2002年のブラジルのW杯優勝に貢献し、世界最優秀選手にも輝いた名選手ロナウジーニョ・ガウッショ(37)に、政界進出の噂が浮上しはじめた。 ロナウジーニョに声をかけているのは「全国エコロジー党(PEN)」という少数政党だが、この政党は現在、大統領選の世論調査で支持率2位の極右候補ジャイール・ボルソナロ下院議員の移籍と同時に、 ...
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ブラジル・サッカー=「ジョーをセレソンに」=屈辱のW杯から鮮やかな復活劇
今年のブラジルのサッカー全国選手権は、コリンチャンスが3節を残して2年ぶり7回目の優勝を飾ったが、今年の最優秀選手の有力候補はコリンチャンスのセンター・フォワードで得点王争いも演じているジョーだ。 ジョーは、サッカーファンには3年前の地元開催W杯で全く活躍できなかった選手として認識されている。ほとんど出番もないまま無得点に終 ...
続きを読む »リオ州汚職=カブラル元知事の実刑は300年?=逮捕から1年、約4億レ収賄=W杯と五輪工事を悪用
17日で、リオ州元知事のセルジオ・カブラル被告(民主運動党・PMDB)が逮捕されて丸1年が経過した。ブラジル政治家史上、最大級の汚職犯罪を起こしたと目される同氏の罪状を17日付フォーリャ紙の記事に基づいて振り返る。 カブラル被告は2016年11月17日に行われた、ラヴァ・ジャット作戦第37弾のカルカッタ作戦で、収賄容疑などで ...
続きを読む »東西南北
本頁でも報じた元リオ州知事のセルジオ・カブラル被告は、この1年で最も報じられることの多かった政治家の一人だ。ルーラ政権末期のブラジルの好景気は、日本のバブル経済時代に喩えられることが多いが、今となっては、同氏の存在は、資金洗浄で共犯して逮捕されたかつての世界長者番付上位の大富豪、エイケ・バチスタ氏と共に、あの時代の悪い象徴とな ...
続きを読む »親善試合終了後のセレソン通信簿=W杯代表への「残席あり」はあといくつ?
16日までにサッカーW杯ロシア大会の代表32チームが出揃った。日本とイングランドとの親善試合を終えたブラジル代表(セレソン)も、ロシアでの本番までは来年3月の親善試合を残すのみとなった。 ブラジルのインターネット上のサッカー報道では、グローボエスポルテが11月の親善試合が終わった時点でのW杯での代表入りに向けた選手の通信簿を ...
続きを読む »東西南北
テメル大統領は共和制記念日の15日に行ったスピーチで、「ブラジル人は国に不安な心配事があると、権威主義に頼ろうとする傾向がある」と語った。テメル氏はこの日、1873年に共和制導入に向けての初の会議が行われた場所であるサンパウロ州イトゥで、全国民向けのメッセージを発し、その中で、ヴァルガス大統領の独裁や軍事政権は「単なるクーデタ ...
続きを読む »「本当のヴェシャーメ」に陥らないために
13日、サッカーのW杯の欧州予選でイタリアがまさかの予選敗退を喫し、世界中のサッカー・ファンに衝撃を与えた▼今回のW杯はイタリアのみならず、オランダやチリといった、「まさかこの国が」と言われる競合国が続々と予選落ちする現象が起きている。こうした、「本来起きてはならぬ恥」のことをブラジルでは「ヴェシャーメ」と呼ぶが、まさにそれが ...
続きを読む »《ブラジルサッカー》ブラジル代表が日本に快勝=前半3点で後半は控え中心に
フランスのリールで行われたサッカーの親善試合で、ブラジル代表(セレソン)が日本代表を3―1で下した。10日付現地紙サイトが報じている。 セレソンの召集選手はW杯南米予選とほぼ同じだったが、この日は通常控えのメンバー6人が先発。対する日本も、国際的な知名度の高い岡崎(レスター)や香川(ボルシア・ドルトムント)は未招集だった。 ...
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6日は久しぶりに前下院議長のエドゥアルド・クーニャ氏が公の場に現れて話題をさらったが、いつも通りの開き直りを見せたクーニャ氏とは対照的に、下院議長としては同氏の前任のエンリケ・アウヴェス被告は、証言台でただ泣きじゃくるばかりの姿が見られ、話題となった。「秘密口座の存在は認めるが、入金内容は知らなかった」と泣き崩れたのだが、それ ...
続きを読む »《ブラジルサッカー》元ブラジル代表エルナネス=サンパウロFCでの活躍で、代表復帰待望論も
かつて所属した名門を助けに帰国してみたら、いつのまにか代表復帰まで望まれる存在になっていた。それほどまでに今年のエルナネス(32)の活躍には目を見張るものがある。 エルナネスは2013年のコンフェデ杯、14年のW杯でもブラジル代表準として出場した実績を持っている。 持ち味は試合の状況にあわせて中盤のどのポジションもこなせる ...
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