表した。中央銀行が昨年九月以降始めた基本金利の引き下げ効果は、建設と工作機械などで見るべきものがあったとIB ...
続きを読む »東西南北
2006年6月2日(金) 中銀の通貨政策委員会は三十一日、基本金利(Selic)を〇・五ポイント引下げ、年率一五・二五%に決定した。同率は二〇〇一年二月以来の低い水準。過去三回は〇・七五ポイント引下げており、工業界は中銀の保守主義を批判した。 ◎ 辞任したフルカワサンパウロ州刑務所管理局長官の後任に、元軍警で現在検 ...
続きを読む »慰霊碑法要=高齢者対象にバス3台=県連「多くの人に参拝を」
2006年6月2日(金) W杯や他日系団体との調整不足で日程が二転三転した県連主催の「日本移民九十八年開拓先亡者追悼法要」が六月十九日に行われることを受け、松尾治県連会長、仏教連合会の佐々木陽明会長、大江田晃義仏連事務次長が先月三十一日来社、コロニアに参拝を呼び掛けた。 今年は初めて、高齢者(介添人含む)を対象にバスを三台準 ...
続きを読む »大耳小耳
2006年6月2日(金) W杯ドイツ大会の下馬評はほとんど出たようだ。なかで、ブラジルのサッカーの〃王様〃ペレーの「予想」は、意外と評価が高くない。ペレーに褒(ほ)められるチーム(国)は、これまでの大会であまり振るわなかったからだ。日本のスポーツ紙に「ペレーの呪い」と書かれたこともある。ペレーには褒めてほしくないという国が多い ...
続きを読む »大耳小耳
2006年6月1日(木) デジタルTV方式の発表セレモニーが来週ブラジリアで行われ、日本政府からも代表者を送るようにとの要請が、ブラジル政府から送られた。これをもって日本方式決定と思いたいところだが、ルーラ大統領は五月三十一日に欧州連合代表と会談していることから、実際の情勢はまだ流動的との観測もある。本来は二月のカーニバル前に ...
続きを読む »PT、W杯ムードに便乗=大統領を抱き合わせ宣伝=事前運動で選挙法に抵触
2006年5月31日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙三十日】来週に迫ったサッカーのワールドカップに向けて国民の関心が高まっているが、労働者党(PT)サンパウロ市支部がそれに便乗し、選挙法違反を行ったことが明るみに出た。 同党支部はワールドカップの組合せなどの関連記事を記載したパンフレットを作成、同時にルーラ大統領とPT ...
続きを読む »コラム 樹海
もうすぐドイツW杯が始まる。優勝しか眼中にない国、ブラジルに住んでいると、ついその状態になっている自分に気づく。至難だが、自他ともに許しているように、可能性は高い▼ブラジルはG7とかG8と呼ばれる先進国でないが、サッカーに関しては、独自で一流の先進国だ。競技者人口の裾野の広がりと、年少者から成人層までの育成システムは、よそで考 ...
続きを読む »いよいよサッカーW杯=伯代表は13日午後に初戦
2006年5月30日(火) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十八日】サッカーの祭典であるワールドカップが六月九日から一カ月間の予定で開幕する。初日は地元ドイツ対コスタリカが皮切り戦となり、決勝が行われる七月七日まで熱戦が展開される。 ドイツとの時差が五時間(ブラジリア時間)のためテレビ中継は朝のカフェーや昼食、あるいは英国式 ...
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