アマゾン河
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特別寄稿
『移民と日本人―ブラジル移民110年の歴史から―』を読み解く―「ブラジル」日本移民研究への新たな視点―田所 清克/久保平 亮
1908年4月28日、第一回ブラジル日本移民の781名を乗せた移民船「笠戸丸」が神戸港を出帆し、6月18日にサントスに到着してから今年で111年目を迎えた。この間、紆余曲折を経て、今日ではおよそ19
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特別寄稿
アマゾン日本人移民90年の歩み=ベレン在住 堤剛太=(4)
南米拓殖発足 1928年8月11日、創立総会を開き資本金1千万円の南米拓殖株式会社が設立された。鐘紡が主な出資先で、一般株主の総数は5422人を数え、南拓の取締役(社長)には、鐘紡重役だった福原八郎
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特別寄稿
アマゾン日本人移民90年の歩み=ベレン在住 堤剛太=(3)
では、なぜ第一回移民達はリオで「もんてびでお丸」から「まにら丸」へ乗り換えたのだろうか。それは、日本から南米への往路コースは次のように決まっていたからだ。 神戸を出ると、香港、サイゴン、シンガポー
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特別寄稿
アマゾン日本人移民90年の歩み=ベレン在住 堤剛太=(1)
汎アマゾニア日伯協会会報『パンアマゾニア』266号31ページから35ページにかけて、堤剛太同協会副会長が書いた記事を、本の許可を得て転載する(編集部)。 その足跡 ① 第一回移民が到着 201
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日系社会ニュース
日本移民と皇室の深い絆語る=二宮正人さんJHで講演会=大統領通訳、コロニアを代弁=「毎年お茶にお誘い頂く」
「上皇上皇后両陛下のおぼしめしで、3人の内親王殿下はみな、ブラジルを最初の公式訪問国にしておられます。そのお一人が今回、天皇陛下にご即位されました」――歴代の大統領通訳として皇室と深い面識を持つ二宮
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特別寄稿
鹿児島大学とアマゾニア農業大学との学術交流締結=在モジ・ダス・クルーゼス 野澤 弘司
初めに、国立鹿児島大学は、世界の24カ国に散在する68の大学と研究機関との間に、学術及び人事交流を既に締結して居り、国際交流活動を教育目標の一環としています。そしてこの度、新たにアマゾン河口のベレン
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日系社会ニュース
ブラジル政府=日本人観光客もっと来て!=6月17日からビザ免除=コパ・アメリカ日本戦初日
日本、アメリカ、カナダ、オーストラリアからブラジルへの観光・短期商用等を目的とする訪問者に対するビザ(90日間)が、6月17日から免除されることになった。訪米中のボルソナロ大統領は18日に大統領令に
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日系社会ニュース
リオ・フンシャル移住地=今なお語り継がれる電撃訪問=早朝6時の衝撃、村民呆然
「殿下がお見えになったのは、昭和42(1967)年5月27日の早朝6時頃でした。あの日の衝撃は今でも忘れられない」――リオ州フンシャル移住地在住の小松滋さん(63、北海道)は、当時の様子を昨日のこと
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樹海
ホーロー鍋からピラルクーへ、頼もしい60歳
ビニールハウスのような養殖場に入ると、一瞬息が詰まるぐらいムッとし、眼鏡とカメラのレンズが曇った。きけば内部温度は37度以上に保たれているという。 ここは江尻龍之介さん(60、愛知県)が経営するピ
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樹海
イグアスの滝、アマゾン河、そして悪魔の洞窟
「これが太古の闇か…」――ガイドが鍾乳洞の電気を消した瞬間、深い感動を覚えた。 「悪魔の洞窟」(Caverna do Diabo)はイグアスの滝、アマゾン河に匹敵するブラジルが世界に誇る観光資源で
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