きょう20日は「黒人の意識高揚の日」ということで、サンパウロ市では各地で黒人文化を祝うイベントが行なわれる。今年は音楽系のイベントが目白押しで、南部イビラプエラのアフロ美術館ではヒップホップ、西部の映像美術館(MIS)ではサンバのイベントが行なわれ、市内各地のSESC(セスク)でもジャズやパゴージのイベントなどが計画されている ...
続きを読む »W杯 関連記事
W杯とリオ五輪の間で
「来年のエメンダ・パルラメンタール(議員割り当て金)を貰うのはすごく難しいよ」。選挙後、日系議員の補佐官らは口をそろえて言う。理由を問うと、「サンパウロ州政府は雨不足の対策工事に費用がかさんでお金がない。連邦政府はW杯の開催費用の借金払いと、リオ五輪の建設費用が膨らんだ上に、ジウマが政府支出をぎゅっと締めようとしている。来年は ...
続きを読む »チアゴ・シウヴァ=傷心のセレソン前主将=快進撃のチームの影で
ドゥンガ監督が7月に再就任して以来、ここまで親善試合で無失点のまま5連勝と快進撃を続けるセレソン。だが、その影で、その波に乗れない男もいた。それが前主将、チアゴ・シウヴァ(PSG)だ。 6~7月のサッカーW杯で主将としてチームを牽引したチアゴ・シウヴァだが、8月に行なわれたフランス・リーグの試合で右足を負傷したことで9月、10 ...
続きを読む »大耳小耳
文協統合フォーラムの講演で、梅田邦夫駐伯日本国大使は、「1カ月半前、ブラジルサッカー協会から『W杯試合後の日本代表のロッカールームは、試合前よりきれいなほどだった』と連絡があった」と日本代表の未報道ファインプレーを紹介した。W杯期間中は、試合後にサポーターが会場で行ったゴミ拾いが報道され、当地の賞賛を浴びたが、選手も負けず劣ら ...
続きを読む »急病で入院のペレ、退院へ=腎臓結石の緊急手術受け
12日に体調が急に悪化し、サンパウロのアルベルト・アインシュタイン病院に入院していた「サッカーの王様」ペレが、15日に退院の見込みとなった。 ペレは12日昼過ぎに胃がむかつくと訴え、当日、サンパウロ州サントスにあるペレ博物館で行なわれる予定だったイベントへの参加を急遽キャンセルした。 ペレはその後、サンパウロ市内のアルベルト・ ...
続きを読む »東西南北
12日、敵地で開催されたサッカー親善試合の対トルコ戦で、ブラジル代表(セレソン)は前半から圧倒し、4―0で快勝。これでW杯後にドゥンガ監督になって以降5連勝で、しかもその間、ずっと無失点だ。10月の対日本戦で4得点を決めたネイマールはこの日も2得点を決めたが、その鮮やかなプレーぶりにはトルコの観客からも拍手が沸き起こるほどだっ ...
続きを読む »イタイプーが世界一転落か=干ばつにより発電量が低下し
記録的な少雨や干ばつが、イタイプー発電所を世界一の座から引き摺り下ろす―。イタイプー発電所が操業開始以来、初めて、発電量世界一の座を中国のトレース・ガルガンタス(三峡ダム水力発電所)に譲る事が必至となったという。 2014年はまだ2カ月を残しているが、10月末時点のイタイプー発電所の発電量は、過去最高を記録した2013年の実績 ...
続きを読む »公共交通機関より優遇される自動車産業
メトロの乗り換え駅セーはもちろん、お隣のリベルダーデ駅でも通勤時間帯には4、5本をやり過ごさないと乗れないのが当たり前だ。酷い路線では1時間待ちまであるとか。車の渋滞もすさまじくバス通勤も大変だ。98年と比較するとブラジルの人口は28%増だが、車は175%も増えた。「経済が発展した裏返しか」と半ば諦めていたら、それだけではない ...
続きを読む »ブラジルで先住民の世界大会=30カ国2千人による競技会
サッカーのW杯は終ったが、ブラジル北部のトカンチンスで2015年9月に次の世界大会が開催される事になった。 15年に開催される世界大会は先住民による競技会(JMI:jogos Mundiais Indigenas)で、国連の部族間委員会の会合で、トカンチンス州パウマスで第1回大会を開催する事になった。この大会には、世界30カ国 ...
続きを読む »東西南北
以前も本紙で報じたように、サンパウロ州地裁の判断により、サンパウロ市のスーパーマーケットではレジ袋の配布が11月6日から禁じられる。これに対応すべく、スーパー・チェーンの「マンボ」は同日から無料の紙袋の配布をはじめる予定だという。だが、ポン・デ・アスーカル、サンマルシェ、ウォルマートといった大手のチェーンは、裁判所の指示通りに ...
続きを読む »