ニッケイ新聞 2009年3月28日付け 帰伯日系人の相談にのったり、職の斡旋をするグルッポ・ニッケイは最近、デカセギ向けの新手の手口が横行していると警告している。リベルダーデにある某派遣会社で、現在も日本に毎月多数派遣しているところがあり、日本の工場で飛行機代だけ払い終わったらすぐ解雇して、放り出すという。その後に別の人を入れ ...
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「日本に残りたい人多い」=飯星、ウー連議が訪日報告=帰伯デカセギの支援を模索=職あっても日語できない=子弟の不就学に対策を
ニッケイ新聞 2009年3月27日付け 【既報関連】金融危機の影響で困難に直面する在日ブラジル人の現状視察、支援の呼びかけのために、今月十四日から訪日中だった伯日国会議員連盟会長の飯星ワルテル下院議員と副会長のウィリアン・ウー下院議員が帰国し、二十三日午前十一時からサンパウロ市ホテルで記者会見を開いた。「職を失ってもなお、ブラ ...
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ニッケイ新聞 2009年3月27日付け サッカー研修のため中沢サッカー・スタースに滞在中の山口アントニオさん。サンベルナルド・ド・カンポ市出身の二世で、九〇年に訪日後、地元の社会人チームでプレーした経験も持つ。滞日十八年あまり。来社した折にも流暢な日本語で説明してくれたが、子供時代にサンベルナルドの文協で勉強したことが役に立っ ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2009年3月27日付け 「日系人」の地位を三十万円で売るかのような取引きが、日本の与党案で堂々と検討されているというのは、ずいぶんとひどいニュースではないか。コロニア社会面既報だが、デカセギ帰伯支援のふりをして、実は「日系人追い出し」を画策しているようだ。たかが三十万円をもらったら、二度と日系人として日本の土を ...
続きを読む »■記者の眼■帰ったらデカセギじゃない!?=与党支援策の隠れた一面
ニッケイ新聞 2009年3月26日付け 〃日系人〃という身分を三十万円と引きかえにする人がどれだけいるのか――。 今月十九日、自民、公明両党の新雇用対策プロジェクトチーム(座長・川崎二郎元厚生労働相)が緊急雇用対策をまとめ、麻生太郎首相に提出した。 雇用調整助成金や職業訓練中の生活費支給などの各対策に加え、共同通信によれば ...
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ニッケイ新聞 2009年3月24日付け 長年、研究員の不在が続いていたことから、「医者のいない病院」と揶揄されてきたサンパウロ人文科学研究所。このたび「本来の役目に立ち返るべく」奨学制度を設け、企業や篤志家の協力を仰いでいくという。とはいえ「現在の不況ではなかなか厳しい」と表情を曇らせる理事たち。しかし、このままでは資料が死蔵 ...
続きを読む »伯日議連がデカセギ支援要請=飯星、ウー連議が訪日=麻生首相、閣僚らと懇談=新幹線方式支援も表明
ニッケイ新聞 2009年3月21日付け 伯日国会議員連盟会長の飯星ワルテル下院議員、副会長のウィリアン・ウー下院議員が十四日から訪日し、関係閣僚、自治体、ブラジル人団体・企業の関係者らと相次いで懇談した。雇用・生活の危機に直面する在日ブラジル人の現状視察、支援の呼びかけを目的とした今回の訪日。十七日には日ブラジル会議員連盟会長 ...
続きを読む »第31回県連ふるさと巡り=旧都=歴史あるリオ日系団体との交流=第3回=サンタクルース=「苦労したけど幸せ」=郷土の味を子々孫々に
ニッケイ新聞 2009年3月20日付け 「あの炊き込みご飯を作ったのは保科さんだと聞いてきました。あの味は、三重県ではないですか。私が作るのと同じ味がします」 会館の裏方で、第一次入植者の保科静江さんを取材していると、一行の多川富美子さん(72、三重)が息せき切ってやってきて、驚いた様子でそう尋ねた。 交流会の昼食では、サ ...
続きを読む »コラム オーリャ!
ニッケイ新聞 2009年3月20日付け ブラジリアであった領事当局間協議。領事局長が訪伯、説明したこともあり、ブラジル代表者は「在留ブラジル人に施策を講じた国は日本だけ」と高く評価したという。 ハローワークの外国人相談員の増員や日本語教育が主だが、あくまで短期間。日本人でも苦しい状況だけに、国民感情を考えれば、対応の難しさが ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2009年3月20日付け 「現存する最古の日系校は赤間学院(一九三二年)」だと先週の本欄で書いたが一部間違いがあった。お詫びしたい▼一九三二年に創立されたのは郷原満寿恵さんの日伯実科女学校で、サンパウロ市に現存する日系校ではこちらが最古だ。現在も孫の中原啓子さんによってOEN保育学園として受け継がれている。郷原さ ...
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