特集 2010年新年号 ニッケイ新聞 2011年1月1日付け 「日本語学校、文協、センター、大学などみんなが連鎖している。みんなが良くならないと日本語のレベルは上がらない」。ブラジル日本語センター(谷広海理事長)の設立25周年を記念して2010年10月24日に開催されたシンポジウム「10年後の日本語教育を考える」の講評で、US ...
続きを読む »ニッケイ 関連記事
学校が地方文協存続の要=シンポ「10年後の日本語教育」=ピラール・ド・スル日伯文化体育協会学務理事=南 満
特集 2010年新年号 ニッケイ新聞 2011年1月1日付け サンパウロ市から南西に140キロ入ったピラール・ド・スルへの初入植は、戦争直後の1945年だった。最初は農家の倉庫を間借りしてこっそり寺子屋式で、「日本語教育は険しい道のりだった」という。 67年に現会館ができ、70年には寄宿舎兼日本語学校が建設されたが、父兄は農 ...
続きを読む »日系生徒は全校に良い影響=コレジオVIP校長=ジョージ・デ・オリベイラ
特集 2010年新年号 ニッケイ新聞 2011年1月1日付け 「なんで日本語の授業を入れているか。私がツッパンで幼少期を過ごし、日系人に囲まれて育ったことも影響している。おにぎり、刺身、モチとか美味しいものを一緒にいっぱい食べた」と移民大国ならではの体験を披露する。 1995年にサンパウロ市に創立した時、「苗字から生徒の13 ...
続きを読む »学校が無くなれば文協も=インダイアツーバ日本語学校運営協議会会長=安部 誠
特集 2010年新年号 ニッケイ新聞 2011年1月1日付け 「日本語学校がなくなったら、文協自体がすぐになくなってしまう」。安部さんは、そう強い危機感を最初に表明した。文協がなくなるだけでなく、「日本語学校がなくなったら、日系人が日本文化を維持することも難しくなる」とたたみかける。 「私は3歳で日本からきて耕地に入った。親 ...
続きを読む »多文化に役立つ日語教育=UNESPバウルー校教授=小林マリア・ド・カルモ
特集 2010年新年号 ニッケイ新聞 2011年1月1日付け 「ポルトガル語には雲の様子をしめす擬態語はありません」。カルモ教授はそう日本語の特徴を端的に説明し、母国語(ポ語)以外の言語を学ぶことのメリットをあげる。「夫の家系では私は初めての非日系」と自己紹介した。本人は500年の歴史を持つポルトガル系白人の末裔だが、日系であ ...
続きを読む »現有施設の活用で活性化=汎スザノ文化体育農事協会(ACEAS)元会長=東 ルイス
特集 2010年新年号 ニッケイ新聞 2011年1月1日付け 「僕はあまり日本語が得意じゃないから、ポルトガル語で話します」と前置きしながらも、日本教育や祖先からの文化継承に関しては並々ならない情熱が感じられる。 「最初はアセアスの会員をどう増やすか、文協をどう持ち上げるかという命題だった」と学校創立の意外なきっかけを明かす ...
続きを読む »実行委員会の最終提言
特集 2010年新年号 ニッケイ新聞 2011年1月1日付け 次世代に対する日本語教育である継承日本語教育は、もはやその必要性や良さを話し合う段階ではなく、今私たちがしなければいけないのは、それを続けていくためにどうすればいいのか、何ができるのかを考え実際に動くことです。それを行うには色々な面で非常に大変です。先頭に立って引っ ...
続きを読む »「勝者の秘密」講演再録=650万部のベストセラー作家
特集 2010年新年号 ニッケイ新聞 2011年1月1日付け 国際就労者情報援護センター(CIATE=二宮正人理事長)が11月6日に主催した国際シンポジウムのとりを飾ったのが、新屋敷ロベルトさんの講演だった。今までに著書は17冊もあり、累計650万部を売り上げるブラジル屈指のミリオンセラー作家で、引っ張りだこの自己啓発講演家、 ...
続きを読む »卒寿過ぎてなお旺盛な執筆欲=土俗化する移民を描く=「日本人の臨界」とは
特集 2010年新年号 ニッケイ新聞 2011年1月1日付け 松井さんの紡ぐ物語では日本的な世界観とブラジル的な出来事がない交ぜになって展開する。日本語で書いてあるが、当地のセンスがしっかりと入り込み、まるで外国文学を読んでいるような味わいが生まれ、どこか滑稽で残酷、幻想的な南米文学の薫りが溢れている。 還暦の頃、息子がスー ...
続きを読む »新聞社に望むこと=愛読者に要望聞く
特集 2010年新年号 ニッケイ新聞 2011年1月1日付け 年々経営が厳しくなる邦字紙だが、編集部では少しでも楽しんでもらえる紙面作りを目指し、日々試行錯誤を繰り返している。今以上に紙面を良くするアイデア、提案を聞いてみた。これ以外にも具体的な要望があれば、ぜひ編集部まで手紙などでお知らせを。もっと身近な新聞に=佐々木大介( ...
続きを読む »