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デカセギ 関連記事

第42回県連故郷巡り=時を遡る―奥パからノロ線へ=第2回=Oクルス=「市民にとって歴史の恥部」=正信偈の中、焼香の列並ぶ

歓迎の言葉をのべる乃美パウロ会長

 マギノニ記者はさらに「あの時、町では日本人を探し回って殴る蹴る引きずると酷いことをしたと、大きくなってから聞いた。祖父の判断を誇らしく思う、彼は正しかった。たった一人の日本人の罪を、他の日本人全員に償わせるようなことをしたのは明らかな間違い。あのようなことが起きたことを思い出すたびに恥ずかしくなる。我々全ての市民にとっての歴史 ...

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JICA室澤所長帰国へ=研修経験者に期待込め

任期を振り返る室澤所長

 国際協力機構(JICA)ブラジル事務所の室澤智史所長(57、京都)が帰国するにあたり8日、あいさつのため本紙を訪れた。2011年11月の着任から3年5カ月、2度目のブラジル赴任を終えた。 1987年から約4年間、サンパウロとブラジリアで勤務した。「当時と比べると世代交代が進み、少し寂しい印象もある。日本人の経営する専門店も減っ ...

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大耳小耳

 今週末4日の青葉祭りはいつもの冷やし中華に変わり、日本では一般的だが、こちらでは珍しい「イカ入りソース焼きそば」が提供されることに。また栄養価が高いとして評判の植物、モリンガの苗も用意されるという。安心で美味しくて安い―と三拍子そろったアデスキの加工食品はもちろん、兵庫県産のり、柿なども引き続き販売中。お目当ての商品がある方は ...

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CIATE 大嶽氏帰国=今後は弁護士業に注力へ

任期を終えた大嶽さん

 国外就労者情報援護センター(CIATE、二宮正人理事長)専務理事の大嶽達哉氏(46、愛知)が離伯前日の24日、帰国あいさつのため本社を訪れた。海外日系人協会の嘱託として12年4月から赴任し、就労支援、帰国者対応業務に当たった。 3年間を振り返り、「09年リーマンショックの帰国ブームの終わりごろから着任した。10年、11年は年間 ...

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3・15デモ=日系人も共に立ち上がる=汚職撲滅願いデモに参加=パ大通り埋める群集の中に=「日本の様にするために」

初めてデモに参加したという藤崎夫妻

 15日には全伯で200万人もがデモに参加し、92年コーロル弾劾デモ以来の参加者を各地で記録した。この反PT、反ジウマ抗議行動の頂点は、なんといってもサンパウロ市のパウリスタ大通り周辺だった。その中には、普段は抗議活動にはあまり積極でない日系人の姿も珍しく多くみられ、現政権下の汚職や増税に対する不満が広い層で共有されていることが ...

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大阪・聖姉妹都市交流=出稼ぎ子弟が親善大使に=奥泉さんが出発報告

奥泉みどりさん

 昨年で姉妹都市提携45周年を迎えた大阪・サンパウロ姉妹都市交流事業により、奥泉みどりさん(18、三世)が親善大使として8日から15日間、日本を訪れる。 親善大使の派遣は5年に一度だったが、3年前から毎年実施されている。 奥泉さんは4歳でデカセギのため両親と共に訪日し、小学校5年生まで愛知県豊川市で日本の教育を受けた。「また日本 ...

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現代日本風商売が次々に=青年たちが果敢に挑戦

一番売れ筋のクレープ・エスペシャルを手に石川さん

 うどん、お好み焼き、弁当などデカセギ世代が日本の色々な今風の食文化導入を試み、新しい商売が栄枯盛衰を繰り返している。中でも今回紹介するのは、珍しく日本式クレープの「Hachi」と、デカセギ経験はないがアニメや特撮戦隊モノが大好きでパンク系和風居酒屋「IZAKAYADA」まで開いてしまった興味深い例だ。現代日本風にこだわりを持つ ...

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CKC=モジで第2回連帯強化会議=組合間の連携強化の道探る

村上代表の説明を聞く参加者ら

 日本の農林水産省の「平成26年度中南米日系農業者連携交流委託事業」の一環として、中央開発コーポレーション(以下CKC、山口達郎代表、本社=東京都新宿区)が6、7の両日、サンパウロ州モジ市で「第2回連携強化会議」を行った。 当地を中心にアルゼンチン、パラグァイ、ボリビアから約50人が集まり、初日は各研修の代表者報告、日本の講師に ...

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漫画を突破口に、ブラジルでの将棋文化普及はなるか(前編)

 日本移民の高齢化が進み、次世代への日本文化継承が急務とされる昨今、ブログ子の愛好する将棋文化もまた消滅の危機に瀕していた。  「囲碁漫画の『ヒカルの碁』が翻訳出版され、囲碁人口が増えたように、将棋漫画が出版されれば将棋人口も増えるのではないだろうか…」と思いついたブログ子は、将棋文化普及の糸口を探しに、2001年の事業開始から ...

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樹海

 「人間は事業も研究も運動も何もかも一緒にやれる。しかし居住だけは別にしたほうがいい」。産経新聞に掲載されたこんなコラムが今、話題になっている。「居住区だけは、白人、アジア人、黒人というふうに分けて住む方がいい、と思うようになった」と書くのは作家で日本財団の元会長の曽野綾子氏である▼それは数十年前に訪れた南アフリカの一風景から、 ...

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