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アマゾンを拓く=移住80年今昔=【ベラ・ビスタ編】=第2回=「ここは監獄」逃げ出す移民ら=日本政府は渡航の援助のみ=〃棄民〃政策の最前線

ニッケイ新聞 2009年6月9日付け  昼なお暗い密林のなかに伸びた道にホエザルの叫び声が響く。両側に等間隔で打ち込まれた杭だけが自分の土地の印だった。  渡航契約時、「家もあり、伐採も済んでいる」と聞いた話とあまりに違う。幼子も連れた二十三家族は、原始林を前に立ち尽くした――。  日本からベレンまで一カ月半の船旅後、マナウスま ...

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世界環境デーに考える=自然保護先進国ブラジル=それでも続く生態系破壊

ニッケイ新聞 2009年6月6日付け  世界環境デーの五日は世界中で環境保護や地球温暖化などを考える企画が行われたが、世界的な環境保護の動きの中、〇三年以降の自然保護指定区域の七四%はブラジル内に属すという。  四日付フォーリャ紙によれば、少なくとも計画上自然保護区域となっているのは地球上の一二・八%(一九八五年は三・四八%)で ...

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連載=アマゾンを拓く=移住80年今昔=【ベラ・ビスタ編】 第1回=野地忠雄さん「出るに出られん」=ペルー生まれ、米国強制収容も

ニッケイ新聞 2009年6月6日付け  雨季もほぼ終わりの四月下旬、アマゾナス州マナウスを訪れた。ラ・ニーニャ現象の影響もあり、アマゾン流域は大増水。「百年来の大水」とのニュースが市民の話題をさらっていた。  市対岸への船が発着する港の水位は上がり、渡された板の上を歩いて、ボートに乗り込む。けたたましいエンジン音に耳が慣れてくる ...

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法定アマゾン=公有地を農地分譲=ヘクタール当り3レアルで

ニッケイ新聞 2009年6月5日付け  政府は三日、法定アマゾンの公有地六千七百四十万ヘクタールで耕作する農業生産者の登録を六月末までに行い、贈与または分譲を行う意向を表明と四日付けフォーリャ紙が報じた。  上院が三日、承認した農地所有規制法に従い、一世帯当り千五百ヘクタール以下で入札を経ることなく譲渡する。譲渡される農地面積は ...

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届かなかったアマゾンの声=皇室ご来伯は絶望的=トメアスー「本当に無念」=「ぜひ代わりの方来て」

ニッケイ新聞 2009年6月5日付け  「アマゾンの声は届かなかったか…」。九月に開催されるアマゾン移住八十周年に、皇室のご来伯の可能性がなくなったことが先々週初め、マナウス総領事館から日系団体代表者に伝えられた。現地では「本当に無念」と強く残念がる声が聞かれ、この対応に複雑な想いを持ったようだ。特に〃アマゾン移民のふるさと〃ト ...

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コラム 樹海

ニッケイ新聞 2009年6月5日付け  今回アマゾン取材した中でも、グアマ植民地の話は別格だった。川べりの標高ゼロ地帯のために水位の上下で農地が水面下に沈んだり、医者がいない中で九割がマラリアに罹患、大半が脱耕したところだ。日本政府が一九五五年からの約二年間で百二十五家族もの米作移民を送り込んだが、〇七年現在わずか十九家族▼五七 ...

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神戸=落成間近の旧移住センター=ブラジルの銅板レリーフを寄贈

ニッケイ新聞 2009年6月3日付け  【神戸新聞】ブラジルの労働風景を描いた銅板レリーフ二作を、神戸市垂水区千鳥が丘二の嬉野瑛子さん(74)が、三日に開館する同市中央区山本通三の「市立海外移住と文化の交流センター」(旧神戸移住センター)に寄贈した。いずれも日本人が移住したころのブラジルの世相を映した作品で、嬉野さんは「移民の人 ...

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コラム 樹海

ニッケイ新聞 2009年6月3日付け  サンパウロ州では「組合」という言葉に、どこか郷愁が漂う。先週、アマゾン入植八十周年の取材でパラー州都ベレン、サンタイザベルなどを訪れた時、いろいろと驚いたことがあったが、中でもトメアスーでの「組合」という言葉の響きの、サンパウロとの違いに感銘を受けた▼コチア、南伯などの中央会が九四年に崩壊 ...

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伯・パから神戸へ28万レ=旧移住センター改修募金=澁谷伯カワサキ社長=「皆さんの協力に感謝」

ニッケイ新聞 2009年5月30日付け  多くの移住者が日本最後の数日間を過ごした旧神戸移住センター。神戸市が中心となって同センターを「海外移住と文化の交流センター」として改修・再整備する事業に対し、ブラジル側に呼びかけられていた募金がこのほど締め切られた。ブラジルのほか、パラグアイからも寄せられた寄付は計約二十八万レアル。当初 ...

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マナウス最大の花屋さん=フローラ・トロピカル=永井啓以さん「品質が信用に」=バラのシェアは市内半数

ニッケイ新聞 2009年5月30日付け  【マナウス発=堀江剛史記者】一九六七年のゾナ・フランカ設置以降、発展を続けるマナウス市。約百八十万人にまで膨れ上がった大都市の生活に潤いを与えるのはやはり花。市内に流通する半数のバラを扱う『フローラ・トロピカル』(Flora Tropical)は市内最大手かつ日系唯一の花屋さん。経営者の ...

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