ニッケイ新聞 2009年5月13日付け JBC出版の日本文化専門情報誌「Made in JAPAN 日本製」五月号(通算百四十号)が刊行され、日系書店やバンカに並んでいる。 今月号の特集「日本語おもしろ百選」では、漢字のなりたちから、日本独特の言い回しなどを紹介。デカセギに関する記事も掲載している。 一冊七・九〇レアル。問 ...
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コラム 樹海
ニッケイ新聞 2009年5月13日付け 今回は日本政府の英断と言っていいのではないか。弊紙がまっさきに問題として取り上げ、施策が正式発表された先月には日伯両国メディアはもちろん、ニューヨークタイムス紙でも扱われた再入国制限のある日系人帰国支援策に関し、「三年間」を目処とする方針を十一日に打ち出したのは、素早く柔軟な対応であった ...
続きを読む »聖南西=衰退する地方団体の苦悩=山村会長・小川氏、積極参加求め行脚=連載(下)=古代遺跡のような野球場=「なんとか昔のように…」
ニッケイ新聞 2009年5月12日付け 二日午後六時過ぎ、最後に渡辺キイチロウ会長はイタポランガ文協の会館裏を案内した。 丘を削ってつくった観客席付き野球場二面などスポーツ施設があるが、「使っているのはゲートボール場だけ」と渡辺会長。夕焼けに映える立派な野球場が、どこか古代遺跡のように見えた。 次の町、グアピアラにいく車中 ...
続きを読む »国の帰国支援と混同=岐阜県知事が異例の手紙=再入国制限問題で誤解か
ニッケイ新聞 2009年5月9日付け 国のデカセギ向け帰国制度と混同している人がいる――。岐阜県の古田肇知事が日系社会の理解を求める異例の手紙(四月二十三日付け)を、ブラジル岐阜県人会宛てに送ってきた。帰国支援制度には二種類ある。国の日系人支援策の一環としての帰国支援制度には、三十万円を受け取れば日系人としてのビザで再入国でき ...
続きを読む »聖南西=衰退する地方団体の苦悩=連載(中)=山村会長・小川氏=積極参加求め行脚=デカセギとコチア崩壊=「15年間何もしてない」
ニッケイ新聞 2009年5月9日付け 二日午後二時十五分、次は四カ所目、西へ約二百キロ離れたアヴァレー文化体育協会へ。市街地にある立派な会館で、横に大きく「KAIKAN」と書かれている。連盟の活動への参加が非常に少ないという。 渡辺幸子さんは二十年前、最後の婦人部長だった。「あの頃は婦人部だけで五十~六十人いたのよ」。今でも ...
続きを読む »日伯論談=『日伯論談』第2回=日本発=アンジェロ・イシ=デカセギは果たして「烏合の衆」なのか=在日ブラジル人の未来に寄せる期待
2009年5月9日付け ブラジルに住むみなさんはこのところ、日本に住むブラジル人(私は彼ら彼女らのことを在日ブラジル人と称し、早い段階から自分のことを「在日ブラジル人一世」と称している)について、よくも悪くも過剰な報道にさらされ、在日ブラジル人社会があたかも崩壊の一途を辿っているかのような印象を抱いているだろう。 ついにアジ ...
続きを読む »デカセギ子弟を考える=東京芸大教授らが出版
ニッケイ新聞 2009年5月7日付け 【藤崎康夫=東京支社長】一九八〇年代後半、深刻な労働力不足に直面。外国人労働者導入で、窮地を切りぬけたもののアメリカ発の不況の波を受け、生産調整を理由に大規模な「派遣切り」が行われている日本である。 その最初の対象者となったのが派遣外国人労働者である。一方的に解雇され、余儀なく帰国を選ん ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2009年5月7日付け 言葉というのは本当に使い方が難しい。特に《言葉の内容》と《立ち振る舞い》の関係だ。同じ人が日本語で言う場合と、ポ語を使う時は、別人のように身振り手振りが変わるのは良くある。例えば、移住者が電話している様子を見ていても、日本語ではそうでもないのに、ポ語で話している時は、まるで相手が目の前にい ...
続きを読む »【出版】=「『出稼ぎ』から『デカセギ』へ」=上智大の三田教授が新著
ニッケイ新聞 2009年5月5日付け 上智大学外国語学部の三田千代子教授の新著『「出稼ぎ」から「デカセギ」へ ブラジル移民100年にみる人と文化のダイナミズム』(不二出版、二千円)が三月に発売された。A5版、二百八十八頁。 紹介文には、「ブラジルは、日本移民を七十年の長期にわたり制度的に受け入れてきた唯一の国である」と位置付 ...
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ニッケイ新聞 2009年5月1日付け 日本政府が打ち出した日系人帰国支援策のうち、ビザ制限の部分が日米伯で批判を受けているが、言い出しっぺの一人として正直言って少々複雑な思いだ。いろいろな声を聞くからだ▼日本在住のデカセギが主役の話であり、彼らがどう考えているかが本来最も重要だ。彼らが「どうでもいい話」と考えているのであれば、 ...
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