2006年7月4日(火) 移民の扱いをめぐって、世界の大国が神経を尖らせている。フランスでは昨年、アラブ・アフリカ系青年たちによる暴動が発生。アメリカでは先ごろ、不法移民への規制強化に対し、ヒスパニック系が抗議行動を展開した。多くの民族を、受け入れて形成されたブラジル。その立場上、移民問題を見過ごすことはできない。政府は、新外 ...
続きを読む »アルゼンチン 関連記事
導師は女性主管=オザスコ文協が移民祭法要
2006年7月4日(火) オザスコ日伯文化体育協会(平塚修会長)と同市議会(宮崎文生実行委員長)共催の日本移民九十八周年先没者追悼法要が、十八日午後三時から、同会館で開かれた。 エミージオ・テレイラ・デ・ソウザ同市市長を始め、丸橋次郎在聖総領事館首席領事や、平塚会長、宮崎実行委員長、坂和三郎サンパウロ日伯援護協会副会長らが挨 ...
続きを読む »観光客、北へ南へ=昨年比20%増の見込み
2006年6月30日(金) 【レビスタ・ダ・フォリア誌四日】七月の休暇シーズンを迎えて行楽のラッシュになるが、当局では今年は昨年比二〇%増の観光客が繰り出すと予想され、早めにスケジュールを立てるよう呼びかけている。 全国旅行代理店協会が加盟社三一〇〇社を対象に調査を行った結果、冬場の観光人気ではバリロッチェ(アルゼンチン)が ...
続きを読む »産休6カ月の実現を=理解示す市や企業増える
2006年6月30日(金) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十七日】出産のための特別休暇(産休)は現在、法律で四カ月と定められているが、これを六カ月に延長する動きが活発化している。全国小児科協会が音頭をとってキャンペーンを繰り広げてきたもので、理解を示す行政団体や企業が増えてきている。 同協会によると、誕生後六カ月までが発育 ...
続きを読む »世界の金融市場再び動揺=米政策金利めぐり=FRB新議長のサイン読めず=ブラジルなど外資流出懸念
2006年6月29日(木) 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十八日】米連邦準備制度理事会(FRB)の政策金利決定を巡って金融市場が二十七日、止め処なく動揺した。世界の金融市場は不安定感が支配し、経済動向は下半期に下降傾向とみられている。株は同時安、途上国は全般にカントリーリスクを引き上げた。サンパウロ市証券市場は、外国の影響を ...
続きを読む »被爆者の人生を記録する映像作家の竹田さんが来伯
2006年6月29日(木) それぞれ違う人生を歩んできた被爆者たちの証言を未来へ―――。 アメリカ、メキシコ、アルゼンチンなどに住む在外被爆者の証言を記録に収めてきたアメリカ在住の映像作家、竹田信平さん(27、大阪府出身)が今月二日来伯、二週間にわたり、在伯被爆者たち約十人に取材した。 記録された証言映像は、国立長崎死没者 ...
続きを読む »好評だった「和風」アート=「女たちの百年」と「青竹展」=リオ
2006年6月29日(木) 「第四回青竹展」と「女たちの百年祭~キッチンからのアート展」が六日から二十一日まで、リオ市のアルゼンチン共和国総領事館のギャラリーで開かれ、約五百人が来場した。 「青竹展」では、七十歳から九十三歳まで二十一人の作品を展示、販売。自分達の作品がスポットライトを浴びた喜びに「この展覧会が生きがいです」 ...
続きを読む »二大スポーツイベント比較=政治色抜き、実力勝負のW杯
2006年6月28日(水) 【エスタード・デ・サンパウロ紙十五日】エコノミスト誌は十日、サッカーW杯とオリンピックの二大スポーツイベントの比較を論じた。もしもブラジルでどっちが面白いか投票したら、迷わずサッカーであろう。同誌は各国の国民気質を特集した。 W杯のメイン会場となったベルリンのオリンピック・スタジアムは、一九三六年 ...
続きを読む »コラム 樹海
「会議は踊る」ではないが、なんとも長く―長い話し合いではあった。日本とブラジルの地デジTVの交渉である。この方式には日米と欧州の3つがあり、アメリカは初めの頃に脱落し日欧が「我が方が優秀」と競い合ったのだが、TV業界などの推す日本方式に決まったのは喜ばしい。云うまでもなく、日本の方式が海外で採用されるのは初めてのことである▼デ ...
続きを読む »「和太鼓の修理もします」=パラグアイ=イグアスー移住地の工房=30数年前製作の日本製=パラー州=ベレンから持ち込まれる
2006年6月21日(水) パラグアイのイグアスー移住地で、十六日、ブラジル・ベレンの汎アマゾニア日伯協会から持ち込まれた、三十数年前に作られた太鼓の皮張り替え作業が行われた。作業を手掛けたのはイグアスー太鼓工房。この工房はイグアスー日本人会(福井一朗会長、岩手県出身)の一部門として、本格的な和太鼓作りに取り組んでいる。 皮 ...
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