ニッケイ新聞 2012年2月16日付け 60年代のボリビアが、いかに東西冷戦という世界の2大勢力が激突する焦点となったかを前節では振り返ったが、それを象徴する登場人物が〃リヨンの屠殺人〃だろう。 当時、ボリビア軍事政権を支援していた米国は、驚くべき反共的人物を送り込んでいた。第2次大戦中にドイツ親衛隊の大尉だったクラウス・バ ...
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全日空の直行便が就航か=今年5月までに正式決定=来年3月には運行開始へ=坂本ブラジルANA代表「実現の可能性大」
ニッケイ新聞 2012年2月16日付け 日本の翼が再びブラジルに——。全日本空輸株式会社(ANA、以下全日空)が、昨年10月から日本—ブラジル直行便の就航を検討している。ブラジル全日空の坂本エドゥアルド代表は「5月までにはっきりする。実現の可能性は高い」と本紙の取材に答えた。正式決定すれば、来年3月には運航を開始する見込みだと ...
続きを読む »援協=ボランティアは要らない!?=移転先なく…活動を休止
ニッケイ新聞 2012年2月16日付け 「また引越しになるわね」——。狭い部屋に押し込められたミシンの山を前にため息をつくのは、日伯友好病院ボランティア代表の山下光子さん(80、二世)だ。 昨年末までは援協旧本部があった文協ビル5階部分で、シーツなどの裁縫作業を行っていた。 しかし、援協が売買契約を結んだ県連が先月16日に ...
続きを読む »人文研=水野龍研究の経過を報告=元JICAボランティア 中村茂生氏が勉強会で
ニッケイ新聞 2012年2月16日付け サンパウロ人文科学研究所(本山省三理事長)が定期的に開いている勉強会で31日、05年からJICA青年、シニアボランティアで計3年半、ブラジルに滞在した中村茂生さん(42、高知)が『水野龍の移民思想』をテーマに現在住む高知県で行っている研究の経過報告を行った。 中村氏は、水野家が生まれた ...
続きを読む »塩田健康センター=道家医学集中講義に全伯、セネガル、日本から
ニッケイ新聞 2012年2月16日付け 気功法や太極拳など道家医学を実践する塩田健康センター(塩田憲一代表)が先月21〜28日に実施した道家医学を指導する集中講義に、ブラジル各地や日本、セネガルから参加者15人が参加した。 指圧や針、太極拳など道家、東洋医学の実践を行う塩田氏は、06年からセネガルの4つの大学で指導を続けてい ...
続きを読む »飯星補欠下院議員が訪日=要人らとの会談を報告
ニッケイ新聞 2012年2月16日付け 先月24日から31日にかけて訪日していた飯星ワルテル補欠下議(PSD—SP)は日本での活動報告会見を7日、文協ビル会議室で行った。 静岡県浜松市と愛知県名古屋市で開かれたブラジル経済と対伯投資に関する講演会の出席が主な目的。「ブラジルに対するイメージが良い方へ変わりつつあることを感じた ...
続きを読む »■今週末の催し
ニッケイ新聞 2012年2月16日付け 日曜日(19日) コチア青年連絡協議会定期総会、午前10時、宮城県人会館(Rua Fagundes, 152, Liberdade) ◎ 柿専門家・松村博行氏の講演会、午前9時、ピラール・ド・スル教育局講堂(Av. Papa Joao XXIII, 1175, Campo ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2012年2月16日付け 全日空が世界に先駆けて開発したボーイング787。開発に参加した企業は、下請けを含めると世界で約9百社、「世界各国の航空会社から677機の受注を決めた航空機史上の大ヒット作」と同社も自負するほど。航空業界の流れに反する中型旅客機開発にボーイング社も渋ったようだが、最先端の技術を詰め込んだ最 ...
続きを読む »大耳小耳
ニッケイ新聞 2012年2月15日付け ミナスジェライス州ベロオリゾンテで開かれた第一回日本祭りでは、日本文化のワークショップが大人気だった。風呂敷のワークショップでは、買い物用バックやベルトにつなぐポシェット、ペットボトルの飲み物を入れる風呂敷の結び方などをレクチャー、参加者は「すごく便利!」と大喜びだった。サンパウロから訪 ...
続きを読む »コラム 樹海
ニッケイ新聞 2012年2月15日付け 年明けからカーニバル後まで日系イベントがない。いわゆる「ネタ枯れ」で邦字紙記者泣かせの時期。頼りはシーズン真っ盛りの総会だが、同日に重なることが多く、自然と優先順位は役員改選の有無になる。愛知県人会では、38歳の小松ジェニ会長が誕生した。豊田瑠美会長に続き、二代続いての女性会長でもある▼ ...
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