2009年11月7日付け 日伯関係の新時代の幕開けが告げられた。現在、新たな国際環境のもと、二国間の関係はより高度な関係へと質的変化を遂げつつある。 日伯経済関係は50~70年代に、ウジミナスはじめナショナル・プロジェクトやセラード事業に象徴される黄金時代を迎えた。 その後、ブラジル経済の混乱・日本経済の停滞により終止符を ...
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県連ふるさと巡り=アマゾン80周年式典へ=過去最多の211人参加=連載《4》=ベレン=平和劇場や市場を散策=「二、三世の時代ですね」
ニッケイ新聞 2009年11月4日付け ベレン滞在3日目も午前中、平和劇場(Teatro da Paz)へと向かった。道すがら、栃木県人会長の坂本アウグスト進さん(64)と話す。 終戦直後1945年8月15日にサンパウロ州グァラサイで生まれたという坂本さん。昨年までサンパウロ市で薬局を経営、ふるさと巡りに参加するのは初めて。 ...
続きを読む »県連ふるさと巡り=アマゾン80周年式典へ=過去最多の211人参加=連載《3》=「世代交代の節目に」=ベレンでアマゾニア祭り
ニッケイ新聞 2009年10月31日付け マンゴー並木が延々と続くアマゾン河口の港町ベレン。19世紀中頃から20世紀前半にかけてゴム積出港として栄え、今は人口150万人を有する東部アマゾンの中心都市だ。 1616年にマラニョン州サンルイスから移ったポルトガル人により開かれたこの町には、今も外部からの侵略に備えた要塞の跡が残る ...
続きを読む »百周年評価シンポ=8分野で一世紀を評価=若者層取込みが課題=「200周年を祝うだろう」
ニッケイ新聞 2009年10月31日付け 百周年協会(上原幸啓理事長)とブラジル日本協会(Instituto Brasil-Japao、中矢レナット理事長)が共催する100周年評価シンポジウムが26~27日に、サンパウロ市の国際交流基金日本文化センターで行われ、この百年間の日本移民やその子孫のブラジル社会への貢献を八つの分野に ...
続きを読む »日系人対象の職業訓練=広島の専門学校が開講=農業、福祉で新たな道を
ニッケイ新聞 2009年10月27日付け 【中国新聞】不況で職を失った日系ブラジル人たちを対象にした職業訓練コースが今月、広島市内で始まった。開講したのはIWAD環境福祉専門学校(南区)。厚生労働省の緊急人材育成支援事業の一環で、農業や福祉分野の実習で技能を身に付け再就職を目指す。 各労働局などによると、日系外国人を対象にし ...
続きを読む »現代の開拓者たち=新境地拓く在日ブラジル人=(3)=語学力武器に仕事探し=タガログ語学ぶ中尾さん
ニッケイ新聞 2009年10月20日付け 【愛知県知立市発】「今回の選挙はどうなると思いますか」。「鳩山さんはどうかなあ」。日本国籍も持つ二世の中尾文雄さん(68)は、テレビを見ながらさまざまな質問をぶつけてくる。 一見すると、のんびり引退後の生活をしているようだが、まだまだ現役を退く気はない。机には日ポ語の辞書やタガログ語 ...
続きを読む »現代の開拓者たち=新境地拓く在日ブラジル人=連載(1)
ニッケイ新聞 2009年10月14日付け 金融危機の開始からちょうど1年、これから日本はまた冬を迎える。わずか1年前には32万7千人を数えた在日ブラジル人のうち、すでに約5万人が帰伯した。例えば、エスタード紙9月6日付けでは「4万7千人が帰国し、うち3400人は日本政府による30万円の帰国支援策を受けており、この列には6600 ...
続きを読む »日本財団佐藤氏=援協福祉センターを視察=「こんなに立派とは」
ニッケイ新聞 2009年10月10日付け 来伯中の日本財団(笹川陽平会長)国際協力グループ長の佐藤英夫氏が5日午前、同財団が25万9800ドルの助成金を給付したサンパウロ日伯援護協会(森口イナシオ会長)の社会福祉センターを視察し、医療機器の目録贈呈式を行った。 この助成金は今年7月、福祉センターへ設置する医療機器購入費として ...
続きを読む »クラコランジア=1人1人に自国の言葉で=外国人路上生活者に対応=取締りで周辺の犯罪増加も
ニッケイ新聞 2009年10月6日付け 7月22日からのサンパウロ市クラコランジアでの新麻薬取締り作戦開始後にサンパウロ市が行った分析によると、セントロには外国人路上生活者も多く、その大半が薬物中毒に陥っていると5日付けエスタード紙が報じた。 7月23日付け本紙既報の様に、同取締り作戦は市警や軍警、サンパウロ市とサンパウロ州 ...
続きを読む »アマゾンを拓く=移住80年今昔=【ベレン・トメアスー編】=《27》=北伯日系人は5万人=都市部で活躍多様化へ
ニッケイ新聞 2009年10月2日付け 「サンパウロから入ってアマゾン通って、カリブ海、ゴールはメキシコに決めてたんですがね」。真面目な顔をしてユニークなことを言うのは、汎アマゾニア日伯協会の事務局長、堤剛太さん(61、宮崎県出身)の専売特許だ。 飛行機移住3回目の1974年にJICA海外移住研修生として渡伯した。「日本人が ...
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