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デカセギ 関連記事

日伯論談=第16回=ブラジル発=佐野シルビオ=「日本へ向かった夢」=―Sonhos Que De Ca Segui―

2009年8月22日付け  経済危機の中、ブラジルを含め世界中の人々が動揺している。感じていない人もいるだろうが、海外で働く我々の同胞もまた、その波に苦しんできた。日本へのデカセギ労働者に関しても、何の準備もできないまま、思いがけない帰国現象が起こった。  日本で産まれた子、幼い頃に日本へ連れてこられた子供がいる家族の場合、さら ...

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ISECが『カエルの教室』開講=帰伯子弟に無料ポ語教室=「誰かがはじめなきゃ」=生徒、教師を募集中

ニッケイ新聞 2009年8月21日付け  「ポルトガル語が話せない子供たちがたくさん帰ってきている」――。デカセギ子弟問題に取り組むISEC(文化教育連帯学会、吉岡黎明会長)のカエル・プロジェクトが、九月から子弟向けの無料ポルトガル語教室を開講する。「誰かが始めないと」――、そんな関係者の思いからスタートした教室の名は「カエルの ...

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JICA教師海外研修=集住地区から8人が参加=「教育現場の責任感じた」

ニッケイ新聞 2009年8月19日付け  先月三十一日から今月十一日まで行われた国際協力機構(JICA)実施による「教師海外研修」の報告会が十日午後二時から、テレビ会議によって開かれた。  ブラジリアのJICAブラジル事務所、サンパウロ支所、国際中部センターの三カ所をJICA―NETで繋いだ。  江口雅之ブラジル事務所次長、千坂 ...

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佐野シルビオさん著書再販=デカセギへの理解深めて

ニッケイ新聞 2009年8月18日付け  作家で建築家の佐野シルビオさん(59、二世)がこの度、著書「SONHOS QUE DE CA SEGUI」第二版(ペンネームSilvio Sam、三十レアル、二百十五ページ、ポルトガル語)を自費出版した。  一九九七年の第一版から十二年振りの出版になった。「経済危機でデカセギが大量に帰国 ...

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大耳小耳

ニッケイ新聞 2009年8月15日付け  農大慰霊祭の後、サンパウロ市農大会館で懇親会が開かれ、留学生OB近藤和彦フェルナンドさん(31、二世)も出席。十五歳までグァタパラ移住地で育ち、西村農工学校を卒業後、夜間大学へ通っていたが、農大OBの伯父の勧めで九九年から四年間留学した。「母校という感覚はないが」と前置きしながらも、「み ...

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大耳小耳

ニッケイ新聞 2009年8月14日付け  演歌歌手井上祐見さんが十四日から約一カ月、十二カ所で公演やアトラクションへの出演、交流会などを行う。到着当日は、南米ファンクラブブラジル支部の小山昭朗・世話役が事務所を開放、歓迎会を開く。「今年もじいちゃん、ばあちゃんに日本の歌を聞かせに〃帰って〃きてくれる」と嬉しそう。来伯公演今年十一 ...

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1人の移民として頑張りたい=リオ・ブランコ受章の児玉さん=浜松市内で祝う会を開催

ニッケイ新聞 2009年8月12日付け  【既報関連】ブラジル最高勲章の一つ、リオ・ブランコ勲章オフィシアル位を六月十日に受章した児玉哲義さん(43、二世、世界空手道連盟士道館静岡県本部長師範)を祝う会が、七月十九日、浜松市内のホテルで開かれた。児島氏が副会長を務める「日伯交流協会」(川勝平太会長)が主催し、塩谷立文部科学大臣、 ...

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移民と在日ブラジル人の教育比較=日伯で共同研究開始=外国人子弟教育改善にも=資料提供を呼びかけ

ニッケイ新聞 2009年8月12日付け  国際交流基金の知的交流会議助成プログラムの研究プロジェクト「子供の移動と教育―戦前・戦中期ブラジル日系移民子弟教育と在日ブラジル人子弟教育の状況比較研究」の発表記者会見が七日午後、基金サンパウロセンターで行われた。研究代表者の根川幸男・ブラジリア大学助教授は、「今まで両者は別個のテーマと ...

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コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2009年8月8日付け  「永住」と聞いても昔はピンとこなかった。海外旅行は庶民にも手が届く時代で、縁があって外国に住む人も。何があるか分からないから「永遠に住む」という言葉に違和感があったのだが―。  日本で今、外国人登録者が減少する一方、永住権取得者が増加。不況を機に、在日ブラジル人が根づこうとしている。  永 ...

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日伯論談=第14回=ブラジル発=中川デシオ=移住と精神の健康

2009年8月8日付け  まずは、いくつかの視点を織り交ぜたフィクションから始めるとしよう。それなら、読者も共に考え自身の結論を導き出すことができるだろう。読者の皆さんが日本に在住するブラジル人子弟の日常生活に考えをめぐらせる機会になることを期待したい。  パトリシアは、十歳の元気な女の子だ。毎朝、目覚し時計が鳴り響くとゆっくり ...

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